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「子ども達を国連子どもの権利委員会での意見表明の場に派遣したい」

子ども達が国連の子ども権利委員会の予備審査ですばらしい意見表明をして、帰国しました。 渡航費用もあともう少し、皆さんのご支援が必要です。 引き続き、クラウド・ファンディングへの参加、シェアなどのご協力をお願いいたします。

現在の支援総額

470,000

58%

目標金額は800,000円

支援者数

63

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/12/20に募集を開始し、 63人の支援により 470,000円の資金を集め、 2018/02/27に募集を終了しました

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「子ども達を国連子どもの権利委員会での意見表明の場に派遣したい」

現在の支援総額

470,000

58%達成

終了

目標金額800,000

支援者数63

このプロジェクトは、2017/12/20に募集を開始し、 63人の支援により 470,000円の資金を集め、 2018/02/27に募集を終了しました

子ども達が国連の子ども権利委員会の予備審査ですばらしい意見表明をして、帰国しました。 渡航費用もあともう少し、皆さんのご支援が必要です。 引き続き、クラウド・ファンディングへの参加、シェアなどのご協力をお願いいたします。

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2019年3月21日に第16回CRC日本学習会「意見表明を行った子ども達の声の先にあるもの~子どもの権利委員会本審査報告から学び、次へ繋げよう」が開催されました。40名を超す方々が参加くださいました。参加くださいました皆さん、ありがとうございました。

大変遅くなりましたが、当日のご報告です。

「国連で意見表明をする会」の2名も参加

当日はまず木附『子どもの権利モニター』編集長から、国連の報告審査、報告のサイクル等の流れから、勧告が出た後のフォローアップの大変さについて次のような説明がありました。

「子どもこそが子どもの専門家。その子どもの声を国連に届けることをCRC日本の前身であるDCI日本が最初に実施した。今回の勧告の総括所見でも、重要なポイント6項目のほとんどで子どもの声が受け入れられている。だからこそ今後のフォローアップは重要で、丁寧に行う必要がある」

 国連で意見表明を行った子ども6名のうち2名も参加してくれました。HさんとJさんです。2人の共通した感想、意見は「あまり意見を言うのが得意ではなかった。自分の意見を言うというのが苦手だった」というものでした。

 ふたりは、学習会に何度か参加し、意見を伝える。参加している他の方々からの意見を聴く。このやり取りの繰り返しで、情報操作について報告書を書くことができた。また国連権利委員の前で英語スピーチを行い、委員の皆さんに受け入れられたことを実感し、緊張がほぐれ、その経験で自分の意見を言えるようになった、と話してくれました。また情報操作に関するニュースが8年経った今、報道されたことについて、あの時の意見が今後の日本に繋がることを願っているとお話されました。2人とも今回も立派な意見表明をしてくれました。

体罰によらないしつけはあるか

 今回の学習会は1部の本審査報告と、2部の各領域担当からのコメント、そして過去と今回の勧告の比較、会場全体のディスカッション、そして福田代表による学習会総括となりました。膨大な量であり、また各担当の想いもあり、時間配分がずれてしまったことが残念でした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 会場全体のディスカッションでは質問や困り事をシェアする場面もありました。主に出た内容は「体罰か躾か」という点と、「親のエゴ・価値観と育児虐待」で悩む母親からの皆さんに対する「ねぇねぇ質問」でした。

「体罰か躾か」の問いに福田代表がこのように答えていました。

「今回の勧告では体罰はだめだが、しつけはいいと言っている。懲戒もいいと言っている。子どもの権利条約は、しつけもダメ、懲戒もダメだと言っている」

 これには私自身困惑しました。しかし例として福田代表はこう続けました。

「子どもが今まさにストーブに手を当てたり、包丁で手を切ろうとしたりしているとき、どんな暴力を使ってでも回避しないといけない。成長発達のためなら、堂々と使ってください」と。

「体罰によらないしつけはあるか」

 この疑問について「子どもは常に親に発信している。それに受容的に応答している限り、子どもはかならず暴力を使わなくてもわかるようになる」(福田代表)とのことでした。

 子どもの権利の根底にあるのは何か、を考えた場合、やはり受容的応答的関係性であることがわかります。

「親はそれをどのように理解できるようになるか」

 私は思います。親だけではなく、おとなが、社会全体が受容的応答的関係性を持てるように。そのためには模範的であれ、と良い面ばかりを子どもに見せるのではなく、おとながありのままでいられる共感能力、肯定感をお互いが持つことだと。

学習会当日は本の紹介、寄付などをお願いしております。

皆さまのご理解、ご協力をお待ちしております。

子どもの権利条約(CRC)日本

CRC(子どもの権利条約)日本は子どもの権利擁護団体です。2017年11月に「国連で意見表明をする会」の子どもたちとともに、日本の子どもたちが置かれた状況を多くの方々に知ってもらいたい、正しく国連に伝えたいという思いで、国連へおとな報告書、子ども報告書それぞれを提出しました。2018年2月は国連「子どもの権利委員会」委員の前での意見表明スピーチ、各省庁との面談、関連する学習会を開催してきました。その結果、2019年2月に国連から日本政府に対する意義ある『第4・5回総括所見』(勧告)を得ることができました。

しかしそれで終わりではありません!

勧告を受け、私たちはさらに多くの人たちに日本の子どもをめぐる問題を知ってもらい、共に考え、子どもたちとどう向き合い、何をしていくのか。今年度からは勧告のフォローアップも含め、学習会や対話会を開催し、参加者の皆さんと自分たちでできること、政府へ要請すべきことを考え、環境改善、そして次回の報告書へ繋げていきます。この視点に立ち、今回は虐待をテーマに取り上げます。国連は「家庭、代替的養護、刑事施設を含むあらゆる場面での体罰の法律による全面的な禁止」を勧告しましたが、厳罰化すれば虐待は本当になくなるのでしょうか。虐待を生んでいるものは何か。その温床はどこにあるのか。子どもの権利条約、そして心理学の視点から、みなさんと一緒に考えたいと思います。

詳細は添付チラシをご確認ください。

CRC日本と「ふくしまとみんなをつなぐひまわりプロジェクト」について

今年も当プロジェクトに参加いたします。

詳しくはFacebookページ「岩槻ひまわりPJ♥地域猫ご縁」をご覧ください!

【主催、問い合わせ、予約先】

子どもの権利条約日本(CRC日本)  HP:http://crc-japan.org/

メール:office@crc-japan.org

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