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「生きづらさ」の状態にある子どもたちために、安心して過ごせる居場所を創りたい。

不登校やその傾向があることで、学習の遅れ、対人関係を作る力をつける機会の少ない子どもたちには、学校でもなく家庭でもない「居場所」が必要です。しかし、我が国の現行法制度では、制度の狭間問題として顕在化し家に引きこもらざるを得なくなっています。子どもたちにとって、安心して過ごせる場の創出を目指します。

現在の支援総額

2,622,000

58%

目標金額は4,500,000円

支援者数

181

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/29に募集を開始し、 181人の支援により 2,622,000円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

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「生きづらさ」の状態にある子どもたちために、安心して過ごせる居場所を創りたい。

現在の支援総額

2,622,000

58%達成

終了

目標金額4,500,000

支援者数181

このプロジェクトは、2022/04/29に募集を開始し、 181人の支援により 2,622,000円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

不登校やその傾向があることで、学習の遅れ、対人関係を作る力をつける機会の少ない子どもたちには、学校でもなく家庭でもない「居場所」が必要です。しかし、我が国の現行法制度では、制度の狭間問題として顕在化し家に引きこもらざるを得なくなっています。子どもたちにとって、安心して過ごせる場の創出を目指します。

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クラウドファンディングの締め切りまで、あと5日となりました。

なかなか数字が伸びずにおりますが、最後まで頑張るのみ!

というのも、こうして応援メッセージをくださる方がおいでてくださるからです。嬉しいなぁ〜

私が大学院の一年生の時(この時が既に30歳を優に超えとりました)、指導教授だった川田誉音先生のゼミ生だった中澤恵さん。研究発表会を大学近くの町の公民館で実施していたところに私がお邪魔したのが初めての出会いでした。当時3年生だった中澤さんの研究テーマが、たしか「アルコール問題」に関連した内容ではなかったかな?

頂いた写真のように、ニコニコ笑顔の発表シーンだったことを今も忘れません。

今では大きな組織の部長さんをお務めで、組織だけでなく地域でもさまざまなお役目を担っておいでで(例えば、コミュニティFMのディスクジョッキーを長くやっておられるとか)、素晴らしい社会活動家でもあります。

医療法人仁精会三河病院 くらし支援部部長、一般社団法人あすなろ 代表理事 中澤恵さんからのメッセージをどうぞ!

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みなさん、初めまして。中澤恵(なかざわ めぐむ)と申します。

錚々たる人たちが、このクラウドファンディングへ応援メッセージしているのため、少々お恥ずかしい部分もありますが、

お世話になっている高山さんと、大学時代に育った知多半島での子どもの環境が、少しでもより良いものとなるよう、エールを贈らせて頂きます。


僕は現在、高山さんと同じ愛知県内にある岡崎市という人口40万人弱の中核市で、民間病院で東海地方初となる「児童思春期病棟」のある医療法人仁精会三河病院の精神科ケースワーカーとして、また地域のコミュニティスペースとなる障がいを持つ方が働くカフェ「Cafeあすなろ」を経営する一般社団法人あすなろの代表として働いています。

初めて僕の名前を聞いた方は女性?と思われる方が多いのですが、男性です。(笑)

子供の頃は名付けた親を恨んだこともありましたが、今では自己紹介のネタにしています。

僕は双子だらけの長野県の田舎で生まれ、15分早く生まれたという理由で、兄というプレッシャーを受けて育てられてきました。

何かあることに、「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」と言われ育てられるうちに、親の顔色をうかがい、周りの評価を気にする「良い人」を演じる人間として、幼少期や学齢期を過ごしてきました。

もちろん、人からよく思われたいという一心で、高校卒業後は「福祉」の大学に進学しました。

そんな僕にも、大学一年の冬休みに「自分らしく」生きて良いんだとパラダイムシフトする出来事に遭遇します。それが、精神に生きづらさを抱える人たちでした。

多種多様な価値観や考え方、人生の修羅場を体験された方のストーリーに触れ、もっと知識を深めたいと大学3年次に精神保健福祉を学ぶゼミに進学し、一年上の先輩の卒論発表会で、ゼミのOBとして参加している高山先輩にお会いしました。当時から、高山さんは熱い思いと冷静な考え方が立ち振る舞いに現れており、ケースワーカーの母「M.リッチモンド」の生まれ変わりかと思うほどカッコイイ人でした。(笑)

それがご縁で、四半世紀経った今でも、知多半島のお子さんのケースに医療機関として関わらせてもらっています。

前置きが長くなりましたが、僕が学生の時は、学校に行けない人は、一学年4クラスほどの規模の学校に数人程度でした。

また現在のように「引きこもり」ではなく、「不登校」と呼ばれていました。

僕の働いている三河病院では、不登校の小中学生の児童がデイケアを利用することにより、学校長と教育委員会がその子の教育にデイケアが必要と認めた場合に、出席扱いとなります。

不登校となる理由は様々です。僕の学生の時代には学校は行きたくなくても「行かない」という選択肢がありませんでした。しかし、家庭環境やイジメ、担任教師と合わない、友達と上手く関われないなどの理由が、「ココロ」や「カラダ」に症状として現れ、学校に「行けない」子どもたちが増えてきています。

小学校や中学校は義務教育のため、出席しなくても卒業はできます。

しかし卒業出来る、出来ないではなく、人間としての成長段階として重要な学齢期に、遊びや学習を通じて人と関わることが、その後の人生にとって有益となるよう、デイケアで学習支援も含めてサポートさせてもらっています。


勉強や、勉強以外にも何か1つ得意なことがあると子どもたちは自信に繋がり、新しい一歩に踏み出せたり、人と関わることに抵抗が減ることは少ないありません。自分を信じることができる子どもが育つ場所作りに高山さん取り組んでいます。

人生折り返しを過ぎ、限られた命で何ができるか考えると、これからの地域を担う子どもたちが育つ環境を整えることが、持続可能な社会の構築であり、僕たち大人の役割ではないでしょうか?

是非とも、僕の尊敬する高山さんの思いがカタチとなるよう、一人でも多くの方にご理解・ご支援下さいますよう、宜しくお願いいたします。

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