モンゴル渡航最終日。起きてすぐに日本行きの飛行機に乗り込み、あっという間に成田空港に到着しました。初日と同じように一人一言ずつ渡航への思いを述べ、最後に記念写真を撮影して解散しました。何物にも代えがたい経験となった、全員がそう感じていたと思います。毎日が刺激的で最高の9日間。コロナ下でも地道に続けてきたPaxの活動がこのような形で一つの節目を迎えることが出来たことを本当に嬉しく思います。関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました!本日で日報は終わりとなります。拙い文章をここまで読んで頂きましてありがとうございました!これからもPaxは活動を続けてまいりますので、見守って頂けますと幸いです。
8日目は早朝からバスに乗り、チンギスハーン空港へと向かいました。チンギスハーン空港でモンゴルスカウトに最後のお別れの挨拶をして、飛行機に乗りこみました。遠く小さくなっていくモンゴルの大地に寂しさを感じながらも、達成感と疲労感から気づけば眠りについていました。飛行機は無事韓国の仁川国際空港に到着し、その日はトランジットエリアで各々好きなように過ごしました。既にメンバーは大家族のような雰囲気をまとっており、皆との旅がまもなく終わるという事実に切なさを覚えながらその日は眠りにつきました。
7日目はバイオブロックPJの後半パート、バイオブロックの設置を行いました。朝からトーラ川に集合し、いくつかミニゲームを行って場があたたまった後に、バイオブロックを川に投げ入れました。皆真剣に話を聞いていて、子供達が河川の汚染について考える良い機会を提供出来たと感じました。午後はモンゴルスカウトの案内でマーケットやデパートを巡り、買い物を楽しみました。(女子3人はネイルもして貰いました!) 夜は、日本スカウト皆でお好み焼きを作り、モンゴルスカウトに振舞いました。苦戦しましたがなんとか完成し、モンゴルスカウトにもとても喜んで貰えました!こうしてモンゴルで過ごす最後の夜が終わりました。
6日目は帰国に必要なPCR検査を受けにいきました。その後、モンゴルスカウトの車に乗せてもらい、ウランバートルから少し離れた郊外に位置するテレルジに向かいました。最初に訪れたチンギスハーンの騎馬像は想像より何倍も大きくて、その存在感に圧倒されました!更に車で移動して、タートルロックでは馬とラクダに乗って散歩を楽しみました。モンゴルの雄大な自然を肌で感じることが出来て、最高の思い出になりました!その後、無事PCR検査も全員陰性と知らせが届き、夜にはゲルでモンゴルスカウトが作ってくれたモンゴル料理をいただきました。(以前教えて貰った歌に登場したモンゴル料理、「ツィヴァン」を作ってくれました!) お腹いっぱい食べた後は、ゲルの中で暖をとりながらお喋りをしたり、外で騎馬戦をして遊んだり、それぞれが思うように楽しいひとときを過ごしました。満点の星空の下で時間を共にして、更に心の距離が縮まったように感じると同時に、もうすぐ来るお別れの日を思って切ない気持ちになりました。
5日目はバイオブロックPJを実施する予定でしたが、急遽スケジュールが変更になり、午前中にバイオブロックPJの前半パート、そして午後に蜜蠟ラップPJを行うことになりました。バイオブロックPJ前半パートでは、日本の昔ながらの遊びをモンゴルの子供達に紹介しました。けん玉やこま、竹とんぼなど初めて触れるおもちゃに、皆楽しそうな様子でした!また、一人のメンバーの思い付きでトトロお絵描き教室も開催され、盛り上がりを見せていました。蜜蠟ラップPJでは、モンゴルの抱える環境問題についてレクチャーを行った後、蜜蠟ラップ制作のワークショップを開催しました。思い思いの蜜蝋ラップを作り、お互いに見せ合う子供達の姿は非常に楽しそうでした。最後には記念撮影も行い、PJはどちらも大成功で幕を閉じました。PJ終了後はモンゴルスカウトと一緒に焼肉を食べに行き、内容の濃い充実した1日となりました。また、この日の夜に後発のメンバー2人が合流しました。