画像は去年TNR前に撮影した猫。
とある民宿の屋根裏に入り込んで出産・子育てしていたところ、鳴き声が聞こえて調べに来たオーナーが発見、ラリマーに相談が入った猫です。
話し合った結果、仔猫たちは里親探しをする、母猫はTNRという事に決定したのでした。
屋根裏の仔猫「モモリン」。
猫風邪で目が酷い状態でしたが、回復して里親さんに引き取られました。
屋根裏の仔猫「テラ」。
島内ではなかなかご縁が無く、東京のボラさんに引き取られ里親さんに繋いでもらいました。
残る1匹は里親募集用のこの画像を撮影した翌日、他の猫に食い殺されてしまいました。
依頼人夫妻が仔猫を見ていたところへ入ってきたオス猫が、突然飛びかかりガブリと噛みつき咥えて連れ去り、慌てて追いかけて取り返した時には仔猫は事切れていました。
襲ったオス猫はスリゴロの人懐っこい猫で、母猫とは仲良くちゅーるをシェアするような猫だったので、まさか仔猫を襲うとはその場にいた誰も思いませんでした。
仔猫にとっての危険はカラスや交通事故がよく知られていますが、他の猫たちから捕食のターゲットにされる事もあると知った出来事でした。
多頭崩壊現場で仔猫が他の猫たちに食べられてしまうという話を聞いた事はありましたが、充分に食べ物を得られている環境で仔猫が「獲物」として認識される事もあると知りました。
先住猫のいる家に仔猫を迎える際は、いきなり接触させるのは危険です。
成猫が仔猫に触れられないように隔離してガラス戸越しにお見合いさせた方が安全です。
上記の画像のような生後2ヶ月くらいの仔猫(体重1kg未満)は獲物と認識されて捕食される危険があるので、生後4~5ヶ月くらい(体重2kg近く)まで成猫とは分けて育てた方が安全かもしれません。
母性本能豊かな猫の場合はそこまで警戒しなくてもよいと思いますが…
現在の母猫「オリヒメ」。
七夕の日に避妊手術をして「さくらねこ」になっています。
元いた場所(民宿の屋根裏)はコロナの影響でクローズして無人になり、餌をあげられる人がいなくなるので別の場所へ移動しました。
ゴハンの時は餌やり人が置く皿置く皿全てに1回ずつ口をつけて回り、最後に置かれた皿で本格的に食べるという「ちゃっかりつまみ食い姫」になっています。
プロジェクト16日目、現在36人の方に御支援頂いています。
4月30日まで拡散・支援どうぞよろしくお願いします。
このプロジェクトはAll-In方式です。
目標金額に関わらず、2022/04/30 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。