はじめに・ご挨拶
はじめまして。さつま町永野に鎮座します南方神社(みなみかたじんじゃ)の書記会計係を努めております高橋健二(たかはしけんじ)と申します。南方神社は戦国時代(16世紀頃)からこの小さな町で地域の民衆から慕われた建御名方尊(たてみなかたのみこと)を地域の神様として祀っている素朴で質素な神社です。この度は、神社参道の改修工事に係るクラウドファンディングへの投稿をさせて頂きます。
このプロジェクトで実現したいこと
神社参道の修復工事を実施するためのご支援を募らせて頂きます。神社に至る参道の安全を確保したいと考えております。
私たちの地域のご紹介
さつま町は山々に囲まれた小さな町で、霊峰の紫尾山(しびさん)、南九州一の大河である川内川(せんだいがわ)の上流、温泉通をうならせる県内有数の温泉、宮之城島津(しまず) 家や西郷菊次郎(西郷吉之助(隆盛)(さいごうさぁ)の長男)ゆかりの地である永野金山など、数多くある歴史的文化遺産と、竹の町(かぐや姫のロマンを継承)ならではの景観や、たけのこを使ったご当地グルメをはじめ、自然豊かで静かな田舎町です。何よりも、純朴な人々が暮らしている静かな風景が素敵かなと思います。
プロジェクトを立ち上げた背景
南方神社は度重なる自然災害の、なかでも令和3年7月の豪雨で参道の一部が被災したため、参拝者の安全を確保する目的で、この度は参道の修復工事を実施することといたしました。
神社の予算が不足し、工事費用の一部(半分)を皆様から広くご支援賜りたく、クラウドファンディングに掲載させていただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
町の過疎化や少子高齢化が進むなかでも、神社の氏子や崇敬者から寄せられる初穂料や神宮大麻(じんぐうたいま(伊勢神宮の大麻))、御守(おまもり)等の販売、お賽銭(さいせん)による収入で神社の維持管理を行うことが本筋ではございますが、この年は豪雨に見舞われやむを得ず、広く多くの方がたからのお力添えを求めています。
これまでの活動
さつま町永野の各集落からは20名の総代(集落の氏子の代表)が選ばれ、毎年9月下旬に行われる例大祭(れいたいさい(初穂(はつほ)の恵みを神社の神様に感謝する祭典))を中心に、神社周辺の清掃や大祭の準備活動等を年間行事として進めています。昨年と同様、新型コロナウィルス感染症まん延防止のため、令和3年度の例大祭も、宮司と総代のみによる神事のみ執り行いました。総代を中心に神社の奉仕活動や例大祭の準備に勤しんで(いそしんで)、参道(さんどう)から神社の境内(けいだい)、社殿(しゃでん)はいつも清浄な状態に保たれています。(ビデオムービーの映像は、令和3年9月26日(日)に執り行われた例大祭の模様です。)
資金の使い道・実施スケジュール
皆様から寄せられた支援金は、薩摩地方で発生した令和3年7月豪雨により被災した、南方神社の参道の修復工事を実施するための費用の一部に充当させて頂きます。令和4年3月末までに工事を完了させるスケジュールで対応を進めています。
・資金の使い道
1)修復工事に要する費用
660,000円
2)神社予算で賄える費用
180,000円
3)氏子の世帯にお願いする寄付金
150,000円
4)クラウドファンティングに期待する資金
330,000円
・スケジュール
1)総代会での起案
令和3年12月4日(土)に開催された第3回総代会において参道修復工事を起案。
2)工事業者への見積依頼(1回目)
令和3年12月16日(木)、地元業者から工事見積を取得するも神社予算では賄えないため、
同日に開催した役員会で否決。
3)工事業者への見積依頼(2回目)
令和3年12月21日(火)、神社責任役員が業者と交渉し、「地元貢献地域活性化協力調整」と いう名目で費用の値引き交渉のご回答を頂き、再度役員会議を実施。参道の修復工事に向けた計画を前進させることを決定。
4)資金調達の新たな手段の模索
神社会計で不足する資金の調達について役員会で議論した結果、当年度の一般会計における貯金残高の全てを拠出するとともに氏子からの寄付金を募り、併せてクラウドファンディングを活用する可能性を追求し、資金確保を募ることとしました。
5)修復工事の最終判断
令和4年1月末日時点における資金の調達状況により、修復工事の実行を最終判断。
6)工事発注
令和4年2月上旬に工事業者と契約を締結し、年度内(令和4年3月末日)の工期でかつ、追加費用を認めない条件で発注を予定。
7)竣工
年度内に修復工事を完成させるべく最大限の努力をいたします。
リターンのご紹介
ささやかではございますが、南方神社で販売している神宮大麻(おふだ)、御守(おまもり)などを返礼品としてご用意しております。また、ご支援をくださった皆様に、南方神社から御礼状をお送りさせて頂きます。(さつま町の昭和書体による印刷文となりますのでご了承ください。)
最後に
このページをご覧いただいて誠に有難うございました。この国には八百万(やおよろず)の神様がおわしますが、或いは(あるいは)また八百万の皆様がたから南方神社(みなみかたじんじゃ)へのご支援を賜れば幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行させていただきます。
最新の活動報告
もっと見る昭和書体について
2022/03/16 23:14クラウドファンディングによるさつま町永野の南方神社(古くは諏訪神社)へのご支援を頂きまして有難うございます。皆様のおところへ御礼状は届きましたでしょうか?「鬼滅の刃」で一躍有名になった昭和書体のフォントで御礼状を作成しましたが、さつま町の広報誌「広報さつま」(2022年3月号)にこの昭和書体の記事が掲載されましたのでお知らせします。作者は坂口綱紀(さかぐちこうき)さん。21歳の頃に看板会社を設立され、書道とは異なる書き方で数多くの書体を創作された方で、やがて息子さんが跡を継ぎ、現在はお孫さんが「株式会社昭和書体」の社長となり唯一無比の書体を全国に広めていらっしゃいます。パソコンなどに文字フォントをインストールするには、ひとつの書体で7千文字ぐらい必要とのこと。坂口綱紀さんはこれまで57書体を造られていますので、気の遠くなりそうな職人(芸術家)の仕事ではないでしょうか。「書」というよりは、「画」という感覚が醸し出される昭和書体、アマゾン(amazon.com)などでもお手軽にこの毛筆フォントを購入できて有難いことです。残念なことですが、坂口綱紀さんは令和4年3月14日に86歳でご逝去されました。57種類、約40万文字の一つひとつを手書きで作製された芸術作品でありました。揮毫(きごう)は綱紀栄泉(つなのり・えいせん)、ご冥福をお祈りいたします。 もっと見る
ご返礼品などの発送予定についてのお知らせです。
2022/03/01 08:30こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
神社参道の補修工事が完了しました!
2022/03/01 08:00ご支援をくださいました皆様、おかげさまで神社参道の補修工事が無事に終了しました!予定よりも早く工事に着手していただき、コンクリート資材の調達など困難な状況で、工事を発注した地元企業の皆さまにもご尽力を賜りまして、有難くも竣工の運びとなりました。これからは安心してこの南方神社(古くは諏訪神社)にたくさんの方々に安心して足をお運び頂けると思います。有難うございます! もっと見る
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