意見表明の場へ行く子ども達からのそれぞれの想いと感謝の言葉。
続いては高校生のM.H.さんとM.S.さんの2人からの言葉です。
お二人は2016年10月に開催された学習会『原発放射能汚染と大川小問題を学ぶ』で出会いました。
その時、M.S.さんはご自身が直面する問題と福島や東日本大震災の問題は共通する何かがある、
それを今後は探りながら、学びを深めたい、とお話されていました。
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自分の心の思いや状況、それらを参加者の皆さんやCRCの皆さんと意見を言い合いながら意見表明という形にするためたくさん準備をしてきました。
日本での子どもたちの状況を国連に伝える機会は滅多に無い思います。
この機会を大切にし、一生懸命アピールしてきます。どうぞよろしくお願いします。
日本で外国人として生きたい M.S(高校2年生 女子 東京都在住)
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第1回目の学習会から参加して今まで沢山のことを学んで自分の話したいことを決めました。
周りのたくさんの方のお陰で実現出来たことです。
素晴らしい機会を頂いたので精一杯頑張ります。
このような機会はもう2度とないと思います。
人生で一度だけの素晴らしい体験です。
絶対に価値のあるものにします。
おとなは本当のことを伝えて M.H.(高校2年生 女子 東京都在住)
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学習会ではさまざまな方と出会い、その時、その時の考え、想いを伝え話し合ってきました。
それぞれが抱える困難、悩み、問題に対して「これだ!」という解決策はありませんが、2016年の学習会の時から、2人とも「この考えは正しくない」という意見を持てるようになったこと、それを意見として伝えられるようになったこと、声で発せられるようになったこと、力をつけてきました。
言葉は自分の外に出てこそ、自分に根付く、つまり自分の力になる。
それはもしかしたらアイデンティティーを育てることにも繋がるのかも知れません。
今度は日本を出て、国連子どもの権利委員会で、英語での意見表明です。
その為にも英語での発表の練習、特訓も始まっています。
引き続き、プロジェクトに対し、ご支援・ご協力をお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/55765
CRC日本一同