ラベルの試作品が出来上がりました!
CAMPFIRE公開時には間に合わなかったのですが、試作品のラベルが届きましたので、実際に使用する予定の瓶に、ラベルを貼ってみました。
いかがでしょうか?
まったく日本酒らしくない!
という声が聞こえてきそうですが、あえてそこを狙いました。
これまでのクラシカルな日本酒とは異なる、「若者のための日本酒」を目指していますので、コンセプトもラベルデザインも大学生が担当しています。
デザインを担当したのは、京都工芸繊維大学 中川桂さん。
どのような感じで、ラベルデザインができあがったのか、中川さんに聞いてみました。
■CAMPFIRE限定版は「唇からの吐息」
「Chill」というコンセプトから最初にイメージしたのが「吐息」でした。
「ほっとする」なんていうところから浮かんだ絵柄です。
ちょっとタバコをイメージする人もいるかもしれませんが、これタバコの煙じゃないんです。「吐息」なんです。
メンバー全員で共有していた「Chill」のイメージが、夕日の沈む海のオレンジだったので、「吐息」もそんな感じの色を表現しています。
別案で唇を花にした案も作ってみたのですが、メンバーみんなの反応は、唇が圧倒的によかったですね。唇の色も、真っ赤なものからオレンジのものまで、いくつかバリエーションを作りましたが、ここもメンバー全会一致で真っ赤な唇になりました。
これまでの日本酒にないインパクトみたいなものも、出せたかなと思っています。
■正規品の「サル」は最後に登場
正規品のほうのラベルデザインは、「癒し」を強めに出した感じです。
商品名「CHILLな夜に癒しを得る」の「癒し」ですね。
ただ、限定ラベルで使用した「吐息」の商品名の部分のデザインは、別案でも使いたいということになったので、何か煙のようなものが上がっていくイメージで何ができるだろうと考えました。
焚き火とか花火とか、いろいろアイディアは出たのですが、もう少し違う方向性を求めて考えた時に、みんなの共通認識の「夕日の沈む海」に立ち返って、「水面」のイメージが浮かんだんです。
そこから「温泉」のイメージが出てきました。
最初は、月だけが温泉に入っていたデザインだったんです。
ただ月と湯気だけでは、温泉のイメージが伝わりにくいという指摘もありまして、どうやったら温泉らしくなるかな?と考えて出てきたのがサルなんです。
企画会議の時に、「Chill」のイメージで「スケボーを終えてまったりとした時間」のようなストリートスポーツのイメージも出てきていたので、そんなストリート感も残すために、サルにバケットハットをかぶせてみました(笑)。
このような感じで、今回のラベルデザインができあがっています。
ぜひこのラベルデザインを通じて、普段日本酒を飲まないという若者に興味を持ってもらえればと考えています。
CAMPFIRE限定の唇ラベルは、ここでしか手に入りませんから、ぜひGETしておいてください。よろしくお願いします!