ジャンボジャンボーみなさん、こんにちは!
ついに、マサイ村の教室が完成したことをご報告させて頂きます。
≪これまでの経緯まとめ≫
・4/5~5/31:クラウドファンディングを実施
・6/1~6/30:建設計画、建設会社選定
・7/1~9/22:建設工事
・9/23:建物完成&教室開校セレモニー実施
・9/24~10/8:内装整備
・10/9:机・椅子・ホワイトボード搬入
本日は、9/23以降の様子をお届けしたいと思います。
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9月のシルバーウィークを使って、日本からは5名のお客様に今回完成した教室を訪問するツアーへご参加頂きました。さらに、ナイロビから2名の参加者も加わり、サファリの大自然を満喫後、ツアーの最終目的地でもあるアンボセリに到着!教室開校セレモニーの日を迎えました。
●セレモニー当日の朝
夜の晩餐会の為に、飼っている牛やヤギの命を頂きます。 牛やヤギはマサイにとって大事な資産でもある為、このような儀式は年に3度ぐらいあるお祝いの時に限ります。日本やナイロビからのツアー参加者は、初めての光景を目の当たりにし、命の大切さ・食事のありがたみを実感しました。
●マサイ村の見学
ツアー参加者はマサイの人々が暮らしている家の中や仕事の様子などを見せて頂きました。200万年前から変わらないマサイ族の暮らしは、伝統を受け継ぎ守り続けている世界でも数少ない部族の在り方を象徴しています。
●マサイによる歓迎の歌と踊り
夕方からセレモニーが開催されました。HISの3台の車が村に到着すると、一列に並んだマサイたちは歌いながら現れ、一気にマサイの世界に引き込まれました。ツアー参加者たちはマサイの中に混ざり、お祈りの儀式を体験しました。
●来賓挨拶
教室の完成を祝い、アンボセリ国立公園の最高責任者や、他の村の長老たちも集まり、お祝いの言葉を述べました。テープカットを行うと、村人からは歓声があがりました。
●日本のご支援者様のネームボード
今回のクラウドファンディングにご支援頂いた方々を代表し、リターンにも設定しておりました「教室にあなたの名前を刻みます!」へ支援して下さった方のお名前は、教室入口の壁に飾られております。(お名前がわかる写真につきましては、ご本人様へ個別にお送り致します。)
●日本の小学校との異文化交流
今回ツアーに参加して下さったご支援者様によって、日本の小学校の子どもたちからマサイの子どもたちへの横断幕メッセージが届けられました。また、村の灯りが消えた夜には教室の建物の壁にプロジェクションマッピングを投影し、日本の小学校の様子が映し出されると、マサイの人々も初めて見る映像に感動してくれていました。
●マサイの子どもたちからのお礼
マサイの子どもたちはこの日のために日本の歌「翼をください」を3か月間練習してきました。建設工事の期間、HISケニア支店のスタッフが村に状況確認に行く際、子供たちにこの歌を教えていました。日本の参加者たちへのサプライズです♪
いつか子どもたちが大きくなった時、なぜか記憶に残っている日本の歌をきっかけに、日本へ興味を持ってくれたり、日本語を勉強したい!日本へ行ってみたい!と思ってくれることがあれば嬉しいです。
▼セレモニーの様子は動画でもご覧頂けます
後日、教室内を整備し、机・椅子・ホワイトボードを搬入しました。
子どもたちが教室で楽しそうにしている様子が本当に嬉しいです。
クラウドファンディングを応援して下さった皆様、
ご支援頂いた皆様、
そしてツアーに参加して下さった皆様、
本当にありがとうございました。
このプロジェクトを見守って下さった全ての方に、心から感謝申し上げます。