みなさま こんばんは
市居愛です。
今日は、
第4回目:HUG for ALLが目指すこと
についてHUG for ALLさんからいただいた情報をシェアさせていただきます。
児童養護施設と一言で言っても、さまざまなタイプの施設があります。
多くの方が想像するのは「大舎制」といわれるタイプかもしれません。ひとつの養育単位が20名以上の施設で、例えば大きな食堂と厨房があり、20名以上の子どもたちが相部屋で生活するようなものです。一昔前の学生寮のようなイメージです。
一方「小規模グループケア」と言われるのは、ひとつの養育単位(ユニット)が6〜8名で、みんなが集まれるリビングがあり、それぞれの居室も個室か2人部屋。炊事や洗濯などの家事もユニットごとに行い、家庭的な生活ができる施設です。
また「グループホーム」といって、施設の敷地内ではなく、近隣地域の一軒家で、6〜8名のユニットで生活をするタイプもあります。
「家庭的養育が重要」と言われるようになり、小規模グループケアやグループホームを活用する施設は増えつつありますが、どのような運営体制をとるかは施設ごとに異なっているのが現状です。
HUG for ALLでご一緒させていただいている2つの施設はどちらも、小規模グループケアやグループホームで子どもをケアしている児童養護施設です。職員さんたちが一人ひとりの子どもをあたたかく見守る中で、とてもアットホームな雰囲気で、子どもたちも安心してのびのびと生活していることを感じています。
さまざまなタイプの施設があることを、みなさまご存じでしたでしょうか。
「家庭的養育が重要」、まさに施設を出て巣立った後に
自立した生活を送っていくにはとても重要なことだと思います。
ぜひ、身近な方にもこちらの投稿をシェアしていただけると嬉しいです。
明日は
第4回目:HUG for ALLが目指すこと
をお届けいたします。
市居愛