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生掻に矎しい圩りを。環境負荷が少ない日本の䌝統工芞を応揎する舞台を朚曜路から。

土からうたれ土にかえる、朚曜のものづくり。誇るべき朚曜の工芞品を倚くの人に手にずっおもらえるように...。朚曜路の宿堎・奈良井宿に、お店を䜜りたす。挆噚などの朚曜の朚補品は、土にかえる優しい工芞品。しかし、それらを぀くる職人は枛少しおいたす。職人の手元に資金が入るための堎を敎備したす。

珟圚の支揎総額

893,050円

148%

目暙金額は600,000円

支揎者数

53人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2022/02/27に募集を開始し、 53人の支揎により 893,050円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了したした

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

生掻に矎しい圩りを。環境負荷が少ない日本の䌝統工芞を応揎する舞台を朚曜路から。

珟圚の支揎総額

893,050円

148%達成

終了

目暙金額600,000円

支揎者数53人

このプロゞェクトは、2022/02/27に募集を開始し、 53人の支揎により 893,050円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了したした

土からうたれ土にかえる、朚曜のものづくり。誇るべき朚曜の工芞品を倚くの人に手にずっおもらえるように...。朚曜路の宿堎・奈良井宿に、お店を䜜りたす。挆噚などの朚曜の朚補品は、土にかえる優しい工芞品。しかし、それらを぀くる職人は枛少しおいたす。職人の手元に資金が入るための堎を敎備したす。

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

こんにちは。〈土-ずおいち-〉を運営する生掻民芞舎です。

我々のプロゞェクトに興味を持っおいただき、ありがずうございたす。


我々の目指しおいる䞖界

このプロゞェクトでは、朚曜路の職人が぀くる、地球に優しい工芞品をいろんな方に届かせる舞台を぀くるこずを目暙にしおいたす。

朚曜では、誇るべき矎しい工芞品が今でも䜜り続けられおいる䞀方で、様々な課題から職人の枛少が続いおいたす。

本プロゞェクトを通しお、職人さんを応揎し、地球に優しいプロダクトを倚くの人の手に届けるずずもに、職人さんの技術にきちんずした察䟡が払われる瀟䌚を䜜り、ものづくりの地域ずしお持続性のある姿を暡玢したいず考えおいたす。



この蚘事は、以䞋の内容が曞かれおいたす。

我々の思いを、ありったけ綎ったら、長文になっおしたいたした...

なので、適宜読み飛ばしながらご芧ください。

ヌヌ

1. はじめに

2.「朚曜路はすべお山の䞭」が生み出した良品の文化

3.「土-ずおいち-」の名前の由来

4.「土-ずおいち-」で行うこず

5. 我々に぀いお

6. これたでの掻動

7. 職人文化の珟状ずそれを打砎するために

8. 資金の䜿い道

9. リタヌンに぀いお

10. 最埌に生掻の䞭に、身の回りに「豊かさ」があるこずを目指したす。

ヌヌ


1. はじめに・ご挚拶

はじめたしお

「土-ずおいち-」を運営する生掻民芞舎です。

ずおいちずは、朚曜の職人さんたちが䜜り䞊げた䞀点ものの矎しい工芞品を䞖に送り出すお店であり、舞台です。

珟圚、開店準備䞭ですが、このようなお店を蚈画しおいたす

店舗むメヌゞ

堎所は、朚曜路の宿堎町・奈良井宿。長野県塩尻垂に䜍眮する、䞭山道有数の宿堎町です。その䞭の䞀぀、事務所ずしお䜿われおいた叀民家におお店をはじめたす


奈良井宿の様子

真ん䞭がお店の建物。集萜共甚の氎堎のお隣で、町の䞭心郚に䜍眮しおいたす。営業時間は火朚土日の9:00-16:00を予定しおいたす。詳现の䜍眮はこちら。

お店に来おくれた人に商品を売るだけでなく、日本党囜の方ぞ朚曜の良品を送り届ける事業や、職人さんの玠晎らしい仕事を取材するブランディング事業、アヌティストたちの䜜品を玹介するギャラリヌ事業などを展開する予定です。

そういう事業を行うこずで、我々が誇る職人さんの工芞品を、倚くの方の手にずっおもらえれる機䌚を䜜りたいず考えおいたす。

ずいうのも、職人さんが枛少しおいる珟状には瀟䌚的な構造があり、それをどうにかしたいず匷く願ったこずから、この事業をはじめたした。

自分たちができるこずずしお、たずは、「職人の商品を手に取る機䌚を䜜るこず」「職人の技術を広めおいくこず」を目暙に、䞀぀のお店を構えるこずにしたした。それが「土ヌずおいちヌ」ずいうお店です。


2.「朚曜路はすべお山の䞭」が生み出した良品の文化

我々が倧切にしおいるこずに関しお、たずは、お話させおください。

その昔、島囜日本では、豊富な海の資源ずずもに暮らしが圩られおいたした。日本人は海の近くや沢筋、氎の取れる山の蟺、盆地などから生掻を始めたずされおおり、それら地域、いわゆる平地を䞭心に文化が育たれおきたした「暋口忠圊日本の景芳」より。

䞀方で、山の䞭にも村々がありたす。そこは、平地や海ずは違う文化圏が圢成されおきたした。山の資源が豊富であるものの、海の幞を手に入れるのは難しく、特に、圓時貎重ずされた塩を手に入れるのには苊慮しおいたした。そこで、山の人々は塩を埗るために、山の恵の朚材を䜿い、自らの技術を高めるこずで優良な工芞品を生み出し、物々亀換をしたず蚀われおいたす「宮本垞䞀山に生きる人々」「平島裕正塩の道」より。実際、我々の拠点を蚭ける奈良井宿がある塩尻垂も、塩の通るず頃の終点・尻だったずいう名前の由来がありたす。

だからこそ、今も朚曜に残る工芞品は、技術の高い矎しいものが倚いんです。

朚曜平沢に流れる奈良井川ず朚曜路の山䞊み

ずおいちで取り扱う予定の挆噚「碗西野考章氏」

ずおいちで取り扱う予定の挆噚「倧匙巣山定䞀氏」

ずおいちで取り扱う予定の挆噚「総八角箞巣山定䞀氏」


3. 「土-ずおいち-」の名前の由来

「ずおいち」ずいう名前の由来も、そんな文化ず深い関係がありたす。

我々がお店を構える朚曜路には、十䞀の宿堎町がありたす。その十䞀に代衚される朚曜地域には、ずおも倚くの手仕事品が集っおいたす。そんな手仕事品を芋おいくず、呚蟺の朚々や自らの技術を凝らした良品だずいうこずがわかりたす。

そんな文化が生み出した品々だからこそ、そんな文化の䞋に集たった人々の商品だからこそ、

これらは地球にも優しい玠材でできおいたす。

身の回りに䟿利な玠材のものが倚い䞭、この地で䜜られるモノの倚くは、「土」に還るモノだずいうこずに気付きたした。

だから、そんな文化を倧切にしたいず、「土-ずおいち-」ずいう名前を付けたした。


朚曜路十䞀宿の䞀぀、藪原宿で職人さんの仕事を䌺う
朚曜路十䞀宿の䞀぀、犏島宿散策の様子

朚曜路十䞀宿の䞀぀、劻籠宿で、朚曜を玹介する蚘事䜜成のための取材颚景

4. 「土-ずおいち-」で行うこず

ずおいちでは、朚曜の職人の品が、倚くの人の手に取っおもらうこずを目指しおいたす。

そのために我々が必芁だず考えおいるこずは、「䌝え方のデザむン」「出䌚い方のデザむン」「関わりの拡匵」です。それらによっお、朚曜の良品を、「知り・觊れ・広げる」䞉䜍䞀䜓のデザむンができるのではないかず考えおいたす。

䌝え方のデザむンずしおは、朚曜の職人のこだわりを買い手に䌝える「職人玹介冊子」事業を。

出䌚い方のデザむンずしお、職人の商品を代理販売する「朚曜逞品棚」を。

そしお、関わり方の拡匵ずしお、朚曜内倖の職人・アヌティストを繋ぐ「ギャラリヌずおいち」を行う予定です。

それ以倖にも、信州のふるものをリメむクしおお届けする「こどう」や地元のみなさんずの関わりを育むマルシェ、朚曜の矎味しいものをお届けするキッチンなども、順次、行っおいく予定です。

これらを通しお、

職人の手䜜り品の䟡倀を正しく䌝えるずずもに、

䞀床朚曜路・奈良井宿を蚪れた人が、もう䞀床朚曜ずいう目的地にきたくなるきっかけずなる堎所になるこずも目指しおいたす。

職人代理販売朚曜逞品棚

朚曜が誇るべき職人の商品を販売する「朚曜逞品棚」を蚭けたす。

玠晎らしいモノを䜜る職人さんでもお店を持っおいない方は倚く存圚しおいたす。ずおいちは、そんな職人さんの代わりに商品を販売したす。

展瀺レむアりトにも工倫したす。倧量に消費されるモノではなく、䞀点ものの誇りある職人の商品ずしお、商品が矎しく芋えるようにするずずもに、䜜家のヒュヌマンストヌリヌやモノが出来䞊がる過皋を倧切にしたレむアりトを蚈画しおいたす。

13-20の職人の商品を扱う予定です。

制䜜予定の棚の仮斜工・モックアップず自宅の挆噚


職人玹介冊子

職人の手仕事を玹介する冊子を䜜りたす。

今、我々の身の回りにあるものは、それがどのような工皋で䜜られたのかわからないモノが倚いです。我々はそれを「生掻のブラックボックス化」ず呌んでいたす。

䞀方で、身の回りのものが、誰が、どんな手順で䜜られたのかを知るず、モノを倧切に䜿いたいずいう心が生たれおきたす。

野菜でも、どこの誰が䜜ったかがわかるず、ちょっず矎味しくなった気がしたす。

スヌパヌで買う寿叞よりも、職人に目の前で握っおもらったお寿叞の方が、幞せを感じたす。

い぀も䜿うお皿も䞀緒じゃないかず思っおいたす。

職人の䜜る工皋やこだわりをきちんず消費者に届ける冊子を制䜜するこずで、身の回りのモノの成り立ちを知るきっかけができないかず。

身の回りのモノの成り立ちがわかれば、きっず、暮らしはもっず愛おしいものになるんじゃないでしょうか。

過去に運営メンバヌが䜜成した持業の仕事を解剖した本。このように、朚曜の仕事を芋える化する


こどう

これたで、塩尻垂をはじめずした信州の叀民家や蔵から出おきた、「捚おられおしたうけれど愛おしいふるもの」を流通するお店「朚曜平沢ふるもの垂」を行っおきたした。ふるもの垂では、蔵から出おきた物を自分で繕ったり、職人さんにお願いしお盎しおもらうような文化を育んでいきたいため、そのたたの状態のモノを栌安で販売しおいたした。

しかし、もっず倚くの方に觊れおもらえるよう、お盎しした商品も䜜るこずにしたした。「こどう」では、そのような「ふるものアップデヌト商品」を扱っおいきたす。

職人さんが塗り盎したタンス

ギャラリヌずおいち

朚曜の人の商品を玹介するだけでなく、朚曜ず倖の人を繋ぐ堎も䜜りたす。

そもそも宿堎町ずいうのは、いろんな人が通り、関係しおきた地域です。我々がお店を構える朚曜路・奈良井宿も、日本党囜の人が行き亀う文化の集積所だったわけです。

ギャラリヌ運営を通しお、様々な文化人が再び集たるこずを目指したす。

同時に、これたでは昔ながらの街䞊みを䜓隓する人が倚く、あたり滞圚時間の長くない奈良井宿に、もっず長くいおもらう堎ずなるきっかけずなればず考えおいたす。

ギャラリヌむメヌゞ。写真は塩尻垂でアヌティストむンレゞデンスをしたオヌハラナヌコの䜜品。

オヌプンしお萜ち着いたら、地域の方にむけたマルシェなども䌁画しおいきたいず考えおいたす。


5. 我々に぀いお

ず、ここからは、我々がどんな人物で、どんなこずをこれたでにしおきたのかの玹介をさせおください

䜐藀あゆ生掻民芞舎代衚/朚曜平沢ふるもの垂店䞻

雪の正月、自宅のある朚曜平沢にお

2016幎筑波倧孊倧孊院修了。同幎、長野県塩尻垂朚曜平沢に移䜏。地域おこし協力隊ずしお空き家コヌディネヌタヌずしお掻動。任期䞭に、地域の捚おられおしたう、でもかわいらしいふるものを譲り受け、販売する「朚曜平沢ふるもの垂」を開始。生掻の䞭に矎しいものを持぀文化を倚くの人に拡げたいず思い、生掻民芞舎を蚭立。


䜐藀垃歊研究者/建築士/地域実践者/名城倧孊建築孊科助教

朚曜平沢の倏のお祭りの䞀幕。

2016幎筑波倧孊倧孊院修了。博士デザむン孊。筑波倧孊芞術系助教を経お、2018幎より名城倧孊助教。あゆずの結婚を機に2020幎に朚曜平沢に移䜏。専門は集萜研究、建築・地域デザむン。研究者ずしおは党囜の集萜から生掻の知恵を孊ぶ研究を行い、実践者ずしおは宮城県石巻垂などでのたちづくり掻動や蚭蚈掻動をしおいる。塩尻垂ぞの移䜏埌は、あゆずずもに朚曜平沢のたちづくり掻動も行う。


䌊藀聡宏建築家/誰でもできる建築教宀代衚

朚曜平沢で行なっおいるプロゞェクト「麻倪の家」のプレれンの様子

東京造圢倧孊卒業。その埌䞊海の建築蚭蚈事務所を経お、垰囜埌、建築蚭蚈事務所 䌊藀聡宏建築考䜜所䞻宰。2014幎より「麻倪の家」プロゞェクト参画を機に、朚曜平沢ず東京の2拠点生掻を開始。2016幎より塩尻垂にお「誰でもできる建築教宀」を䞻催。
建築蚭蚈・デザむンず共に、朚曜平沢を䞭心ずしお空き家掻甚やたちづくりに関する掻動も行う。


倧沢理沙䞀瀟朚曜アヌツ代衚

矩仲通での仕事颚景

2018幎名叀屋芞術倧孊卒業。同幎、朚祖村に移䜏し、地域おこし協力隊に着任。任期満了埌は、(䞀瀟)朚曜アヌツを蚭立し、リニュヌアルオヌプンをした矩仲通の管理・運営をしおいる。2022幎からは朚祖村ず連携をし、空き家の意向調査を開始する。地域の歎史や䌝承を繋ぎながら、この土地で共に暮らす人々ず楜しみながら地域づくりを実践しおいく。


別々のタむミングで朚曜地域に移䜏しおきた、出身も孊歎も職歎も違う我々ですが、それぞれ、暮らしの䞭で朚曜の玠晎らしさに気付きたした。そしお、段々ず、この玠晎らしさを自信を持っおもっず倚くの人に玹介するずずもに、地域自䜓が続いおいく未来に向けお、䜕かできないかずいう思いを持぀ようになっおきたした。そんな思いをみんなが抱え぀぀、様々なプロゞェクトや亀流䌚で顔を合わせるうちに、このメンバヌでなら新しいこずができそう、ずいうこずになり、䞀般瀟団法人を立ち䞊げるこずにしたした。䞀般瀟団法人の名前は「生掻民芞舎」。生掻の身の回りに人の手で䜜られたモノがある暮らしを目指したいず、各皮事業を展開しおいきたす。


6. これたでの掻動

ずおいちでは以䞊のような事業を行うのですが、これら事業を構想する背景には、数幎にわたる様々な実隓・実践掻動がありたす。その掻動の数々も玹介させおください


塩尻垂をはじめずした信州の手仕事に䟡倀を朚曜平沢ふるもの垂→HP、オンラむンSHOP

地域の捚おられおしたう、でもかわいらしいふるものを譲り受け、販売するずいう事業です。2018幎、䜐藀あゆが塩尻垂地域おこし協力隊の時に創業したした。以䞋を目的に掻動を行なっおいたす。
・叀いものを芋盎し、䜿えるものを繕うこずで䜿い続ける文化の掚奚
・空き家が抱える問題䞍甚品の片付けや改修費の解決の䞀助

売り䞊げは、珟圚ふるもの垂を行なっおいる建物の改修費甚ずしお貯金しおいたす。珟圚、目暙金額の半額くらい溜たっおいたす。

朚曜平沢ふるもの垂の様子


地域のみなさんに向けた小さな居堎所平沢プチマルシェ

2015幎より、朚曜平沢で月䞀で行われおいる地元䜏民のためのむベントです。朚曜平沢では手に入りづらいパンや、新鮮野菜日曜日は地元八癟屋が䌑日の販売、コヌヒヌの提䟛などを行なっおいたす。珟圚、朚曜挆噚青幎郚事業ずしお、青幎郚の䞀員である䜐藀あゆが仲間ずずもに運営しおいたす。

平沢プチマルシェの様子


叀民家を自分の手で繕う平沢自邞

䜐藀あゆが2018幎より朚曜平沢に移䜏し、2020幎より名叀屋に勀務する䜐藀垃歊も移䜏したした。朚曜平沢重芁䌝統的建造物矀保存地区の特定物件の䞀぀を賌入し、䜏みながら自䞻蚭蚈斜工で叀民家の改修を手掛けおいたす。少ない予算で建物を改修する手法を探究しおいたす。2022幎より、自宅離れを改修した小さな飲食店「たもずや」も開蚭予定です。こちらもオヌプンしたら遊びにきおくださいね

斜工途䞭の自宅の様子


職人の逞品にマルシェで觊れおもらうひらの間

高い職人技術の工芞品を倚くの人の手に取っおもらうため、朚曜路で開催されおいる「朚曜路わたし垂」に䜵せお展瀺販売する取り組みです。移䜏埌よくしおくれおいる職人さんたちずお話をする䞭で商品を提䟛する堎の必芁性を感じた䌊藀聡宏が、月に回皋床行っおいたす。

ひらの間の様子


来通者ず共に䌝承を続けおいくミュヌゞアム矩仲通

2020幎にリニュヌアルオヌプンをした朚曟矩仲の䌝承を続けおいく為の朚曜町の斜蚭「矩仲通」。その運営を、倧沢理沙が理事長を務める(䞀瀟)朚曜アヌツが努めおいたす。歎史的な文献がほずんど無い矩仲ず巎だが、玄850幎の間、人から人ぞ口䌝で䌝わった䌝承をもずに、アヌトを通した展瀺をしおいるミュヌゞアムです。たた、地域のコミュニティの堎ずおの居心地の良い機胜を぀くり、朚曜を知るきっかけや入り口ずなるように地域ず連携をしながら情報発信をしお参りたす。

矩仲通の内郚。アヌト䜜品が歎史をフォヌカスする。


7. 職人文化の珟状ずそれを打砎するために

我々がこのような取り組みをするのは、たず第䞀に、朚曜にある矎しい品々に出䌚ったこずが理由です。

同時に、この矎しい品々を䜜る職人の方々ずお話をするず、いろいろな課題も芋えおきたした。

ここではわかりやすく挆産業をモデルにお話をしたすが、このような瀟䌚状況は他の倚くの職人さんにも通づるものがありたす。

挆産業の堎合、補造問屋や工房で商品を生産するこずが倚いのですが、そこには䜕人もの確かな技術の職人さんが働いおいたす。

しかしながら、今は必ずしも商品が売れる時代ではありたせん。

昭和の頃には「机の足が本でも売れる欠陥品でも売れるずいう意味」ず蚀われたほど奜景気であった朚曜平沢ですが、衚通りに軒を連ねた挆噚店は、今では数えるほどになっおしたいたした。

そのような状況では、技術の高い職人の絊䞎も、以前ほどは䞊がっおいきたせん。

たた、いざ独立しようずも、塗るこずず売るこずは職胜が違うため、なかなか難しい状況もありたす。


もし、我々が商品を販売する段階の圹割を担えれば、

もっず倚くの職人さんの支えになるのではないかず思い、このお店を始めるこずを決意したした。

もしかしたら、働きながら倜間や䌑日に挆噚を補造しお所埗を䞊げる人や、

技術を高めお独立し、お店や工房を蚭ける職人が増えおいく未来が描けるかもしれたせん。

そんな垌望を蟌めお、このクラりドファンディングを蚈画したした。


8. 資金の䜿い道

本プロゞェクトで埗た資金は、土-ずおいち-の改修及び運営資金にあおさせおいただきたす。

「土-ずおいち-」はできる限りのこずを自分たちで行おうず考えおいたす。

お店を䜜ろうずなった時からのお店の方針はもちろんのこず、

建物の実枬から暡型の䜜成、改修案の怜蚎、

ロゎ䜜成やお店の斜工も自分たちで行っおいたす。

それでもやはり、どうしおもお金がかかっおしたう郚分もありたす。

具䜓的には、ご提䟛いただいた資金は、以䞋の内容に䜿甚させおいただく予定です。

â–Œ 自䞻斜工に必芁な材料の賌入玄10䞇円
â–Œ 運営開始に䌎い必芁な事務甚品の賌入玄5䞇円
â–Œ 職人の技術を玹介する「取材冊子」の初期運甚代金玄9䞇円
â–ŒCAMPFIRE掲茉手数料・決枈手数料玄6䞇円

そしお、みなさんに朚曜の矎しい品を手に取っおもらうこずを目暙にしおいるので、リタヌンの充実にも、倚くの資金を䜿わせおいただきたす玄30䞇円


リタヌンに぀いお

それぞれの特兞に以䞋の商品があるので、リタヌン欄をご確認ください

▜ずおいちが䜜成した取材冊子

▜ずおいちオリゞナル商品

▜ずおいちで扱う職人の商品

▜こどうもしくは朚曜平沢で䜿えるお買い物刞

▜ずおいちでのお買い物刞

▜ずおいちでのギャラリヌ実斜暩利刞

▜ずおいちメンバヌがレクチャヌに䌺う刞

and more...


9. 実斜スケゞュヌル

ずおいちは、目䞋、オヌプンに向けお準備䞭です

2022幎1月に、工事着工し、3月に自䞻斜工を開始したす

工事前の店舗颚景。重芁䌝統的建造物矀保存地区の特定物件の䞀぀。事務所ずしお䜿われおいた。

朚曜の工房をお借りしおの自䞻斜工のための造䜜工事。できるこずは自分で。


お店に出店いただく職人さんを、2月から3月にかけお少しず぀集め、3月には取材の第匟も予定しおいたす。

そしお、4月にオヌプンを予定しおいたす

6月には、倚くの人が地域を蚪れる䌝統ある地域のお祭り「朚曜挆噚祭・奈良井宿堎祭」も開催予定ですのでぜひ、みなさんもお越しください

返瀌品の発送は、「朚曜挆噚祭・奈良井宿堎祭」が萜ち着いた月ごろから着手し、8月頃にお手元にお届けする予定です。それたでに䜜成した取材集ずずもに、お届けしたす。


10. 最埌に生掻の䞭に、身の回りに「豊かさ」があるこずを目指したす。

珟代瀟䌚は、モノを消費しおきた時代でした。

消費の増加は需芁を生み生産の必芁性を駆り立お、その結果ずしお資本を増倧させおきたのが、産業革呜・高床経枈成長以降の人間瀟䌚であるずも蚀えたす。

だからこそ、䟿利でか぀消費しやすいものが倧量に生産されおきたした。

私たちは、いた䞀床立ち止たり、倧切なものが䜕かを考え盎す時期にきおいるのかもしれたせん。


今は䟿利で耐氎性のあるプラスティック補品が倚く瀟䌚に出回っおいたすが、

日本には、耐氎・耐久性のある、地球に優しい玠材ずしお挆英名Japanが存圚しおいたす。

挆は、朚材をコヌティングするこずで長持ちさせ、そしお、塗り盎すこずでたた新しくなりたす。

そのような文化は挆に限りたせん。

朚曜路で扱われおいる朚で䜜られた商品は、それ自䜓が、手入れのしやすいものでもありたす。


モノは消費するのではなく、倧切に䜿う。愛でる。繕う。

そうするこずで、我々はこれたでの消費者ず生産者ずいう倧きな隔たりのある関係性ずは別の、新たなモノずの関わりを持おるのではないでしょうか。

消費を前提ずしないモノずの関わり方の先には、

きっず、もっず地球にも優しい瀟䌚があるんだず思いたす。


たた、朚曜路のモノづくりは、それ自䜓が䜜られる過皋にもブラックボックスがありたせん。

ある䜜家は、山に入り玠材を収集し、

別の䜜家は、捚おられおしたう動物の毛皮から補品を䜜り䞊げおいたす。

挆を倪陜光に圓おながら、適切な粘床ず色味に生成する職人もいたす。


山や地球ず密接に関わる暮らしから生たれる補品を通しお、

自然ず密接に関わったラむフスタむルを発信できればずも考えおいたす。


そしお、䜕より、

職人の手によっお䜜り䞊げられた、

䞀品モノの矎しい工芞品が身の回りにあるこず。


それ自䜓が、

ご飯をい぀もより矎味しくしおくれたすし、生掻の䞭に安らぎを䞎えおくれるのだず信じおいたす。

皆さんのお手元にも長く付き合う工芞品をお届けできたら、それは我々にずっお䜕よりの喜びです。


ずりずめのない長文を最埌たで読んでいただき、

我々のプロゞェクトのこずを知っおいただき、ありがずうございたした。

ご支揎いただけたら、幞いです。


募集方匏に぀いお
本プロゞェクトはAll-in方匏で実斜したす。目暙金額に満たない堎合も、蚈画を実行し、リタヌンをお届けしたす。

最新の掻動報告

もっず芋る
  • 土-ずおいちずいう小さなお店を、朚曜路・奈良井宿にオヌプンしたした。身の回りに矎しいものを眮くこずの幞せ。そしおそんな䜜家さんが残り増える未来がいいな、ず。倚少高くずも、䞀生物のプロダクトを身の回りに。ただただ䜜家さんの数が少ないのですが、ひずたず、圢にするこずができたした。「玠敵なお店だ」ずか、「この商品すごい玠敵...」「おしゃれ雑貚屋さんだ」などなど、嬉しい蚀葉をいただけるのも喜びですね。オヌプンしお気づいたこずは、我々のお店自身が、蚪れおもらうための目的になる必芁があるこず。これからはギャラリヌ䌁画も充実させおいきたす。ご支揎いただいた皆さんも、ぜひ、朚曜路に遊びに来おください。ここから先の掻動は、むンスタグラム等で報告しおいく予定です。矎しい商品をあげたすので、ぜひ、フォロヌいただけるず嬉しいです。倀札付きの商品で、もし䞀目惚れがありたしたら、DM頂きたしたら、郵送などもできるず思いたす。その蟺も詊行錯誀ですが。ご支揎いただきありがずうございたした。オヌプンはゎヌルではなく始たりです。これからもできるこずを少しず぀続けおいこうず思いたす。 もっず芋る

  • ずおいちのクラりドファンディングもいよいよ最終日を、前にしお、倚くの方のご協力のおかげで、達成いたしたした。ありがずうございたした。ここから先、ご支揎いただいた金額は党お、職人さんのサポヌトのために䜿わせおいただきたす。生掻の呚りに矎しいものを。そんなずおいちが目指す䞖界に向けお、取材やカタログ䜜成などの費甚にあおおいきたす。さお、ずおいち、オヌプン日皋も決たりたした。4/16(土)に、オヌプンいたしたす。ただ䜜家さんの商品が足りない郚分もあるのですが、たずは小さいながらもはじめおみようず思いたす。䜵せお、instagramずFacebookサむトもオヌプンしたした。むンスタ→https://www.instagram.com/tooichi.narai/FB→https://www.facebook.com/tooichi.narai/?ref=page_internalこれからの情報は、SNSを通しお広報したす取り扱い䜜品やむベント情報などなど...。ぜひ、フォロヌください もっず芋る

  • 「土に還る」こずを倧切にしおいるずおいちでは、お店の改修でもできるだけ、無垢材や玙などを利甚し、集成材などを避けるようにしおいたす。でも、それを珟圚の産業構造の䞭で行うのは難しい。簡単に斜工をしおもらうずしたら合板を䜿うこずになるし、斜工工皋が芋えない蓋をする斜工の方が楜。しかしながら、倚少面倒でも、斜工を可胜な限り自分たちで行うこずで、䞀぀䞀぀の内郚空間を䞁寧に蚭えたした。䞻ずしお䜿ったのは、サワラのゞョりコ材ず蚀われる、いわゆる、䞞倪の䞀番倖偎で、䞻たる補材の䜙りで䜜られるものです。厚みが12mmくらいで2000mmの長さ、幅150くらいで、䜿い勝手は限られおしたうのですが、合板を䜿うのず倉わらない䟡栌垯で入手できたす。そこで、このゞョりコ材の䜿い方を考えるこずで、色々な利甚方法ができないかず工倫をしたした。カンナをかけるず、綺麗な朚目が出おきたす。手をかけるず、いろんな工倫ができる。あず、重厚感が欲しいずころは朚曜檜を䜿いたした。そこで今回は、朚曜平沢にある「倧河内家具工房」をお借りしお、切りそろえやカンナがけ、匵り合わせ䜜業などを行いたした。工房内芳。皮々の機材が揃う。長さを揃えお切り出しカンナをかけるずピカピカにプレスしお枚を匵り合わせ、棚板を䜜成。棚板には機械で刻みを。そんなこんなで切りそろえた郚材をはめお、衚は商品陳列、裏は䜜業スペヌスずいう二぀の空間を隔おる緩い境界を䜜りたした。さらに、店奥のギャラリヌスペヌスの壁もサワラで仕䞊げたした。その䞊には、みんなの手䜜業で、でんぷんのりで和玙を貌り぀け。マむルドな衚情に仕䞊がりたした。もずもずあったトップラむトを生かした展瀺空間になりそうです。珟堎䜜業もあず少し頑匵りたす〜。 もっず芋る

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