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"Commons Garden" 食×農×旅をテーマに集うシェアハウスを作りたい

種と菌から多様性と循環を考える家ー田畑を耕し、保存食を仕込み、国内外からのお客さんと交流しつつ、暮らしの場をみんなでナリワイにしていくコミュニティ。失われつつある古来の里山の文化や知恵、技術を受け継ぎつつ、ナレッジ・シェアしてゆくシェアハウス"Commons Garden"を始めます

現在の支援総額

539,500

215%

目標金額は250,000円

支援者数

85

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/12/24に募集を開始し、 85人の支援により 539,500円の資金を集め、 2018/01/26に募集を終了しました

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このプロジェクトは、2017/12/24に募集を開始し、 85人の支援により 539,500円の資金を集め、 2018/01/26に募集を終了しました

種と菌から多様性と循環を考える家ー田畑を耕し、保存食を仕込み、国内外からのお客さんと交流しつつ、暮らしの場をみんなでナリワイにしていくコミュニティ。失われつつある古来の里山の文化や知恵、技術を受け継ぎつつ、ナレッジ・シェアしてゆくシェアハウス"Commons Garden"を始めます

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▼ご挨拶

はじめまして。私たちは、奈良県宇陀市にて、食と農と旅をテーマに暮らしながら仕事をシェアしていく古くて新しい生き方をめざしています。近所のおじいさん、おばあさんに昔ながらの手仕事や伝統食のことを学びながら、海外からの滞在者向けのツアーや体験プログラムをつくっていく仕事をしています。

宇陀をはじめ、大和高原の里山には、奈良時代から受け継がれて来た食や手しごと、薬草の知恵があります。今や失われつつある里山の知恵や文化を地元の達人に学びつつ、暮らしの場と仕事をシェアする"Commons Garden"を始めます。

それぞれの特技をシェアしながら、麹屋、薬酒バー、週末カフェなんかも開けたらと思います。発起人の2人はこれまでも旅を仕事にしてきた経験があります。生産者や地域で生きる面白いひとたちを訪ねるツアーもやっていきたいと考えています。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

田舎で暮らしながら、ナリワイにしていきたいと考えている都会からの移住者は多いのではないでしょうか。しかし、わたしたちのような移住者が、いきなり田舎で何か事業をおこそうとおもっても、つながりがないとできません。そこで、外からやって来たメンバーと、地元の協力者たちをつなぎつつ、やりたいことを実現できるような拠点をつくろうと思いました。

宇陀市にはとても協力的な雰囲気があり、空家や田畑、そして生きていく為の技術を共有していただき、若い人たちに来てもらいたいという想いにあふれた地元の人たちがいます。ここには、薬草や食品加工、伝統農法の達人からいろんな技術や知恵を学ぶことができます。素晴らしい文化を暮らしの場で受け継いでいきたいです。

そこで、地元の方より、ぜひ、新しいチャレンジのために活用してもらいたいと古民家の空家を提供していただいたのですが、修繕が必要となります。できるだけ自分たちでできるところは自力で改修する予定ですが、ボイラーの修繕費だけご協力いただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします!

▼スタートメンバー紹介&どんな活動をしてきたのか

<前田知里>

 

 オランダの農業大学院とインドの研究所で有機農業を学び、ブータン政府GNH委員会で半年間インターン。約30の村でホームステイしつつ農的暮らしを営む。帰国後、農と食の民俗文化を訪ねて全国の山村集落を歩く。里山の暮らしを案内する通訳案内士として活動中。これまで、世界の保存食や薬草文化を学び、在来種の種子の保存活動をしてきました。学んで来たことを暮らしの中で実践しつつ、シェアする暮らしができる場所を探し求め、昔ながらの知恵やナリワイが生活産業の中で今に受け継がれている宇陀市にたどりつきました。

ウェブサイト:http://www.satoyamalibrary.org 

<岩切アイリーン>

京都市生まれ、西京高校商業科卒業 Firenze contemporary jewelry学校卒業後、京都の某有名ホテル 奈良県明日香村農家民宿の管理人を勤める。20代にアメリカ、イギリス、イタリアに滞在しながら、各国を暮らすように旅し、現在その経験を活かすべく、宇陀市にて民宿開業を目指して活動中。自然療法の講師を呼んで手作りコスメをつくったり、重ね煮料理や天然酵母パンづくりなどを企画経験があり、また、インバウンド対応のツーリズムにもかかわり、収穫体験やサイクリングで自然農の畑やまちを案内していました。

 ▼このプロジェクトで実現したいこと

種と菌から多様性と循環を考える家
タネと菌から食の循環を考える。在来稲を育て、麹づくりから発酵を考える。大事にする価値観は多様性と循環です。
推古天皇の時代から薬狩りが行われていた薬草の地で畑つき古民家を借り、薬草や在来野菜を栽培し、国内外からの旅人を受け入れ、交流していきます。

川口由一さんの赤目自然農塾へも車で約30分(田んぼ借りれます)、さらに、森野旧薬園が10分、薬草加工されている農家さんも近所にあり、自然農や薬草についても栽培から加工まで学べる環境にあります。

<テーマ>

テーマは食と農と旅。
そこは農業学校でもなく、農場でもない。暮らしながら互いに学ぶ「学びの教室」。 新しいカタチのライフスタイル。その道の達人を講師として招き、春は野草探索や種まき、夏は自然農の野菜作り、秋はキノコ、冬は発酵、セルフビルドなどなど、生きる知恵を学ぶ勉強会を開き、暮らしながら昔ながらの技術と知恵を継承していきます。そして、週末イベントの開催や、共同本棚を設置、オープンな空間を作り、住み開きします。

<医食(植・職)住の暮らしにかかわるワークショップ>

①医・・・・・・・奈良時代から薬狩りが行われ、日本最古の薬草園がある宇陀市で薬草について達人に栽培から加工、薬膳料理など学びながら実践しつつ、和のハーブ園をつくっていきます。
②食(職・植)・・無農薬米や味噌、醤油を自給。醸せる家を目指します。食と農をコンセプトにカフェの営業や商品づくりも。
③住・・・・・・・住み開きしながら旅人や地域との交流を図ります。 旅を暮らしの形に!

写真:薬酒作りワークショップの様子

 

<みんなでつくる設備>

麹室、石窯、オープン・ミュージアムなどDIYで作りませんか?在来種や発酵食、薬草、お茶、手しごとなどをテーマにオープンミュージアムやワークショップを定期的に開催。また、短期ビジットなどを受け入れることによって、専門家を呼んだり、ガーデンの整備や備品にあてていきます。

※他にも、そのときのメンバーの特技によってテーマが増えていくかも。

<住人同時募集中>

同時に住人となって一緒にシェアハウスを盛り上げてくれる方も2名募集しており、テーマは、住人のやりたいことや特技について話し合いながら、柔軟につくっていきたいと思っています。

住人の仕事は例えば、農業、食品生産、みかん・柿・しいたけなどの季節労働、旅館、福祉系などが考えられます。もしくは、デザインやIT、ものづくりなど手に職がある方を募集中です。

(家賃はクラウドファンディングの結果によりかわってきます。)

▼これまでの取り組み

葛の根を使った料理体験や薬草狩り、150年の藍壷を使わせてもらってのワークショップ、竹職人に学ぶ手しごとなど、地元の資源をまずは知ることから始めてきました。作り手を訪ね、地域で生きる人たちの暮らしの技や知恵を学ぶ企画をこれからもつくっていく予定です。

△写真:宇陀市にある150年の藍壷を訪ねる

△写真:地元に住む薬草狩りの達人から薬草と民間療法を学ぶ

△写真:葛屋さんに学ぶ葛という植物の生態と加工法

△醬油用豆麹づくりワークショップ

△写真:自宅でオーガニックマーケット

▼資金の使い道

このシェアハウスを実現するにあたり、ボイラー・トイレを修繕する改修費が約20万円必要になります。初期費用を支援していただきたく、募集しました!

自分たちでできるところは極力自力で補修する予定ですが、集まったお金はボイラーの費用にあてていきたいです。

▼物件について

物件は、推古19年(611年)5月に初めての薬猟が行われたと「日本書紀」に記述がある宇陀市にあります。

間取りはこんな感じです。

 

 

宇陀ってこんなところ 

近鉄電車が通っていて、京都・大阪市内からのアクセスは1時間以内の立地にありながら、まだまだ観光地化されていません。味噌、醤油、奈良漬けなど、昔ながらの伝統的な食品や、藍染め、革製品などの手しごとが残っていたり、「日本書紀」や「万葉集」にも記述のある古くからの薬草の採集地でもあったりします。

樹齢300年とも伝わる又兵衛桜は、大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニング映像で使用されたことで話題になりました。春の桜並木はとても穴場です。

観光地でない暮らしの場所へ、ぜひ一度遊びに来ていただきたいと思います。

 

宇陀市のオススメ桜スポット

https://www.city.uda.nara.jp/shoukoukankou/kankou/kankou/shizen/cherry-blossoms.html

 

アクセス

最寄り駅 近鉄「榛原」駅

大阪から近鉄で約45分

名古屋から近鉄で約100分

京都から近鉄で約60分

 

▼リターンについて

<オープンハウスにお越しいただける方(2/3&2/10を予定)>

オープニング鍋パーティーにご招待!:5000円

オープニング鍋パーティー&1泊宿泊:8000円

薬草ワークショップのみ参加:5000円

オープニング鍋パーティー&1泊宿泊&薬草ワークショップ:10000円

 

※お礼のお手紙は3000円以上のリターン全てにつきます。

 

<スケジュール>

2月3日(土)or 2月10日(土)

1日目

午前:究極のスローフード、本気の本葛づくり

   薬草の達人と葛の根探し、薬草狩り

   山で持寄りランチ

午後:葛の根加工

   大宇陀松山地区の町並み・森野旧薬園見学

夜 :宇陀産の食材を使った鍋会

   シェアハウス宿泊(定員10名)

2日目

午前:朝食後シェアハウス周辺の自由散策

※薬草ワークショップでは、地元の薬草の達人とともに山に入り、葛の根を探すところから本格的な葛粉づくりにチャレンジします。葛粉の精製を待っている間に町並み散歩も。 

 

<オープンハウスにお越しいただけない方> 

この期間にご都合のつかない方は、別の日に随時、お越しいただいても大丈夫です。(2018年2月以降受付)
薬草の村を探検してみたい人、しばらく、栽培を勉強したい人も滞在していただけます。

春の桜の時期には、弁当をもってピクニックにもいきましょう!

1泊滞在: 5,000円
2泊滞在:10,000円
4泊滞在:20,000円
7泊滞在:30,000円

日帰り(ホームビジット):3,000円(山添村の大和茶付き) 

 

<お越しいただけない方>

宇陀までお越しいただけない方には、地元大宇陀の生産者の葛・発酵食品などをお送りいたします。

3000円の支援:蜜蝋キャンドル1個

5000円の支援:

 A 「黒川本家」さんの葛菓子 

 B 「いせ弥」さんの宇陀産在来種「金ごぼう」の無添加奈良漬け

 C「黒川醤油」さんのだし醤油 360ml

 D「森野葛本舗」さんの葛うどん

 E   蜜蝋キャンドルとサシェのセット

10,000円の支援:「森野葛本舗」さんの本葛 180g 2本

 

※お礼のお手紙は3000円以上のリターン全てにつきます。

 

△写真:黒川本舗さんの葛

△写真:黒川醤油さんの発酵中の蔵

天然の温度管理で低温発酵が黒川醤油さんの特徴。2年かけて育てられたお醤油をお届けします。

 

△約250種類の薬草木が栽培される「森野葛本舗」から、本葛と葛うどん

△慶応弐年(1866年)創業の「いせ弥」さんからは「金ごぼう」をお送りします。

▼最後に

最後まで読んでいただいてありがとうございます。わたしたちにとって、旅は暮らしであり、生き方。農村集落の手仕事や暮らし、生き方を伝えていくことがライフワークだと思っています。暮らしのある旅、そして、自然とともに生きる力を学ぶ旅を地元のおじいちゃん、おばあちゃん、宿やさん、農家さん、料理人、いろんなひとと一緒につくっていけたらなあと思っています。

ご協力よろしくお願いします!!

最新の活動報告

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  • リターンの送付について 送付が送れて申し訳ございません。Commons Gardenのイラストとはがきができました!! ご支援いただいた方にはお葉書&リターンを順次送付しています。 宿泊をご希望の方はどうぞご希望の日程をお知らせください。   近況報告 春分を目前に春らしくなってきました。 ショートステイで横浜や京都からおふたり滞在していただき、 今後の移住に向けて空き家探しをしたり、 薬草の勉強会をしたり。 こちらは山茱萸の木。 ブルガリアでは、昔、ヨーグルトの種を起こすのに使われていたとか。 さっそく、やってみました。 乳酸菌を採集する植物によって風味が変わってきます。   こちらは麦芽からつくる甘酒。麦芽は、麹と同じく漢方では消化促進に使われるお薬だったりします。韓国ではシッケという甘酒を麦芽から作るときいてやってみました。大麦らしい風味に仕上がりました。   リターンで宿泊を希望された皆様、 これからの季節は畑を耕したり、タネを播いたり、いろんな作業が出てきます。 何か、一緒に取り組めることや、こちらでイベントをやりたい、などなど、 アイデアがありましたらぜひ一緒に企画していきたいと思いますのでぜひご連絡ください。   お会いできるのを楽しみにしています!             もっと見る

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  • シェアハウスオープン企画、葛加工&鍋会を終了しました。 「本気の葛加工ってタイトルになってたけど、ほんとに本気ですね?!」 と、参加者一同びっくりの葛会になりました。 まず、集合してすぐ山へ。 Mr. プラントハンターこと、地元の薬草名人の案内で葛の根を探しに行きます。名前をだしてほしくないとのことなのでここではMr.プラントハンターと呼びます。道中のこれまでのハント話など、もう、めちゃくちゃおもしろいのです。 夏は堤防や土手を覆い尽くすように茂っている葛ですが、冬場は地上の蔓が目印になります。   この蔓と鞘を目印に根元が太く育った葛を探します。   プロの葛の根掘りさんはこれの数倍の太さの葛根を掘られますが素人集団なのであしからず・・!さて、でんぷんはどのくらいとれるのでしょうか? 葛の根を切りわけ、洗ってから精製します。 繊維を細かくして、臼と杵でつきます。 まるで餅つきのようでした。 人力でもみだします。晒で濾し、上澄みを捨てては沈殿させる作業を5 回~6 回繰り返します。 沈殿を待つ間、推古天皇が薬狩りをする時に身を清めたという「薬の井」のご神水を汲みに宇陀水分神社へ。この御神水を使って葛湯を作るという全て本気のストーリー。   くずもちもつくりました。粗い葛の根の繊維がまじった茶色い葛餅もなかなか味わい深いものです。   こちらは、黒川本家さんの本葛で作った葛もちに地元の青豆きな粉をトッピング。   そして、夕方の鍋会では、いれかわりたちかわり、いろんな人がお手伝いにきてくださり、いっしょに鍋を楽しみました。 自作のポン酢も差し入れいただきました! この2日間で、地元の方やお手伝いで来ていただいた方を含め、約50名の方にオープンハウスにご参加いただきました。自治会長も応援してくれています。 たくさんの方々の応援のお気持ちありがとうございます! 宿泊体験やその他の産品をご選択いただいたサポーターのみなさまには、これから順次、お礼状と特産品をお送りしたいと思います。 今回ご参加いただけなかった方も、これからもいろんなイベントを企画していく予定ですので、ぜひあそびにきてください!!         もっと見る

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