アフターケア事業全国ネットワークえんじゅの代表、高橋亜美より、遅ればせながら動画でご挨拶をさせていただきます。
当初、このハンドブックの企画を出した時にはもっと「マニュアル」色の強いものでした。これを読めば、対応方法が書いてある、といった感じに。それは、本を企画した編集長の私自身が、日々の支援の中で戸惑い、迷い、不安になることがあり、そんな時に「お守り」として携えておけるようなものが欲しいと思ったことがきっかけにありました。
ところが、企画会議の場で出すと……といった経緯も、今回、高橋が話しています。どうぞご覧になってみてください。一番下に、動画の内容テキストも置いておきます。(編集長 矢嶋桃子)
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この本を作りたいと、編集長の矢嶋桃子から言われた時、どんな本を作りたいかというやりとりの中で、支援に困った時にその本を読めばいろんな情報や知識が詰まっている、そんな支援のマニュアルになるような本を作りたい、と相談されました。
私は(編集長の)桃子さんがやりたい思いは大切にしたいと思いながらも、私は、マニュアル本は正直、読まないなと思いました。
でも、この本をどんな内容にしていくかをえんじゅの仲間とたくさん話していく中で、マニュアルだからお守りになるというよりは、この本の中に「相談者の人たちと一緒に幸せになりたい」とか「楽しく生きていきたい」とか、そんな思いが詰まった内容になっていく過程がありました。
私も本の中で原稿を一つ書いているのですが、「私はマニュアル本は読まないな」から始まった本が、「私も、お金を払ってでも私の本棚に置きたいな」と思える本になりました。
この本は、支援者とか、相談者とか、応援する人とか、そんな垣根を超えて、たくさんの人に読んでもらいたい一冊になりました。
たくさんの人に読んでもらいたいです。
クラウドファンディングで頑張りますので、みなさん、ご支援をよろしくお願いします。
(えんじゅ代表・高橋亜美)