舞台の力で3.11をまごころ記念日にしたい。
日本人にとって、誰もが忘れもしない
大きな意味を持つ3.11という日。
この日を
少しでも悲しみの日ではなく、
大切な人に大切な想いを
伝える「まごころ記念日」にしたい。
そんな想いで、
本当にドキドキしながらプロジェクトを
仲間と開始しました。
私自身が宮城出身でありながら、
震災当時に東北にいたわけではないけれど。
あの地震や津波を自分が経験したわけでは
ないけれど。
現地の方をインタビューしながら、
いつ大切な人と別れるかわからないこと。
だから今を思いきり生きること。
大切な人に、大切なことを伝えること。
を教えていただきました。
今回、「風の電話ボックス」という
映像作品に1人3役で3人の人生を
演じさせていただき、
私がこの役から学んだことも
たくさんあります。
どうか、
この作品を観ていただき、
大切な人に想いを伝えるきっかけになれたら
嬉しいです。
大切な人に大切な想いを伝える。
大切な人だからこそ
伝えられないこと、
逢いづらいこともあることも
私は知っています。
だから、無理矢理押し付けることは
したくない。
でも、
大切に想っているその気持ちは
生きてる方、亡くなってしまった方に
限らず、
きっともう、すでに相手に伝わってる。
祈るだけでも、もう伝わってる。
「まごころ=真の心」
決して良い感情だけじゃなくていい。
悲しかった
寂しかった
だいすきだよ
逢いたいよ
本当は大切に想ってるよ
まずは相手に伝える前に
あなたがあなたの本心に、真心に
出会って感じてみて。
本当はその人を通して出会いたい、
伝えたいのは、
自分自身の想いなのかもしれない。
あかいゆかり