2018年に活動を開始したにいはま森のようちえん。
当初は、キャンプ場の併設された公園などをお借りして活動していました。
もっと子どもたちが自由に遊びを広げられる場所はないか、と探していて出会ったのが垣生山(はぶやま)です。
戦後は、ご飯作りやお風呂の焚きつけとなる枝や薪を集めていたそうです。
ガスの普及により、入山する人が減り、一時期は登山道がわからなくなるほど、荒れてしまった山を、
かつてそこで遊び、育った大人たちが協力しあって、再び地域の人に親しまれる垣生山に戻ったそうです。
春には瀬戸内海を臨みながらお花見。
5月には、こいのぼりを捕まえる!と展望台へ。
生い茂る木々のおかげで、夏は涼しく、雨の日はあまり濡れません。
秋にはチクチクしたイガと格闘しながらの栗拾い。
冬、「寒い寒い」と集まるのに、歩いてるうちに「暑〜い!」と子どもたち。
冬の焚き火では、焼き芋の他に、お餅やお汁粉も楽しみます。
のいちご、びわ、たけのこ、あじさい、桜、水仙、渋柿、栗、そして「ぬた場」(イノシシのお風呂場)など…
子どもたちは四季折々に変化する自然の中で遊んでいます。
大きな子がすいすい木を登るのを見て、小さい子もチャレンジ。
出会った当初は、抱っこで登っていた子たちが、すいすい登って駆け回っているのを見ると、子どもたちの成長を感じることのできるお山です♪
整備してくださるステキな地域の方々に見守られながらの活動、感謝の気持でいっぱいです。