今日は子ども12人で垣生山に登りました。
3月になった今もまだ、4月からの入園希望の問い合わせを頂いており、今日も体験入園の家族が来ました☆
さて、垣生山の頂上につくなり、土に水を混ぜて遊び始めた、年中のKくん。
何人かの園児も「一緒にやっていいー?」と混ざっていきます。
2歳の子が来た途端、「だめーーー!!」と。慌てて立ち去る2歳。
「一緒にやっていい?って聞いてないのに、やったから」とのこと。
リュックに持ってきた少量のお水と、たまたま掘られていた土でやっているので、大切な泥だったようです。
「一緒にいい?」と2歳が尋ねると、「いいよ」と。
丸めて棒に刺してチョコバナナ。
平べったくして、小石をつけて、チョコチップクッキー。チョコ好きな私のもとにみんなが持ってきてくれます。
きなこのお団子、おまんじゅう、ドーナツ、おにぎり…おいしそうなものが並んでいきます。
すると、急に「あ゛ーーーっ!!」とKくんの大声が!!
2歳さんに向けて
「作ったやつ、ボロボロにしたの!!ボロボロに壊したらだめなのー!」と、爆発しそうな気持ちを、少しずつ言葉に変えて、涙を流しながらお話していました。
悲しい気持ち、2歳にも伝わったようです。
そんなKくんを見て、壊れたお団子を拾い集めて、作り直してKくんに手渡す年中のAくん。
さらにその横では、今まで自分が作っていたお団子を2歳さんに渡しに行く年少のSちゃん。
素敵なお団子だから、欲しかったんだね。
そして、Kくんは「壊されないところに隠す」ことに決めたようです。
ベンチの下に隠していたら、Aくんは「ここは冷蔵庫!」と。
そこも1歳児に見つかると、次は半分に割った竹に団子を並べます。
そして「いらっしゃいませー」とお店屋さん。
そしてまた泥遊びが始まりました。
低年齢の子にも言葉で伝えたら気持ちは伝わるし、悲しんでいる子がいたら、自然と自分ができることを探す子どもたち。
好奇心旺盛な2歳さんを排除するのではなく、
お互いのやりたいことを認めながら受け入れながら、共存していく様子。
子どもたちはすごいな、とほっこりしました♪