3月の連休、お彼岸ですね。
年度末になるこの時期は子ども達のあれこれでバタバタすることが多く、なかなか丁寧にお彼岸に向き合うことができないでいます。
特にコロナ禍のこの2年は実家に人が集まることもなく、お墓にさらっと行くくらいでした。
私はおじいちゃん子でした。
小さい頃は離れて暮らしていたので、会える日がとても楽しみで仕方なく、眠れなくなるほど。
そんな祖父とは小学校3年生から同居することになり、よく一緒にドライブに行きました。
祖父がずっとマニュアルの車に乗っていたので、自身もマニュアルの免許を取ったほど。
小さい頃、マニュアル車のギアの祖父の手の上に自分の手を重ねているのが大好きで、助手席は私の特等席でもありました。
そんな大好きな祖父は80歳を超えた頃から認知症を患い、祖母と母と介護をしながら過ごした晩年の10年。
色々なことを忘れていく祖父がずっと口にしていたこと。
「有難いこったなぁ」
私のことがわからなくなってからも、会いに行くたびに、
人生の節目を報告するたびに
「そりゃぁ、そりゃあ、有難いこったなぁ」
と、私の手を取ってニコニコとしてくれました。
私が上の子を出産した時、病室まで来てくれて
「有難いこったなぁ。命は有難てぇもんだ。よく生まれてきたなぁ」
と、娘のほほを撫でてくれたました。
「おじいちゃんの曾孫だよ」と伝えてもわからないようでしたが
目の前にある生まれてきた命を本当に愛おしく愛おしく見つめていました。
このプロジェクトを始めてから、祖父のことをよく思い出すようになりました。
とても厳しいけれど、愛に溢れた優しい人でした。
大好きでした。たくさん大切な思いをもらってきました。
なんだか久しぶりにそんなことを祖父に伝えたいなと思っています。
「有難いこったなぁ。じいちゃん」
大切な人にもらってきた想いや言葉を思い返す機会も素敵ですね。
このプロジェクトを初めて1か月が経ちます。
たくさんの方にご支援いただき、たくさんの想いを託していただいて、背中を押していただくことの有難さを感じています。
その想いを皆さんと一緒に感じられたらと思います。
このプロジェクトは生まれたばかり。
こうしてこの生まれたばかりのプロジェクトを優しい眼差しで見つめ、優しく後押ししてくださる皆さんのお言葉は、一歩一歩と踏み出す時に大きな勇気をくださいます。
だからこそ、皆さんの声が聞きたい。皆さんと一緒に育んでいきたいと思います。
3月24日(木)22:00~ 5人で配信をする予定です。
詳細はまたお知らせします♪
ぜひ皆さんのお声も聞かせてくださいね。
※みなさんの「まごころ」教えてくださいませんか。
伝えたい想い、あの人へ、、、、
https://forms.gle/JDguaWyusA5nh9PX8