冬の企画として、1月の「子ども食堂アクティビティ」を無事に実施することができました。今回は、8月の第1弾でお世話になりました、横浜市内の放課後等デイサービスにて開催させていただきました。アクティビティでは、カラーメンタリストH講師にご参加いただき、色を使ったコミュニケーションを取り入れました。小1〜中2の子ども達と職員の方々にご参加いただき、集団コミュニケーションをメインに、自分を知ることと相手を知ることの理解を深めました。色別のイラストカードを全員に配り、お題に対して、それぞれがイメージする色を選び、意見を出し合いました。例えば「お正月と言えば?」に対して、白、緑などが出てきました。何をイメージして出したかを確認し合うと「白はお餅」「緑は門松」でした。慣れてきたところで、参加者にもお題を選んでいただき、沢山色を出し合いました。「晴れ」については、ほぼ赤でした。赤は太陽のイメージということで皆選んでいたのに対し、私が選んだ青については、空の大半を占めるという考え方で説明しました。二分する捉え方に、なかなか考えさせられました。終盤になり、私からは「月」を選んでみましたが、やはり合いませんでした。私を含めほぼ黄でしたが、白も選ばれました。相手は何をイメージしているだろうか?自分は一つ絞るとすると何かな?と、互いのことをよく考えてみる、有意義な場になりました。〜講師から〜『「色は心を移す鏡」好きな色は?と聞かれて答えにくい人は少ないと思います。色を通じた対話を通して、コミュニケーション力を高め、その先には自己理解、他者理解を深めることを目標としています。今回は、「色」に触れることの楽しさに重きを置き、大人も交えて色彩ゲームをしました。ゲームが進むごとに緊張がほぐれ、楽しくお話しながら参加していただきました。ありがとうございました。また機会があれば、一緒に色を楽しみましょう。』今回の子ども食堂も、コロナ対策のため、事業所で調理イベントを自粛していることから、お土産形式になりました。お土産には、じゃがいも(鎌倉オーガニック)、「おてらおやつクラブ」のお菓子をセットにしてお配りしました。子ども達の健やかな育みを感じていただきながら、少しでも家族団らんの楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいなと思います。一般的に「子ども食堂」「貧困」と言うと、社会からは「お金がない」というイメージで、まだまだ捉えられがちです。今回の趣旨は、障害児の行動範囲の困難さや、ご家族の心身の困難さ、社会との繋がりの限界等にも着目し、体験活動の機会や社会支援の繋がりを深め、困難が多い子ども達とご家族にとって、ほんの少しでも何かの一助になれるようにと、願いを込めて実施させていただきました。現在、2月以降の企画も進めております。今後も継続的に実施させていただきたいと考えております。つきましては、引き続き温かく応援していただけると幸いです。fullsato(ふるさと)社会福祉士事務所海山
冬の企画として、12月の「子ども食堂アクティビティ」を無事に実施することができました。今回も、前回までと同様に、横浜市内の放課後等デイサービスにて開催させていただきました。アクティビティでは、ギタリストY講師にゲストとしてご参加いただきました。活動の趣旨として「ギタリストという職業を知る」ことを中心に、参加者の子ども達に紹介していただきました。直接ギタリストの方にお話をうかがえる機会を設けることができ、とても有意義な時間になりました。Yさんがギターを始めるきっかけとなったことは、お父様がギターを制作されていることにあったそうです。小さい頃から、家にギターがある生活環境のため、ギターに興味を示すのは自然発生的だったようです。そして、中学3年生の頃に、ギタリストを志したいと感じたそうです。ギタリストになるために必要なことをうかがうと、練習が9割程を占め、とにかく準備が大事なのだと教えてくださいました。ギタリストを職業にすることは、誰でもできるものではないと思いますが、練習や準備と言うと、何事にも通じることだと思い、背筋が伸びました。子ども達は日々、学びの中にいます。何かを習得するためには、一朝一夕にはいかないのだと、あらためてよく理解することができました。その他に、仕事をするうえで大変なことでは、「機材の持ち運び」ということでした。一つのギターだけでは対応できない場合もあり、一度に何本も移動させるそうです。ただ、ライブやレコーディングなどで演奏を喜んでいただくと、嬉しさで一気にこれまでの大変さが消えるそうです。一つひとつ達成する喜びの繰り返しで今に至るのだと感じました。※リモート参加の子ども達とスタッフの方は、パソコン越しにコンタクトしました。お話の合間には、ギター演奏でクリスマスソングを中心に楽しませていただきました。CMでもおなじみのクリスマスソングからスタートし、素敵な歌声も乗せてくださいました。また、スタッフの方々も歌担当で参加してくださいました。子ども達にもよく知られている曲では、みんなで口ずさみながら、振り付けを踊ったりと、どんどん場が一体的に盛り上がるのを感じ、大げさではなく鳥肌が立ちました。平和な空間の中で活動することができ、とても有意義な時間となったことを実感しています。今回の子ども食堂も、コロナ対策のため、事業所で調理イベントを自粛していることから、お土産形式になりました。レシピ紹介では、ニューヨークの料理家Jさんからの動画メッセージを視聴し、アメリカの食にも触れました。今回は、クリスマスにもピッタリの「マカロニチーズ」を教えていただきました。子ども達は「美味しそう」「お腹すいた」と言いながら観てくれていました。お土産には、レシピにも使われたホウレン草(神奈川産オーガニック)、「フードバンクかまくら」の手作りケーキセット、「おてらおやつクラブ」のお菓子をセットにしてお配りしました。レシピについては、ご家庭から「マカロニチーズ作ってみます」とお声があったそうで、何よりでした。※画像は個人情報保護のため配慮しております。また、転載が不可となっていることを、ご承知おきいただけると幸いです。子ども達の健やかな育みを感じていただきながら、少しでも家族団らんの楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいなと思います。一般的に「子ども食堂」「貧困」と言うと、社会からは「お金がない」というイメージで、まだまだ捉えられがちです。今回の趣旨は、障害児の行動範囲の困難さや、ご家族の心身の困難さ、社会との繋がりの限界等にも着目し、体験活動の機会や社会支援の繋がりを深め、困難が多い子ども達とご家族にとって、ほんの少しでも何かの一助になれるようにと、願いを込めて実施させていただきました。現在、1月以降の企画も進めております。今後も継続的に実施させていただきたいと考えております。つきましては、引き続き温かく応援していただけると幸いです。fullsato(ふるさと)社会福祉士事務所海山