私がシングルマザー下宿を運営してきた中で、親や家族に頼れない、居場所を隠さなければ行けない若者にもお部屋を提供する機会がありました。

彼女たちと食事を囲んだり、出かけたり、共に普通の暮らしを過ごす中で知ったこと。
苦しい過去の記憶が今のできごとと結びついてしまって、今苦しい時があること。

いざというときの身寄りがなくて、ふとした時に不安や寂しさに襲われること。

そして何気なくやっていることがサポートになっている、私自身の知識やメンタルの安定、相談先やつながりが必要なこと。

現場で日々伴走されている専門職のみなさんにお知恵を借りようとすればするほど、支援者側の支援の大切さをしみじみ感じました。

若者たちはつらい過去の記憶と、これからも共に生きなければいけないかもしれない。

一緒に重荷をまるまる背負うことはできないけれど、ここは一緒に歩こう、少し一緒にお休みしよう、とそばに居てくれる人がいるだけで、その子自身が乗り越える力がまた湧いてくると信じています。

現場でがんばる支援者さんの"お守り"にもなるハンドブックは、必ず若者たちの生きる力になります！制作を是非応援してください！

山中真奈

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シングルズキッズ株式会社　代表 山中真奈さんよりメッセージをいただきました。
まなさん、ありがとうございます！