「にいはま森のようちえん」がある愛媛県新居浜市は、山も川も海もあります♪
今日は、海の恵がやってきました!
刺し身にできるくらい新鮮なアジ!
ニ匹あったので、一匹は大人用にいただいて、調理。
ウロコを取り、ぜいごを取り、切れ目を入れて、塩を振り、網で焼く。
自然と子どもたちは観察しに集まります。
そして次は子どもたち。
ウロコを取り、水で洗い、ぜいごを取り、その間に手のあいてる子が薪を集め、焚き火の準備。
そして、
「串に刺して焼く?」
「切って焼く?」
と大人のアジと見比べながら、子どもたちで相談。
串で焼きたい子は、端材をナイフで細く削ります。
結局、腹でブツッと一切り、頭を落とし、塩を少し振り、網で焼きました。
「焼けた焼けた!」と味見…。
骨から身がポロッと取れない、身が半透明…
大人の焼いたアジとも、少し違うな…。
刺し身にできるアジだけど、お腹が痛くなることもあるかなぁ?
「もう少し焼こう!…あ、でも火が消えてる!」
と再び火を起こし、もうひと焼き。
「焼けたかな?」
「どうなったら焼けたってことなんだろう?」
「焼き芋の黒いのは美味しくないね」
「そろそろええんやない??」
そして焼き上がったら、「魚はいりませんかー?食べたい子は言ってください」と声をかけ歩く。
一匹の魚を食べたい子たちで分け合って食べます。
「まだここ、食べられそう!」
「おれはこの、茶色いところが好き!」
「あ、これは心臓だ!」
そうして、アジは骨だけになりました。本当にきれいに、頭と骨だけ。
魚には、鱗があり、骨があり、内臓があり、血が流れ、匂いがある。
そして、おいしい!!
それを経験として知っている森のようちえんの子どもたち。
おいしいにたどり着くことができるこの子たちは、強く生きていけるはず。
「海に魚を釣りに行こうよ!」と子どもたち。
いつか、自分たちで釣った魚を食べたいね☆