いつもあたたかいご支援・ご協力ありがとうございます。
プロジェクト企画・実行者の松沼です。
現在、行ってる、被災地の支援活動についてご報告致します。
このように、私たちは、現地のボランティアや被災者の方々と協力して、被災者の日々の命を繋いでいくため、今できるせいいっぱいの支援をしています。
このクラウドファンディングでは、被災者の方々の今後の生活再建に向けての、家屋の修繕費用や、食料や医薬品・生活支援物資の配給のための支援をお願いしています。
皆さま、もしよろしければ、台風による被害で、未だに家も電気も水もない生活を強いられている被災地の人々の命を支えるため、子どもたちの未来への希望と、その純真な笑顔を守っていくため、今後ともご支援・ご協力をお願い致します。
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先週末、台風22号の被災地である、フィリピン・セブ島の山岳スラムにて、食料や物資の配給と炊き出しの支援活動を行いました。
被災地の山奥のこの小さな村では、未だに停電と断水が続き、地滑りによって崩れた峠道は復旧せず、孤立状態に置かれています。
もちろん政府や大きな団体等からの支援の手も届かず、復興支援から取り残されたような状況となっています。
NGOではそのような、忘れられた被災地を中心に、現地ボランティアや被災者の方々と協力して、草の根の支援活動を行っています。
被災した家庭への食料などの支援物資の配給と炊き出し、また、子どもたちを集めて、ちょっとしたゲームをしたり、台風による被災で、クリスマスに渡せなかった、ほんのささやかなものですが、クリスマスギフトを配りました。
台風により、村のほとんどの家の屋根と壁は吹き飛び、多くの家は倒壊し、人々はとても困難な生活を送っていますが、そんな暗闇の中に、ほんの少しでも明かりを灯せたら、笑顔を届けられたら、と思います。
ゲームをして、みんなで遊んで、お菓子をもらって、唄を歌って、炊き出しのご飯を食べて、家族やそれぞれへのギフトや食料等の支援物資を受け取って、村の人々や子どもたちも、とても喜んでくれました。
忘れられない台風の恐怖と、今の辛い日々、そして未来への不安で、ともすると沈んだ気持ちになってばかりの毎日に、久しぶりに明るい笑顔が咲き、子どもたちのはしゃぐ声が、この山奥の寒村にこだましました。
ほんとうに、小さな手助けでしかありませんが、せめて自分らの、被災者の方々を思いやる気持ちが届いたらいいな、と思います。
「忘れてなんかないよ」
「いつも側にいるよ」
「だから一緒に乗り越えよう」
そんな思いを、わかちあえたらいいな、と思います。
「また来るからね」
「きっとまた笑顔で会おうね」
小さな小さな、でもとてもあたたかい、思いのこもった支援と共に、被災者の方々や子どもたちと有意義なひとときを過ごし、いつしか陽が暮れていきます。
未だ電気が復旧していない村は、灯りが点くことはなく、真っ暗になります。
ガレキの散乱した峠道は、真っ暗になると危険なので、ちょっと急いで、村を後にします。
たくさんの思いを残して、そして、これからの約束を刻んで、、、