ORANDO PLUSメンバーの蟻塚氏は、弘前市内で蟻塚学建築設計事務所を営んでいます。
10年以上前からりんご箱を使った空間やプロダクトを弘前で展開しています。こちらでもそれらをご紹介!りんご箱ベッドも期待してください!(と自らハードルを上げる・・)
2010 素材に導かれるデザイン
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かれいざわアートICHIBAのためにつくられた100人分のテーブルとベンチ。
「使い込まれたりんご箱」「解体現場の廃ガラス」「ボランティアの手」という素材を組み合わせ、簡易で、美しく、機能的なモノのバランスを追求しています。
2012 りんご箱とステンシル
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弘前市土手町で二日間にわたって行われた「りんごハロウィン」会場のためのセット。
りんご箱を積み上げ、オリジナルデザインされたキャラクターをステンシルでペイント。二日目にはかたちを変えて使用されました。(共同製作:THE STABLES、Easy Living)
2018 りんご箱の魅力と価値を引き出す
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又幸でのりんご箱再利用プロダクト。
何シーズンも繰り返し使われ、市場の仲買人による記録が残ったりんご箱。近年は輸送コストの問題から返送されず廃棄されるものが増えています。「又幸」ではりんご箱の持つ魅力や価値を引き出すプロダクトをつくり、りんご産業の新たな活路を見出そうとしています。
2018 この地域における人・農業・動物をみつめる
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彫刻家・塚本悦雄とのコラボ展。”使用”と”経過”による無為の個性を得た木箱が、ひとつひとつ強烈な個性をもつ彫刻と対峙する空間を意図しています。
2021
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弘前れんが倉庫美術館での展示「りんご前線」の空間構成。
展示テーマに合わせ人々の生業に近い素材として使用済みのりんご箱と、りんごの着色を促す反射シートを用いて作品と作品の間に貫入する間仕切りや展示台などを作成しています。
(撮影:柴田祥)