どうも。SOZOWスタッフのいがちゃんです。SDGs部の軌跡②です!
※前回分、1分ほどで読めるのでぜひ。
「環境に優しい廃油石鹸を売り、その売上を世界の貧困地域に寄付したい」
モコモコちゃんの発言から始まったSDGs部ですが、
「最終的に、何を目的とする部活か」で意見が分かれます。
「自分は、環境のため」「自分は、貧困地域のため」「私は、両方」
着地点の見つからない議論。どうなるのでしょうか。
「何のための活動なのか」の話し合いは数日に渡りました。
その間に活動はストップ。そんな中、部長のモコモコちゃんが言いました。
「最近は、話し合いばかりで何も進んでいない。行動したい」
「もう会議は良いから、廃油石鹸をつくって買ってもらおう。行動しよう」
これまで話し合ってきた他のメンバーはおどろきます。
「それだとここまでの話し合いは無駄じゃないか」
「廃油石鹸をするかどうか、決めるための話し合いだったじゃないか」
モコモコちゃんは、なぜこんなことを言い出したのでしょうか。
モコモコちゃんは、話し合いを重ねすぎて、皆が言ってることを部分的に理解できても、全ては理解できていなかったのです。
ただじわじわと「廃油石鹸がつくれなくなるかもしれないこと」を感じ、それが辛かったそうです。
話し合いのメンバー全員に、相手の意見を聞き入れる姿勢はありました。
発言の1つひとつを議事録に取ったり、ときどき話をまとめたり。
それでも「チームの存在意義」や「本当に社会に価値がある活動は何か?」と言った話は、難しかったのです。
大切な話が理解できないことや、必要な話に決断をできない自分に、モコモコちゃんは責任を感じ、
「私はSDGs部のリーダーの器じゃない。リーダーを誰かに代わって欲しい」と言い始めます。
今回はここまでです。
この状態からどうやって今の活動につながるのか。
SDGs部の軌跡③につづきます。