クランクインまで11日!
映画『わたしの魔境』
カンヌ国際映画祭受賞 深田晃司監督や、作家の草下シンヤさん、元受刑者YouTuberの250番さんらからコメントが届きました。オウム真理教事件をモチーフに、事件当時とコロナ禍の現代に共通する心理を描く本作は、現在クラウドファンディング中です。
コメント一覧
どこにでもいるイマドキのOLがなぜ犯罪に加担するのかを描く
↓詳細・ご支援はコチラ↓
https://camp-fire.jp/projects/view/548293
現在予告編等で公開している映像は、全体の2割程度で、残り8割の重要なシーンは、全て3月末にまとめて撮影が行われます。
世界に通用する映画・後世にしっかりとバトンを残す作品にしたいと思っているため、本作では、深田晃司監督のカンヌ国際映画祭受賞作『淵に立つ』で撮影を担当した根岸憲一カメラマンにご協力頂き、また、『ONODA 一万夜を超えて』の津田寛治さんら実力派俳優にもご協力頂いております。
3月末の撮影を、少しでも良い環境で行うため、ご興味ある方は引き続きご支援・ご協力のほど、よろしくお願い致します。
↓内容・キャスト・スタッフ詳細・ご支援はコチラ↓
https://camp-fire.jp/projects/view/548293
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地下鉄サリン事件が起きたとき私は15歳でした。
その日は中学の卒業式のリハーサルの日だったと思う。
電車で通っていた東京都杉並区にある学校に着くと騒然としていた。
連日のように起きていた人身事故ではない、地下鉄に毒ガスが撒かれたらしい。
親しかった同級生が通学中にそこに巻き込まれ入院をした。
リハーサルは当然中止になった。
私にとっては人生初の身近で起きた大事件であったが、
その日の記憶はもう霧の中のように薄れてきている。
天野友二朗監督の最新作はもしかしたらそんな霧を晴れさせてくれる作品になるかも知れない。
その日から30年以上生きてきて知ったのは、
世界には小さなオウム真理教がいっぱいあるということだった。
映画の世界にも芸術の世界にも小さなカルトと大きな暴力は存在する。
どういう映画になるか、楽しみです。
映画監督 深田晃司
元受刑者である私は、裁判中に麻原が収容されていた時期に同じ東京拘置所にいた。
刑務官は「麻原が〇棟の〇階にいるよ」とこっそり教えてくれたのである。
オウム真理教は、洗脳や同調圧力、恐怖支配などにより、
「普通の人たち」を狂気の沙汰に向かわせた。
人には闇がある。
この教団の行った悪行は、私たちと全く関係のない世界の話ではないのだ。
執筆家・YouTuber 250番
答えのない時代になりました。
自分なりの答えを見つけられるようになりたいです。
作家・編集者 草下シンヤ