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[記憶に残そう] 景観形成重要建造物『旧加古川図書館』~デジタル化保存~

多額のコストは、建築物を保存する場合、必ず直面する課題です。このプロジェクトは、建築にまつわる方々や、建築の『役割』に着目した取り組みになります。加古川の文化を担ってきた「文化財」や、これからの文化を担うであろう「新しい世代」、そして「未来」について、議論し、助け合えるシステムを作ります。

現在の支援総額

33,500

2%

目標金額は1,250,000円

支援者数

2

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/14に募集を開始し、 2022/03/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

33,500

2%達成

終了

目標金額1,250,000

支援者数2

このプロジェクトは、2022/02/14に募集を開始し、 2022/03/31に募集を終了しました

多額のコストは、建築物を保存する場合、必ず直面する課題です。このプロジェクトは、建築にまつわる方々や、建築の『役割』に着目した取り組みになります。加古川の文化を担ってきた「文化財」や、これからの文化を担うであろう「新しい世代」、そして「未来」について、議論し、助け合えるシステムを作ります。

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社会一般の大多数の方は、

VRにしても、3Dデータにしても、

すごく興味があるわけじゃないのです。(もちろん、こういった技術はとても素晴らしいものです)

 

どちらかといえば、

「モノとして残せるのなら(健全な財政支出で、将来的に回収を見込めるなら)

残したほうがいいんじゃないかな…」

という方のほうが多いと思います。

 

これらから、最先端技術による3Dデータ化や、VR化だけでは、

市民に有益なサービスとして成り立たないと考えるようになりました。

 

では、なぜ、

多くの方は、「データ」より、「モノ」を残したいのでしょうか。

これはとても基本的な疑問ですが、

ここまで考えてくると、どうも単純な話ではないように思えるのです。

 

「モノ」として体験したいというのは当然のことです。

ですが、「モノ」を体験するだけでは彫刻作品と変わりません。

 

建築物は、人に使われてこそ建築物として成り立ちます。

 

つまり、建築物は、人に使われるための何かしらの『役割』が付与されているわけです。

 

『街のシンボルとしての役割』であったり、

『歴史を後世に伝える役割』、

『地域の産業を守る役割』、

『地域の文化を担ってきた役割』など、

 

"モノ"に付随する『建築物の役割』は、社会を良い方向に導こうとする希望や願いのように思っています。



建築物の保存に取り組まれている方々、

および、残してほしいとわずかでも希望されている方々は、

「モノとしての保存」に加えて、

社会に向けられた希望と願いを未来に繋いでいきたい

という思いがあるのではないでしょうか。



 

「モノとしての保存」は、私ごときでは到底困難です。

「最先端技術によるデータ化保存」も、同様に困難です。

 

ですが、「建築物の役割に着目して保存する」というのは、

金も権力もない学生でも実現ができるかもしれません。

 

ひいては、全国の解体を免れ得ない建築物それぞれに応用できるかもしれません。

 

また、建築物の3Dデータ化や、VR化を、

有益な市民サービスとして補完する方法になり得るかもしれません。

 

これが、本プロジェクトの本旨である

『建築物の役割に着目したデジタル化保存』を、

発案した経緯でございます。


(4)に続く…

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