2017/12/13 07:59
三成が捕らえられたのは慶長5年9月21日です。
そして、処刑されたのは10月1日です。
これはいずれも旧暦で、今でいうところの11月18日です。
紅葉も盛りの少し肌寒い季節。戦国時代ならば、今のような地球温暖化ではなかったので、かなり寒かったのではないでしょうか。
雪こそ降らなかったかも知れません。
でも、この辺りでは高い伊吹山の山頂に被る雪は、見ることができたかも知れませんね。
三成を守りきれなかった与治郎は、この時期、どんな気持ちで過ごしていたのだろう。
そんなことをふと思いました。
菩提を弔いながら、寂しい年の暮れを、村の人々と過ごしていたかも知れません。
でも、私は三成は感謝していたのではないかと思っています。
必死で守ろうとしたその姿に嘘は見えなかったはずです。
古橋に、三成の加護が働いてくれていることを祈るばかりです。