2022/05/25 22:00

話し合いで問いを深める雑誌『syn magazine』

創刊号となる本誌の特集テーマは「よい話し合いとはなにか」。言語学、コミュニティデザイン、地域行政、組織開発、建築、商社、イノベーションなどの領域で活躍する13人の方々との話し合いのプロセスを収録しています。

今回ご紹介するのは株式会社MIMIGURI 代表取締役の安斎勇樹さんとのダイアローグです。

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安斎 勇樹(あんざい ゆうき)

株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO / 東京大学大学院 情報学環 特任助教

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。ウェブメディア「CULTIBASE」編集長。企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について探究している。主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』、『問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』などがある。

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会議や打ち合わせをしている時、誰しも一度は「なんか話が盛り上がらない」「いいアイデアがなかなか生まれない」と感じたことがあるのではないでしょうか。そうした課題を解消するべく、昨今ではさまざまなワークショップデザイン論やファシリテーション技術が語られていますが、なかでも「問い」をデザインする方法論で注目を浴びているのが株式会社MIMIGURI代表取締役の安斎勇樹さんです。

ワークショップにおいて、どのような問いを立てるべきなのか。研究と実践を重ねてきた安斎さんは、「本当に解くべき課題を最初に正しく設定しなければ、創造的対話は生まれない」と話します。人や組織の創造性を引き出すワークショップとは、どのようなものか。安斎さんとともに、その魅力と可能性、そして「問いのデザイン」によってもたらされる創造性について考えを深めました。

synの第1期ISSUEである「よい話し合いとはなにか」が、よい問いなのかという問題も含めてご一読いただければと思います。


出版クラウドファンディングも残すところあと4日。

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