2013/02/01 17:26
添付した写真は数年前に富山で開催した原画展の模様です。
写真中央にあるオブジェは富山在住の造形作家・清河北斗さんが作ってくださった作品。処女作『Dr.インクの星空キネマ』に登場するイカの作家・Dr.インク氏。

これまで、東京(銀座・五反田・代官山・日本大学芸術学部)、大阪、富山、熊本‥と、いろんな場所で原画展をやらせていただきました。
帰国後も3月1日~14日までの期間、熊本の長崎書店さんで原画展を予定しております。

ギャラリー、本屋、カフェ‥と様々な場所でやらせてもらいましたが、ギャラリーひとつとっても、同じカタチ、同じ広さのものはなく、展示する作品の点数や、展示方法は、やはり会場に合わせることとなります。
それこそ、「なんだか、真ん中がスカスカするなあ」となったら、オブジェを作って置いてみたりと‥。

今回はマンハッタンのど真ん中にあるギャラリーを使用することになりそうですが(決まればすぐに発表します)、そこになると、これが、なかなか広そうなんです。
というのも、本来そこでは2メートル近いサイズの絵がドン!ドン!ドン!と展示されていたりするわけで、そこにきて僕の絵本の原画は額縁を入れても30センチにも届きません。これはヘタすると殺風景な空間になりかねないと危惧しております。

数日前からニューヨーク入りできたらいいのですが、仕事の都合上、ニューヨーク入りは個展開催の前日。タイヘンダー!
ちなみに個展開催日は2月16日~18日でほぼ決定です。

「展示方法はどうする?」「展示の内容は?」「向こうでの告知方法は?」と、まだまだ問題が山積みです。全てが決まるのは日本を断つ数日前、支援募集締切の「2月9日」の翌日となりそうです。

ちなみに、先日お伝えした「『オルゴールワールド』の原画の下に、物語の英訳文のプレートを貼る」という案は採用となりました。
ただ、絵を展示するだけではない、「物語」絵本の原画のアドバンテージです。

そして、「それだったら!」ということで、『Dr.インクの星空キネマ』『Zip&Candy』の二作も英訳の依頼を出しました。
英訳にあたってくださるのは、『オルゴールワールド』で本当に素敵な英訳文を付けてくださったチャド・マレーンさん。現在、大急ぎで英訳作業にかかってくださっております。
もちろん、そちらのギャランティーはパトロンの皆様からの支援額から出させていただくカタチとなります。
このように、支援額次第でやれることが増えていきます。
皆様の力に支えられております。本当に、本当にありがとうございます。
引き続きご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

気づけばあと2週間。ギリギリまでジタバタします。


西野亮廣