こんにちは!
国際協力団体IROHA代表、若林 和(なごむ)です。
よく、カンボジアに教育支援っていうけど、なにができるの?といった質問をよくされることがあります。
数ヶ月前まで、この質問に答えるのがすごく難しかったです。
教育のプロないし国際協力のプロではない自分に何ができるのか。派遣(=現地に直接伺うこと)にいっても遊ぶのみにおわってしまいそう。
そんなことを考えていました。
しかし、カンボジアのタケオ州の学校の校長(今回のクラウドファンディング先)とお話ししていて、その答えが見つかりました。
私は校長に向かって、「私たちに何が協力できるのか」思い切って聞いてみました。(その質問はタブーな気もしたのですが...)
そうすると、「あなたたちは、日本の義務教育を終えていて、大学に通っている。それをもとに、私たちにヒントをほしい。子どもたちと歳が近い『お兄さん(お姉さん)』として、子どもたちと接することで、子どもたちの世界に対する興味関心を引き出してほしい」と言われました。
それを聞いて、いままで【国際協力】を難しく考えすぎていたことに気づきました。
自分たちのできる範囲で協力し、全てをやろうとしなくてもいいということに気がつきました。
そもそも、全てをやろうとしまうことは国際協力の世界において、弊害になりうることです。
【協力】が【押しつけ】になってしまいます。現地の人への【不信】に姿を変えてしまうこともあります。そんなに気負わなくていいのです。
現地に対して、程よい距離感のもと、「子どもたちと一緒に成長する意識」が明らかに欠けていたと思いました。
子どもたちとまず遊んだりして関わりお互いのことを知ることから始め、その上でその子たちに対して何ができるのか考えることこそに意味があると思いました。その視点を忘れてしまっていたようです。
こんなこともIROHAに入らなければ考えていなかったと思います。
もっとここで成長したいと思える団体に出会えたことは誇りです。
日頃活動してても、まだまだなことも多く、無念なこともあります。課題だらけです。周囲から指摘されたり、自分で気付いたり、強がってはいますが、その度に落ち込みます。
しかし、そんな青春を大学で味わえると思いませんでした。
立命館大のなかで、関西のなかで、トップクラスにアツい団体にしたいと心から思います。
皆さんのご支援で成り立っています。
これからも末永くよろしくお願いします!