大変ご無沙汰しております。
2020年1月25日、高知市内に最近できた蔦屋書店でキッチンカー営業始めました。
2019年の秋に、やっとこソーラー発電システムを完備、エンゲルのポータブル冷蔵冷凍庫やその他の小物なども揃い、晴れて営業を開始しました。実は蔦屋書店での営業が初めての営業ではなく、2019年の年末に私が住む中土佐町の集落で2日営業をしました。
私はかねてより、移住してからお世話になっている地元の集落でキッチンカー営業をしたいと思っておりました。海と山と田んぼと畑以外は何もないところですが、だからこそお店をやりたかったのです。何かわからないけど、一つの小さな光が小さなキッチンカーから広がるといいなーと想像していましたし、お世話になっている集落の皆さんに、移住後私がやり続けている事を見て欲しかったという思いもありました。お陰様で、なんの告知もしなかったにも関わらず、口伝えで空の下のキッチンカーに立ち寄ってくださり、生姜サイダーやパウンドケーキを振舞うことができました。その時の事をブログに書きましたので、お時間があれば是非ご一読ください。
https://sora-no-sita.blogspot.com/
とにかく、目の前に立ちはだかる高ーい壁をギリギリで乗り越えて今日の日を迎えました。
ソーラー発電システムやポータブル冷凍冷蔵庫は、商工会の小規模事業者持続化事業を活用させていただきました。3回目の申請という事で、大変難しいと言われましたが、担当の方のお力添えのお陰で採択され、システムの7割を補助していただきました。ソーラーシステムの設計から設置までを省エネ組の木村俊雄さんにお願いして完璧な仕様に。ポータブル冷凍冷蔵庫から、灯、PC、携帯充電など、なんのストレスもなく活用させてもらっています。
はよ営業しなければ!と追い詰められたところで、不意に浮かんだのが高知市内の蔦屋書店です。蔦屋書店のある場所は、今高知でもっともイケてるエリアで新しいお店が続々とできている場所。この時まで全く頭になかったのですが、ひょんな事で思いついたところから、担当の方に繋がるまでは超早でした。
これもご縁をいただいた方々のお陰です。土壇場でいつも人に助けられています。本当にありがたいです。昨年末に営業した地元でも、以前から気になっていた空き地を貸してもらうことが出来たことも本当にラッキーでした。一度も会ったことのない地主さんでしたが、「いつ使ったもいいよ」と快く言って頂いて感謝感謝です。いつかお礼する機会が訪れる事を願っています。
「こうしたい、こうなったらいいな」が一つ一つ形になっていくこの時間に、感謝の気持ちが湧いてきます。今日の蔦屋書店での営業に当たっても、「正直ここは売れませんよ」と初めから言われたんです。でも、担当の方の「私たちも日々模索しながらやっているので、一緒に成長できるお店に出店してもらいたい」との言葉が「私もそう願っています!」的な、「それで良いです」でした。空の下的にも、売り上げを直ぐに求めるよりも、長期的に取り組んで、真に必要とされるショップに成長する事を目的としています。お陰様で、ここ蔦屋書店での営業は大変心地よく、ゆるりとした中でも良い感じでお客様がきて下さっています。
今年に入り、私は以前より増して生姜の知識が増えています。新たに得られた生姜の効能に関する文献も大変興味深く、益々生姜に魅了されています。
生姜はショウガオールとジンゲロールが主な成分で、どちらも辛味成分で体を温める効果があります。ジンゲロールよりもショウガオールの方が辛味が強く、その分、体温め効果も高いのですが、全体の含有量はジンゲロールの方が圧倒的に多く、結果的に私たちが食べて「美味しい」と思う適度な辛味が保たれ、世界中の多くの料理の食材や薬として使われています。
また、ショウガオールとジンゲロールは寿命を延ばす効果があることが近年科学的に証明されています。人と60パーセントの共通遺伝子を持ち、24時間で一生を終える線虫にショウガオールとジンゲロールを与えたところ、24時間を超えて生きることが明らかになりました。更に、ストレスを取り除く働きをする体内酵素を活性化する効果があることも分かっています。体内の活性酸素を除去し、生命の寿命を延ばすのです。
痛みをとる薬や、熱を下げる薬はあれど、体を温めて冷えを治す薬はありません。
また、現代を生きる私たちを取り巻く様々なストレス、これを和らげる効果が生姜にはあるのです。Gingerは英語で、元気づける、活気づける、励ますという意味があり、まさに生姜の力そのものですね。
空の下では、毎日生姜を食べたくなるような商品作りに取り組んでいます。美味しく食べるだけで勝手に健康になる!そんな世界を目指しています。今年も更に具体的に事を運んで行きたいと思いますので、どうぞ引き続き『空の下』にご注目ください。
なんの力もない『空の下』にご支援くださったみなさま、本当にありがとうございました。ご報告が滞っており申し訳ございませんでした。