お待たせ致しました!!猿之助と愉快な仲間たち 第2回公演「森の石松」第2弾・追加出演者の発表です!ジャラジャラジャラ〜ジャジャン!大知 (期待のニューフェイス)市川喜介 (只今売り出し中)市川段之 (実は裏のBIG BOSS)市川郁治郎 (料理めっちゃうまい)市川段一郎 (いつも眠そうな人)市川右田六 (岡谷の貴公子)市川澤五郎 (爪の垢まで九州男児)市川翔乃亮(四万十産)市川笑猿 (今どきITファッショニスタ)-----------------------------追加出演者発表に伴い、チラシも一新!!どんどん集まる愉快な仲間たちと共に「森の石松」をみんなで創り上げていきましょう!引き続きまして、皆様のご支援のほどよろしくお願い申し上げます。-----公演情報------猿之助と愉快な仲間たち第2回公演「森の石松」4月13日(水)〜21日(木)六本木トリコロールシアター◆公演チケット販売中◆https://eplus.jp/sf/detail/3577630001公演詳細はこちら→ https://lit.link/yukainaenツイッターはこちら→ https://twitter.com/yukainaen
今回は愉快な仲間たちより穴井豪さんよりご支援いただいてる皆様への御礼動画をお届けいたします。穴井豪さんはスーパー歌舞伎II『ワンピース』において腕ダンスやニューカマーの舞などの振付を担当しておりました!どうぞご覧下さい!-----公演情報------猿之助と愉快な仲間たち第2回公演「森の石松」4月13日(水)〜21日(木)六本木トリコロールシアター◆公演チケット販売中◆https://eplus.jp/sf/detail/3577630001公演詳細はこちら→ https://lit.link/yukainaen笑猿謹製!毎日更新‼︎ツイッターはこちら→ https://twitter.com/yukainaen
皆様、いつも応援いただきましてありがとうございます!前回に引き続き、今回も私・制作スタッフよりお届けします。本日は「後編」。記者さんからの質問に、どんどん公演内容や熱い想いが暴かれていきます!!(※今回、歌舞伎座第一部との合同取材会でしたが、本記事では「森の石松」公演に関する事柄を中心に抜粋してお届け致しますため、ご了承ください。)前回の記事【前編】はこちら!本記事だけでもお読みいただけますが、前回からの続きとなっておりますので、前編の皆様からのご挨拶もぜひご覧ください。質問① 横内先生は先ほど「構想30年...」と仰っていましたが、もう少し作品内容の詳細をお聞かせ願えますか?横内 とある映画の構造が面白く、いつか使ってやろうと思っていたんですけれど、猿之助さんが最初に電話してくれた時に「コロナでみんな場所が失われてしまっていて、彼らに場を作ってあげたい...」という想いを聞いて、その想いがちょうど30年前から構想していたことにハマるのでこれは使うしかないなと思いました。(ストーリーとしては)たまたま自分の夢を実現させるために劇場を作っちゃった老人が、うまくいかなくなったけど、劇場に想いを残した(大衆演劇の)一座のものたちが、幻のように劇場に集まってくることで、大事なものが蘇ってくる(というものになっています)。軽い文化祭ですよ、と(猿之助さんは)仰っていましたが、そもそも(この企画の)始まりのところには熱い想いとか、劇場に対する想いとかがあるので、演劇人として我々は熱をもってやれたらいいな...と思って書きました。でも、書きあげたのは実質5日くらい(笑)質問② それぞれの得意分野を生かす、ということは脚本を作る上では大変でしたでしょうか?横内現代劇部分があるんですけど、(「森の石松」は劇中劇なので)そういうところに歌舞伎俳優さんに出てもらいたいなと思っています。実は、同じ演劇でも(現代劇と歌舞伎では)考え方とか今まで習ったことがずいぶん違うということをすごく体験している。僕ら(現代劇俳優側)からしたら歌舞伎の演じ方をみんな学んでやってて浅野さん(『新・三国志』にもご出演中の浅野和之さん)でさえ、事務所の社長に「横を向くな!」と怒られていて(笑)「横を向いたら(衣裳的に)薄っぺらくなるから前を見なさい!」と言っているのに、やっぱりどうしても僕らリアリズムの演劇をやっている人間は「喋る人のほうに向かないと気持ちが悪い」(笑)だから、今度は逆に、歌舞伎役者さんに喫茶店でお茶を飲んで世間話を...みたいな普通の芝居をやってもらうのはすごくいい。なんだか不思議な節回しとかでやるのかな...と思うと、なかなか見ものなんですよ(笑)この(『森の石松』の)稽古場自体がいい文化交流で。お互いの技術のすり合わせも含めて、(良い化学反応が)起こればいいなと。だから現代劇部分はなるべく歌舞伎俳優をキャスティングしていただきたい。いくつか楽しみなキャスティングも実現しつつあるので、ご注目いただきたいと思います。質問③ 改めて、猿之助さんより本作品の見どころをお聞かせください。猿之助(今回の公演で使用する)劇場も、たまたま横内先生と一緒にいて、その勢いで夜の11時くらいに「今から見に行こう!」って言って劇場に行って、劇場主に「貸してくれー!」と言って予約して...ほんとに大学生のノリでやったんですけど(笑)箱(劇場)がきまり、本がきまり...そして先立つものはお金だ!ということで、猿之助の名前を使っていいからクラウドファンディングをやれ!と言って立ち上げさせて、思わぬことに今600万円くらいおかげさまで集まっているのですが...本当は1000万円くらいないといけないので、まだまだ足りていないのですが....彼らからは言えないので僕が言いますけど...本当に演劇はお金がかかるんで。一応、クラウドファンディングの目標額は200万円にしたんですね。僕は「1000万円にしろ」と言ったんだけど、彼らは「分不相応だから200万円で...」と。なので、彼らからは「ありがとうございます」しか言えないけど猿之助からは「まだまだ足りないぞ」ということを言いたいです(笑)今、地方の人たちで応援する気持ちがあるけど行けない!っていう人があるので応援の気持ちをぜひ現金に変えていただいて...(会場一同笑)ただ、ありがたいことに、そういった方たちが大変多くその真心で今回舞台ができるということを(座組一同)本当に噛み締めてほしい。やっぱり大劇場に立っていると忘れがちなことですね。お客様のチケット代で全部が賄えるということを身をもって学んでほしい。今回は小劇場ということで嘉島(典俊)さんがスーパーバイザーとして入っていただいてます。チラシ画像になっている "石松" の扮装も全部大衆演劇の衣裳をお借りしている。お金がないものですから、写真撮影の際には嘉島さんが着付けをして、僕がメイクをして、写真も僕が撮りまして...全部手作りでやっています。なので手作り感満載です!見どころとしましては、『新・三国志』や『オグリ』(スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』)でもご出演いただきました、石橋正次さんに、ようやく舞台の上で「夜明けの停車場」を歌っていただけることになりました。「夜明けの停車場」で、私が大衆演劇の座長として踊るというところが1つの見せ場。あとは、毎回日替わりゲストを呼ぼうかと。人脈はあるので(笑)誰が登場するのか交渉中で、あっと驚くような方々になるかと思うのでお楽しみにしていただければと思います。質問④ 横内先生は、演出家としての猿之助さんについてはいかがでしょうか?横内ビジュアルにしても、音楽にしても対俳優とのこと以外に絵作りや音の空間作りに関して単に音のメロディー以外にも音の広がりなども計算してもちろん技術的には歌舞伎の音の入れ方というのが元になっていると思いますが、現代的なところに於いても、ここはもうミュージカルだなというような音楽の使い方をする。こういうところはちょっとびっくりしてます。ご自分が名優だからどうしてもスターとしての存在感が際立つと思うけどでも、こんなにちゃんと空間とか音楽とかわかっている演出家、しかも大劇場で...こんな演出家そんなに実はいないんだけどなと思っています。特に今回『新・三国志』の音楽に対して、加藤和彦さんの音楽が全てが残っていなかったので断片もうまく使わなきゃ行けない。しかもパート1だけじゃ足りないからパート1〜パート3まで全て使わなくちゃいけない...全部で1000曲くらい?(猿之助「けっこうありましたね...」)その曲を(猿之助さんが)全部お聞きになって、色んなところから引っ張ってきて...本当に素晴らしい演出家だなとそばにいて本当に勉強になります。最新テクノロジーがどのように使われているかもよくご存じで、それを歌舞伎的なものと組み合わせて、ものすごく新しいことが生まれているのも素晴らしい。質問⑤ 猿之助さん、みなさんの想いを受け止めて、改めていかがでしょうか?猿之助とにかく、演劇を作るってことを(若手に)勉強してほしい。僕は亀治郎の会をずっとやって苦労してきましたので、それをみんなでやってほしい。『新・三国志』でも全部僕がやって...もちろん僕がやらなきゃいけないんだけどそろそろ自分たちでやって、自分たちで判断してやってみて...と。やっぱり、歌舞伎や『新・三国志』に出ている若手にも言えることなんだけど...役を習うというのは当たり前で、僕が伯父から学んだのは「舞台の作り方」「人の動かし方」「判断の仕方」。なので、僕と仕事をするにあたっては、それを見てほしい。役者だったら役者をやるのは当たり前。あとは演出力がつけば。演出力っていうのは何かっていうと、人の動かし方。この目的を達するには誰と誰に指示を出せば、誰がどういう役割でやってくれるかっていうのを学んでほしい。早く僕を楽にさせてほしいですよね(笑)歌舞伎の主役っていうのは、ゆったりと構えて、出番なったら来て、出番が終わったら「ああ、おつかれ」って帰る。だけど、僕は一番最後まで残って打ち合わせをして、朝5時頃まで稽古して一番疲れた頃に初日が開く(笑)早くこの重責から解放されたいですよね...質問⑥ 猿之助という名跡の襲名からまもなく10年ですが、これまでの振り返りとここからのフェーズで実現していきたいことをお聞かせください。猿之助これからの10年は演劇の再構築。公演形態をこれからアップデートをする(必要がある)。松竹さんも毎月歌舞伎座が開いているからみなさん潤っているように見えますけど(感染症拡大の影響で)負債を抱えながら公演をやっている。席もまだ満席になかなかできないし、やったって赤字。だけど伝統を絶やしちゃいけないという使命感だけでみなさん(公演を)やっている。でも、なんとかして黒字にもってかないといけないから、そのためにはどうするかということをこれからの10年は考えていかなければいけないと思っています。質問⑦ 4月は歌舞伎座から森の石松に駆けつけるということで、歌舞伎と現代劇、そして劇場の規模もだいぶ違いますけど、切替えは大変ではないかなと思うのですがいかがでしょうか。猿之助僕は慣れてますけど、歌舞伎のお弟子さんたちは慣れてないからやっぱりそういうことも体験することが必要。200人のお客様に感動を伝えるのと、1000人のお客様に感動を伝えるのとやっぱり芝居のやり方も違うし声の張り方も違うしそういう意味でいうと彼らにはいい経験になるのではないでしょうか。200席を売ることがどれだけ大変なことなのかということも。(学んでほしい)質問⑧ クラウドファンディングで目標の3倍も集まっており、先ほどもしかしたら1000万円というお話もありましたが、それはどのような活用を考えていらっしゃるんでしょうか?猿之助僕が私的に使っていいのかって聞いたら「絶対にやめてくれ」と言われたんで(笑)喉から手が出るくらいほしいんですけど...涙をのんで...でも、衣裳費・かつら、照明等々であっという間になくなりますね。やっぱり時代物っていうのはお金がかかるんですね。だから商業演劇からも時代物が消えていく。「森の石松」も資料を集めると、杉良さん(杉良太郎さん)くらいしか最近(舞台では)やってない。前回誰がどんな道具を持ってたかとか「つけ帳」(道具や衣裳などが掲載されている帳簿)を調べると、歌舞伎なんかは戦前とか...杉良太郎さんが清水次郎長と森の石松を1人2役でやったくらい。近年こういういい芝居がどんどんなくなっている。なので(1000万円集まったとしても)カツカツです。質問⑨ 愉快な仲間たちのメンバーにはどういう共通項があるんでしょうか?猿之助「芝居が好き」「情熱がある」「利害関係がない」・・・打算的に付き合っていないってことですね。仕事の付き合いということでなく、普段から一緒でコロナ禍前は一緒に旅行行っていたし。あと、メンバーに定員はありません。志が同じ人が集っていって、という自由な団体です。・・・入会金もないです(笑)おまけ久々に顔を合わせた皆さんは、ご支援くださっている皆様に向けてのコメント撮影をしていました!いつものお互いがお互いを撮影するスタイルで、終始楽しそうなメンバーなのでした。いよいよ稽古も本格的にはじまります。この「活動報告」では、稽古の様子もどんどんお届けしていきますよ!どうぞお楽しみに!-----公演情報------猿之助と愉快な仲間たち第2回公演「森の石松」4月13日(水)〜21日(木)六本木トリコロールシアター◆公演チケット販売中◆https://eplus.jp/sf/detail/3577630001公演詳細はこちら→ https://lit.link/yukainaenツイッターはこちら→https://twitter.com/yukainaen
皆さま、いつもご支援いただきありがとうございます!段一郎です。3月23日、ついに「森の石松」の稽古初日を迎えました!初日ということで、本読みの予定でしたが、「そんなことをしてる時間はない!どんどん動いていこう!」という猿之助さんの一言で、立ち稽古が始まりました。出来上がったばかりの台本を手に各場場面転換をどうするか、登場人物の出入り、照明、音楽と大まかな演出を皆で共有し、各々の衣装かつら小道具など最低限必要なもの、すぐにも発注しなければならないものを確認しました。お稽古中、石橋正次さんが市瀬秀和さんに型を伝授される場面も、、歌舞伎、新国劇、現代劇など様々なジャンルから集まった仲間たちだからこその”異種格闘技戦”的な技のぶつかり合い、そして技の共有がとても刺激的なお稽古となっていきそうです。「森の石松」初日まで後20日!劇場でご覧になれる方は、劇場でお待ちしています!そして、クラファンでのご支援も引き続き何卒宜しくお願い致します!-----公演情報------猿之助と愉快な仲間たち第2回公演「森の石松」4月13日(水)〜21日(木)六本木トリコロールシアター◆公演チケット販売中◆https://eplus.jp/sf/detail/3577630001公演詳細はこちら→ https://lit.link/yukainaen毎日更新ツイッターはこちら→ https://twitter.com/yukainaen
皆様、いつも応援ありがとうございます!本日は制作スタッフが執筆させていただきます。と申しますのも...「春到来!市川猿之助4月も大奮闘!4月は歌舞伎座から六本木トリコロールシアターへ!」四月大歌舞伎 第一部『天一坊大岡政談』、そして、猿之助と愉快な仲間たち 第2回公演『森の石松』の合同取材会へ潜入して参りましたからでございます!!(右から 脚本・横内謙介、演出・市川猿之助、市瀬秀和、石橋正高、下川真矢、穴井豪、松原海児)様々なメディア様から記事が出ておりますので(ありがとうございます!)既にご覧になっている方も多いかと存じますが、この会見では、猿之助さん、横内先生をはじめ、愉快な仲間たちから熱い想いや作品の見どころまでたっぷり語っていただきました!ほんとうにたっぷり!な内容だったのですが(1時間弱くらいでした)最初から最後まで聞き逃せないことが多すぎて余すことなく皆さんにお伝えしたい!!!!と思いましたところ1つの記事だととても収まりきれませんでしたので、前後編にてお届けします。どうぞお付き合いくださいませ。(※今回、歌舞伎座第一部との合同取材会でしたが、本記事では「森の石松」公演に関する事柄を中心に抜粋してお届け致しますため、ご了承ください。尚、私ごとですが猿之助さんの「天一坊」(初役!)は楽しみで仕方ありません。)本日は皆様からの冒頭ご挨拶をお届けします。市川猿之助(演出・出演)猿之助と愉快な仲間たちとして2月には第一回として朗読劇(朗読劇『天切り松 闇がたり ~闇の花道~』)をさせていただき、4月はお芝居をさせていただくこととなりました。横内先生に脚本をいただき、最初はクラブ?サークル?小劇場のノリではじまってあれよあれよと進んでいった企画です。本来あった公演がなくなってしまって、歌舞伎関係者はなんとか歌舞伎座がありますけど、それ以外のメンバーは失業となってしまうので、それは大変だと、なんとかしたいということではじまった企画です。よろしくお願い致します。横内謙介(脚本)去年の秋にいきなり猿之助さんから、『ワンピース歌舞伎』(スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』)からつながるメンバーを中心にお芝居をやりたいとのお電話をいただきました。しかし、その時点では劇場すら取れていない...ただ妄想を語っているような段階でした。我々小劇場の常識としても、劇場は1年半前より前でも良いところはもう埋まっているということが常識なので、この人はものを知らない人だな(笑)まあしょうがないな、と(笑)思っていたんですが...知っている劇場である、六本木トリコロールシアターという、まだできて2〜3年の劇場でとっても利便性の良い劇場に問い合わせをしてみたらたまたまこの時期が空いている!と。やっぱり本当にこういう人が持っている運は強いな、これは何かやれということなんじゃないかな、と思いまして、小さなお芝居の作り方をお教えするということをご協力しようということで参加をしておりました。それが、気がついたらチラシができていて、脚本(担当)って書いてあって...それで、『新・三国志』初日が開いてから、私の人生の中でこんなに急いで台本を書き上げたことはないっていうくらいのスピードで書き上げました(笑)こんなこというと、さぞ荒い台本なんじゃないかと思われるかもしれませんが実は、構想自体は30年のものなんです。今回、石橋正次さん、石橋正高さんという芸能生活6〜70年?となる家系の親子が共演ということで、その構想30年の題材にたまたまそれがうまくハマり、これはこのタイミングで出せということなんだなと思い、書きました。(題名は)『森の石松』なんですけど森の石松を入れ子構造に、劇中劇として「森の石松」がでてきます。小劇場っぽい構造の中で、芸達者な皆さまがの個性が生かせるように考えました。何より、この "猿之助と愉快な仲間たち" に入れるようにがんばりました!!市瀬秀和(出演・衣裳小道具担当)去年やる予定だった朗読劇が今年2月に延期になり、2月(の朗読劇『天切り松 闇がたり ~闇の花道~』)は出られなかったのですごく寂しい想いをしてたんですけど4月のお芝居には参加できるということで非常に嬉しく思っております。また、今月は歌舞伎座に出演させていただいており、まさか自分が歌舞伎座に立たせていただけるとは思っておらず必死に毎日をすごさせていただいております。4月の森の石橋...ならぬ『森の石松』という作品なんですけど横内さんや嘉島さん(嘉島典俊さん)にも本(脚本)を協力いただき、猿之助さんに入っていただいてみんなで手直ししながらそして、“衣裳はだれ、小道具はだれ” とみんなで(担当を割り振りして)作り上げています。今回はクラウドファンディングもさせていただいており、お客様と一緒に作品を作っていければと思いますのでよろしくお願い致します!石橋正高(出演・大道具美術担当)猿之助と愉快な仲間たち No.5の石橋正高です!(猿之助さん始めとする皆さんから、ここで「なんでNo.5なの!」と総ツッコミ)えーだって、1、2、3...(となぜか愉快な仲間たちを数えはじめる正高さん)5番目くらいかな...と(笑)猿之助さんのそばで毎日色々勉強させていただいている中で、お酒をのみながら話していることが本当に現実になっていくことがすごく多くて。猿之助さんのお芝居に対する追求心を我々も教えていただいていて、今回の「森の石松」もそうして実現に向かっている次第です。また、今回、親父(石橋正次さん)とも『新・三国志』で出させていただいて、また歌舞伎座という素晴らしい舞台に親子で出させていただけるのをすごく嬉しく思っています。それに続いて、『森の石松』でも親子で共演するんですけど劇中でも......(ここで「え、これ言って良いのかな」と猿之助さんや横内先生に確認し、許可を取ってらっしゃいました)劇中でも「親子」をさせていただくこととても楽しみです。色々な方に手伝っていただいて舞台ができていく、という素晴らしい経験をこの年でさせていただいているので、多くの方に(森の石松を)観ていただきたいです。下川真矢(出演・グッズ担当)えー僕はNo.8ですかね(笑)(正高さんに引き続き)猿之助さん、横内さん始めみなさんとは『ワンピース』(スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』)」の時からご一緒させていただいて、普段はアクション担当をさせていただいております。この難しい世の中、なかなか集まることが難しい中でも、猿之助さんより「みんなで何かできないか」とご提案をいただき、前回の『天切り松』(朗読劇『天切り松 闇がたり ~闇の花道~』)にも出演させていただきました。なかなか僕は(コロナ禍で)舞台に立てていなかったんですけど、前回の朗読劇でたくさんのお客様をみることができすごくうれしかったですし、今回は僕が普段よく立っている小劇場で、このメンバーで芝居をやれることがすごく楽しみです。市瀬さんからもお話があったんですけど、普段は役者として皆さん(スタッフの方々)にお膳立ていただいて役者として立たせていただいていますが、今回は一から自分たちで作るということで、僕はグッズを担当させていただいてます!自分のことをやりながらも、グッズを担当するということはすごい大変だな...と。今回クラウドファンディングのリターン品ということで、何がお客様に喜んでいただけるんだろう?とみんなで試行錯誤しながら作りました。これからバンバンクラウドファンディング応援してください!はけてくれないと僕の家に在庫が残る!(笑)がんばって宣伝していきたいと思います(笑)穴井豪(出演・チケット担当)下川さんはグッズ担当だったんですけど...チケット担当の穴井です(笑)毎日チケットの動きを見ながら分析をする作業をしています(笑)(猿之助「スタッフ紹介みたい(笑)」)私、この年までダンス一筋でやってきまして本当にダンスしか興味がありませんでした。猿之助さんと知り合ったのも、猿之助さんとの舞踊公演でのコンテンポラリーダンサーとのコラボ公演だったんですけど、それから『ワンピース歌舞伎』(スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』)で振り付けをさせていただき、スーパー歌舞伎Ⅱに関わらせていただくようになりました。こういっちゃなんですけど...俳優になりたいと思ったこともないし、歌手になりたいと思ったこともなく「ダンス一筋でやっていくんだ!」と思っていました。ですが、猿之助さんや俳優の皆さまと仕事をさせていただいて、声を使った表現って面白いな、と思うように自分自身が変わってきました。そう思っていたところに、2月の朗読劇のお話(朗読劇「天切り松 闇がたり ~闇の花道~」)をいただいて、出演させていただいている中で、声や表情を使った表現の面白さが自分の中で芽生えました。そうしたところに今回お芝居!ということなので、本当にワクワクしております。どんな表現が自分の中で表現手段として見つけられるのかなとすごく楽しみです。お芝居というところでは(初めてなので)皆さまから勉強させていただきたいと思っております。松原海児(出演・稽古場担当)僕は脚本の横内さんの主催する扉座の劇団員で、猿之助さんとはスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』からのご縁です。そこから『オグリ』(スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』)などを経て、現在歌舞伎座(『新・三国志』)にも出させていただいています。ほんとに幸運で今僕はここに今いると思ってます。『オグリ』はやっている途中で、感染症拡大の影響により中止となってしまって、みなさんに会えなくなってしまって...それからしばらくして「猿之助と愉快な仲間たち、朗読劇やります!」というのを見て、あっ僕は愉快な仲間たちじゃなかったんだ...と思いました(笑)それが、去年の秋、突然猿之助さんから電話がかかってきまして「横内さんところの稽古場って使える?」と...その後、横内さんと顔を見合わせて、「猿之助さんがこんなこと言ってるけど...まあ...そうそう実現は難しいだろう....」と言ってたんですけど。(一同爆笑)それが、こうして記者会見までしていただくことになりまして...本当に僕は幸運に恵まれてるなと思っているところです。そして、今回は僕がいつもやっている小劇場での公演なので、僕の主戦場と思っているところです。お客様も含め「松原海児って誰だ?!」と思っていらっしゃる方がほとんどだと思いますので、自分のできることをフルでやって、少しでもこの豪華なメンバーに埋もれないようにがんばりたいと思います!(一同「あの役で埋もれる訳ない!(笑)」)--------------------------------------------------------------皆様、いかがでしたでしょうか。それぞれの挨拶にツッコミを入れたりと終始仲良しすぎる皆さんにほっこりしていた制作スタッフなのでした。次回は、公演内容に熱く迫る!!記者の皆様からの質疑応答部分をお届けします。お楽しみに!-----公演情報------猿之助と愉快な仲間たち第2回公演「森の石松」4月13日(水)〜21日(木)六本木トリコロールシアター◆公演チケット販売中◆https://eplus.jp/sf/detail/3577630001公演詳細はこちら→ https://lit.link/yukainaenツイッターはこちら→https://twitter.com/yukainaen