「山ウドって天然の方が美味しいんじゃない??」
「育てたウドって歯応えがないんじゃない??」
そんな風に思われいる方もいるかもしれません。
今回は私が考える(調べたり聞いたりした)ウドの考察を少しお話しします。
まずはそれぞれの特徴を私なりに書きました。
☆天然山ウド☆
香り :とても強い
えぐみ:強い(場所や時期にもよる)
歯応え:固め
長さ :短い
天然物は香りが強いですが独特のエグみもあります。長さが短いので調理の手間が少し多いと感じます。好みが分かれますが「天然が一番!」な人もいるでしょう。
☆軟化ウド☆
香り :少ない
エグみ:ほとんど無い
歯応え:柔らかい
長さ :長い
地下などで全く光を当てずに育つので葉の部分まで真っ白になります。柔らかい食感が好きな方には良いですが、ウドの香りは少ないと感じます。
☆弊社の山ウド☆
香り :強い
エグみ:少ない
歯応え:ほど良い
長さ :とても長い
畑で少しずつ、土をかけながら伸ばしてゆきます。元々の種類なのか、皮が紅いです(紅ウドとも言う)。軟化ウドより歯応えがあり、天然ウドよりエグ味が少ないハイブリットな山ウドです。
私が手伝っている畑の山ウドは、
天然の山ウドのように生えてきたウドに土をかけて伸ばしていくので
実はなかなかの重労働です^^;
ウドは成長が早いので伸びる時期にはほぼ毎日、スコップで土をかけています。
歯の部分は天ぷらにしても香りがよく美味しいです。
皮の部分はきんぴらにしても良いのだとか。
天然に勝るのはその長さから調理の手間が少ないことと
エグみが少ないことです。
採れたてだと生でも食べられます。
また、香りもしっかりと感じられます。
硬さも程よく(程よさには個人差があると思いますが;;;)食べやすいです(個人の意見)
「さんピク」は
加熱時間を短くし、葉の部分も入れることで
山ウドの香りはもちろん、
あえて山ウドのエグみも少し残しています。
山ウドらしさがそこにあると思っています!!
それでいて酸味を抑えたマイルドな味に仕上がっています。
是非ご賞味いただきたいです!!