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伝統工芸品をあなたの身近に。別府竹細工の生活用具・かごバッグを使ってみませんか!

現在の支援総額

274,500

274%

目標金額は100,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2013/02/08に募集を開始し、 27人の支援により 274,500円の資金を集め、 2013/02/21に募集を終了しました

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伝統工芸品をあなたの身近に。別府竹細工の生活用具・かごバッグを使ってみませんか!

現在の支援総額

274,500

274%達成

終了

目標金額100,000

支援者数27

このプロジェクトは、2013/02/08に募集を開始し、 27人の支援により 274,500円の資金を集め、 2013/02/21に募集を終了しました

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「竹を買う?」 皆さんの中には、竹細工の職人すべてが、材料の竹を自ら竹林から調達してきている、と思われている方もいるかもしれません。 私自身も青竹のお箸や花器を作ったりする時などは、竹林を所有している知り合いにお願いして切らせてもらいますし、青竹をそのまま加工して編む専門の方などもそうであったりします。 しかし、私が主に使っている白竹(さらし竹)は、竹材屋さんから購入する場合が多いです。青竹を切ってきた状態から、極端に曲がっているのをまっすぐにし、油を抜き(火であぶる、あるいは苛性ソーダの湯に浸し、表面に浮いてきた油分をふき取る)、天日で一月近く干して乾燥、という工程を経て、商品のような象牙色の白竹になります。こうすることで、完成したかごは、水分、油分たっぷりの青竹よりも、より永くもちますし、独特の光沢を得ることになるわけです。(青竹のかごもそれはそれで、色、香りなど魅力はあるのですが) もちろん、自分で竹を切ってきて……ということも出来なくはありませんが、それにかける時間、設備、十分なスペース、などを確保するのは難しいですし、そしてなにより、竹材屋さんで上記の各工程を担当されている職人さんの技への信頼があります。彼らも加工のプロなのです。そういった理由で、白竹は「購入」という選択をしています。 ちなみに直径6cm、長さ5~6mほどの竹一本あたり約500円(別府での価格)。例えばバッグの材料として考えると、その一本で二個分とれます。つまり、竹細工の商品価格に含まれる材料の原価の割合は非常に小さいのです。そこからひごに加工して編んで……という部分の“時間”が加味されているわけですね。 そうはいっても、「時間がかかるので高くて当たり前」とは思いません。バッグであれば、他の素材のものと比較しても魅力が劣らない、そんな商品を今後も作っていきます。 今日は少し長くなりました。 ではではまた明日。 (※写真は我々が普段使う「マダケ」ではなく「モウソウチク」です)


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写真をご覧下さい。 これは、竹工芸の職業訓練校にて一年間貸与される道具。 「工芸」と聞くと、さぞやいろいろな道具が必要なのだろうと想像されるかと思いますが、竹について言えば、他の工芸と比べると、道具もそうですが、窯だとか、大掛かりな加工機械なども必要としないので、初期投資という部分でも入りやすいかもしれません。裏の山から竹を切ってきて、そのへんの野原で包丁一本使って……などということも無理な話ではありません。 ま、しかし、それが生業として続けやすいかどうかとは別なのですけどね。 今日でこのプロジェクトも期間の半分、折り返し地点です。 あ、明日と明後日は福岡のかご屋開店日であります。 作ってばかりでは面白くありません。 お客さんと接してヒントももらわねば。 ではでは、また明日!


かご屋
2013/02/14 22:36
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【2012.4/12 大分合同新聞 記事】 こんばんは。 二週間という短い期間なので、せめて毎日更新していこう!という意気込みで続けております活動報告、読んでくださっている方はいるんだろうかと思いながら、毎晩ほろ酔い気分で綴っております。 今日は「かご屋」のお話。 上記の記事にも書いてありますが、私は大分県の別府に本拠を置きながら、ときどき福岡へ行って自分のお店を開けています。九州においては、やはり人が集まる地であるし、オープンしてから三年弱の間でずいぶんとたくさんのお客さまに出会うことが出来ました。直接、使う人に話を聞けるというのはとても貴重な機会です。 さて、そんなかご屋を今月は今週末に開ける予定です。 2/16(土) 13~18時 2/17(日) 13~18時 お近くの方はぜひお寄り下さいませ。(場所はコチラを参照下さい)


バッグの構想
2013/02/13 21:27
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みなさん、こんばんは。 今日は竹のバッグについて。 伝統的な日本の買い物カゴも素敵です。実用性、用の美、を備えていますしね。ですから、僕も所望されればそういったオーソドックスなものをつくることもあります。 しかし、普段のお出かけ用として、もっと気軽に、和装でも洋装でも街に気軽に持ち出せる、そういうバッグって他の素材ではあるけれど、竹製ではあまり見かけないなぁと。そういう流れで、デザインを考え、世に出したのが、今回のリターンにもいろいろと種類を揃えた「bamluxe(バンリュクス)」シリーズです。 一番最初は、A4サイズが入って、買い物カゴよりはスリムで……くらいの仕様でつくりましたが、そのプロトタイプをもとに、お客さま(やはり圧倒的に女性が多いですね)のリクエストを聞きながらラインナップが増えてきたのであります。 “かご好きな女性の意見”のほかに参考にするのは、例えば上写真の「Pinterest」というサイトなど。さまざまな素材のかごを眺めていると、仕事を忘れてうっとりしてしまうこともしばしばです。(Pinterestは、要は、WEB上にある好みの写真をカテゴリ別にコレクションしている感じです。僕のページはコチラ) そんなわけで「bamluxe」の世界は今後も拡張する予定です! それでは今夜はこれにて。


竹のお箸
2013/02/12 20:26
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おかげさまで目標金額に達しました。 パトロンのみなさま、本当にありがとうございます! さて、今日はリターンにも設定しているお箸の話。 僕もそれほどお箸にこだわっているわけではありませんが、丸いもの、四角いもの、塗りもの、木の枝のような凹凸がそのまま生かされているもの、常に手に取れる場所にいろいろ種類がありながら、一番使用頻度が高いのは……そうです、(手前味噌ですが!)竹のお箸。 その特徴を言葉にしてみれば、「繊維が先まで通っていてしなやか」で「角がうまくひっかかって滑りにくいので、小さなものや麺類をうまくキャッチできる」などということになるわけですが、理屈ぬきに使いやすいのですよホント。理由もなく、ああ日本人だなぁ!という気にもなりますしね^^ ちなみに、使いやすいお箸の長さは、「親指と人差し指を直角に曲げて頂点を結んだ距離」の1.5倍ほど、だそうです。 では、今宵はたむらぱんの「バンブー」でも聴きながらお酒でも呑みましょうか。しなやかに力を受け流して……“折れないバンブー”でいきましょう! (歌詞も好きなんですが、3:20過ぎのロールケーキ、そして、その後竹がぐんぐん伸びゆくシーンは必見です) ではまた明日♪