2022/05/31 16:49
本プロジェクトのハンガーに使用する小国杉の製材風景です。
美しい小国のヤブクグリをご覧ください。
大きな丸太を、台車に載せて帯鋸で製材します。迫力がありますね!
今度は別の丸太です。
同じヤブクグリでも色味の個体差がかなりありますね。
板材が取れたら、ハンガーに適した大きさの角材に割っていきます。
余談ですが、現在林業の現場では人工林が成熟し大径材が増えつつあります。このハンガープロジェクトでは赤身が必要なため必然的に大径材が必要になるのですが、実はこの大径材、製材しにくいという理由で人気がなく問題になっています。せっかく何十年も手塩にかけて育てた木が太くなりすぎると人気がないとはやりきれないですよね。今回の丸太は一般材というよりは良材なので必ずしも人気がないわけではないのですが、こうした問題にも寄与することができます。
ご支援頂いた皆様、こうした迫力のある美しい大径の丸太で製作中ですので、ハンガー到着までどうぞご期待下さい。