皆様、GWはいかがお過ごしでしょうか?
天気にも恵まれ、お出かけ日和が続いていますね!
今回は、文字と言葉の意味に特化した作画をしており、活動報告が少々少な目ではありますが、
たくさんの素敵な言葉、文字をありがとうございます!
今回は、山梨県にお住まいの方から頂きました『風林火山』の文字で制作した作品を紹介させて頂きます。
"甲斐の虎"と呼ばれ、恐れられていた武将・武田信玄。
家紋は『武田菱』と言われる四割菱。
三割菱、離れ菱、繁菱、花菱、番い鶴菱などなど……
菱紋には種類もたくさんあります。
そのモチーフとなっている『菱』は、池に浮いている水草の菱の実の形だそうです。
菱紋の歴史は古くワールドワイドで、
メソポタミア文明のころからすでに存在したと言われています。
日本でも縄文時代にはすでに使われており、
奈良・正倉院の宝物庫の中にも多く見られるそうです。
菱は繁殖力が強いことから、子孫繁栄や無病息災の願いが込められているんだとか。
そんな武田信玄の軍旗に記されていた
『疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山』
通称、『風林火山』。
今回は、それぞれの文字の形態と色で雰囲気を出しました。
真っ直ぐに前を見据える静かな力強さと、
それぞれの文字の動きのある強さを感じてもらえると嬉しいです。
今回も花魁さんモチーフではありますが、
こんな感じで、言葉の意味やイメージを全面に押し出した作画をしていきます。
イメージ創るのに時間がかかりますが、楽しみながら描いていきたいと思います!
引き続き、宜しくお願い致します。
葦手絵師 TOMOKO. 拝