2022年1月9日(日)。
志道塾一同で、上泉町の「お焚き上げ」と「八木節奉納」に参加してきました。年中行事のなかでも新年のイベントとあって、一同、身も心も引き締まる思いです。
上泉町の「どんど焼き」は、全国規模で見てもかなり大掛かりなもので、直径15mもあるとのこと。刈り入れの終わった田んぼの中に組まれた、大きなやぐら。その前で殺陣のパフォーマンスをしました。
田んぼの中で殺陣をするなんて、滅多にない貴重な機会。特に主宰・太田は、上泉伊勢守をイメージした、朱槍の殺陣を披露しました。
演武終了後の温かい拍手に加え、上泉町の皆様からはたくさんの温かい声援をいただきました。
「かっこよかったよ!」
「がんばって!」
「舞台、観に行くからね!」
そんな皆様の声を聞いて、4月の舞台に向け、決意を新たにした新年の幕開けでした。
殺陣パフォーマンスの後、いざ「どんど焼き」のやぐらに火が付くと、その勢いは猛烈なもの。戦国の頃、「上泉でのろしが上がれば、箕輪城まで見えた」という伝説の如し。煙は渦を描いて舞い上がり、炎は近寄れないほどの熱さ、竹の激しく爆ぜる音。
なにより、お集まりの地域の方々のやさしさと温かさに触れ、上泉への、作品への意欲が増した一日となりました。
「どんど焼き」の終了後、上泉伊勢守睦会の皆さんによる八木節披露があるということで、私たちも同行させていただきました。八坂神社・諏訪神社・上泉町自治会館の伊勢守銅像前の3ヶ所で、皆様が八木節を奉納するのを拝見しました。
志道塾のメンバーは、初めて生で見る八木節に、興味津々。上泉町ならではの八木節はとても素晴らしく、夢中になって見入っていました。
こちらの八木節隊の方々は、4月に上演する舞台「一槍の魂」の時にも、実際に八木節を披露されます。ぜひお楽しみに!
ではまた、次の活動報告でお会いしましょう!
(記事:彩野)
次回は、頂いた「応援の声」をご紹介させていただきます。