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【デザインの力で医療をアップデート】みんなが医療デザインを学べる環境を作りたい!

ヤングケアラー、老老介護、認知症、看取り医療など、すぐには解決できない課題も身近にいっぱい。医療や介護の職場では目の前に必要なスキルは学べても、「どうやったら職員や患者さんが幸せになれるか?」は教えてもらえません。医療デザイン大学で、デザインの力を使って医療・介護・福祉の課題をともに解決しましょう!

現在の支援総額

1,710,000

142%

目標金額は1,200,000円

支援者数

83

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/07に募集を開始し、 83人の支援により 1,710,000円の資金を集め、 2022/08/04に募集を終了しました

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【デザインの力で医療をアップデート】みんなが医療デザインを学べる環境を作りたい!

現在の支援総額

1,710,000

142%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数83

このプロジェクトは、2022/07/07に募集を開始し、 83人の支援により 1,710,000円の資金を集め、 2022/08/04に募集を終了しました

ヤングケアラー、老老介護、認知症、看取り医療など、すぐには解決できない課題も身近にいっぱい。医療や介護の職場では目の前に必要なスキルは学べても、「どうやったら職員や患者さんが幸せになれるか?」は教えてもらえません。医療デザイン大学で、デザインの力を使って医療・介護・福祉の課題をともに解決しましょう!

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■医療デザイン大学学長・野﨑、日本医療デザインセンター代表・桑畑よりごあいさつ

(写真左)医療デザイン大学 学長 野崎礼史/(写真右)日本医療デザインセンター 代表理事 桑畑健

野﨑:はじめまして。日本初のデザイン×医療の学び舎「医療デザイン大学」の学長で外科医の野﨑礼史と申します。

桑畑:運営団体の日本医療デザインセンター代表理事の桑畑健です。
さっそくですが野﨑先生は"デザイン"を学んだ外科医ですよね。

野﨑:ふだんは茨城県の病院で外科医として働いています。大きな病院で緊急オペも多いですね。

桑畑:いつも忙しそうですよね。"医療デザイン"が必要だと思ったきっかけはなんですか。

野﨑デザインを使った課題解決の事例をいくつも知ったことがきっかけです。医療や介護の現場でもみんながデザインを学ぶことが不可欠なのではと考えるようになりました。現場で "閉塞感" を感じている人が多いからです。「病気が治れば本当に幸せって言えるのか?」これは患者さん、高齢者、働いている我々へ共通する問いかけです。

桑畑:そこで私たちは次のような特徴に当てはまる人のために「医療デザイン大学」を作りました。


■こんな人は医療デザイン大学に向いています!

以下にひとつでも当てはまるなら、医療デザイン大学は素敵な学びの場になるでしょう。

☑︎ 病院や介護施設をもっと働きやすい、過ごしやすい場所に変えたい
☑︎ デザインを学び、自分の仕事に活かしたい
☑︎ well-beingな社会を作ることに興味がある
☑︎ 自分なりに組織改革法を編み出して実践したい
☑︎ 同じく組織改革や人材育成に取り組む仲間がほしい

■こんな人は向いていません!

医療デザイン大学では以下に該当する人の入学をおすすめしません。
健全で安心なコミュニティ運営のため人によっては入学をお断りする場合、途中で退出いただく場合もございます。

・超多忙で講義受講や、サロン(学食)交流の時間が全くとれない人
・医療デザイン大学に入学するだけで成長できると思っている人
・知識や事例の収集だけを目的にした人


■医療デザイン大学を主催する 日本医療デザインセンター

私たち一般社団法人 日本医療デザインセンターは「デザイン」を通じて医療機関や患者さん一人ひとりの体験(Patient Experience)を向上させ地域の課題解決を図る団体です。医療機関、介護機関、行政、民間企業、教育機関と効果的に関わりあいながら、医療・介護現場の課題をデザインで解決する人材をつくります。

今、各地で求められている真の健康、幸福=ウェルビーイング。
日本各地にすばやく展開するには、「医療デザインを実践できる人材」の育成が急務です。

この医療デザイン大学を通じ、2027年までに1000名の医療デザイナーを生み出し、全国各地の医療現場の課題解決を実現します。


■医療デザイン大学が実現できること

「デザイン」による変革は、病院や介護施設に勤めている人だけでなく、一般の人たちにも必要です。

自宅で親や祖父母の介護をしている方はたくさんいますが、最近は未成年者が介護のために学校に行けなくなる「ヤングケアラー」も社会問題になっています。また、老老介護はさらに増えるでしょう。障がい者の福祉、スポーツ中にケガしてしまう子どもたちも、医療、介護、福祉からは切り離せないのです

さらに医学部、薬学部、看護学校など、これから医療、介護、看護などの仕事に就こうとする人々も、デザインを学べば、未来はもっとよくなると、私たちは確信しています。

医療の進歩のおかげで、新しい治療法、薬なども次々に生まれてきました。しかしその結果、人は本当に幸せになったでしょうか? もっと大きな、真の幸せがこの先にあるのではないでしょうか? 

全国の医療、介護関係者にデザインが実践されれば、あらゆる関係者や患者さんに加えて自宅や高齢者住宅で医療・介護に関わる人たちの幸せにもつながるはずです。

■もくじ 

 ・デザインの力で医療、介護、みんなの暮らしが変わる?
 ・今、なぜ「医療デザイン」が必要なのか
 ・開講概要
 ・医療デザイン大学の特徴
 ・職場で使える医療デザインを学ぶカリキュラム
 ・入学方法
 ・資金の使い道
 ・リターンについて

■デザインの力で医療、介護、みんなの暮らしが変わる?

職場で使える医療デザインを学ぼう!

デザインを学べば、医療の課題、問題を解決していく思考と行動が身に付きます。
まず、デザインとは社会の課題、問題を解決していく思考と活動そのもの

【デザイン】と聞くと、グラフィックや構造など表面的な見た目だと思う人が多いでしょう。
私たちが定義する【医療デザイン】は、新しい概念です。社会で浸透していない言葉なので細かく分割してみましょう。

★ 現場の観察・ヒアリング
★ 課題設定
★ 仮説構築
★ 戦略立案
★ プレゼンテーション
★ コミュニティ形成
★ 活動記録のデザイン・可視化

という一連のプロセス・サイクルを、医療デザイン大学で学べます。
医療の課題には、社会的マクロなテーマから患者や働く人ひとりに落し込まれた課題も含まれます。

デザイン思考を体得すれば「長く働きたい職場」「自宅で最期を迎える地域づくり」「ヤングケアラー問題」などを改善、解決できる可能性があります。


……ただこれでは、ほとんどの人に意味が伝わらないと思うので、
「デザインの力」が一目で分かる動画を見てください


スウェーデンに本当にある階段です。ビフォーアフターが分かりますか?

【BEFORE】みんなが楽なエスカレーターを選ぶ。「健康のために階段を使いましょう!」ってポスターでは人の行動は変わらない。

↓↓↓

【AFTER】階段をピアノの鍵盤風に模様替え、しかも踏めば音が鳴る! これで多くの人が「楽しそうな階段」を選ぶようになったのです。

ピアノ鍵盤から私たちが学べるのは「ワクワクする体験」の力です。皆さんも、何か行動を起こそうとしたときって理屈じゃないってことありませんか。

「健康のため」と頭で分かっていてもなかなか行動に移すのは難しいですよね。病院での治療や検査、健診、運動は大事、でも体が動かない。

『楽しい!』
『ワクワクする!』
『やってみたい!』

ーーーそう思わせられれば、人が自発的に変わり、未来が変わる。これがデザインの力です。


■今、なぜ「医療デザイン」が必要なのか

「医療デザイン」の力が必要なのは、今、本当の健康が求められていると思うからです。

私は外科医として長年、主にがん患者さんや腹部救急患者さんの診療に携わってきました。強く感じるのは肉体の健康だけでなく、精神的、社会的にも人々が健やかでいられる医療の大切さです。

たとえばがんを摘出した患者さんが、がんが再発しないからOK!ではなく、自力で歩けるようになり、運動もできて、食事や仕事もできる。これだったら幸せと呼べる可能性は高いと思います。

 

これこそが「well-being(ウェルビーイング)」=幸せな健康ではないでしょうか。医療デザインはwell-beingを実現します。

私も年次を重ねるにつれて、研修医の指導や、栄養士、看護師などいろんな職種の教育にかかわることが増えました。
現在30~40代の方は、若いメンバーの育成を任されるケースが多いでしょう。そんなとき、ふと私は感じたのです。

「well-beingを実現できる人材を育てたい。病気を治すだけじゃないんだ。well-beingこそが社会のためになる!…でも、そんな人材育成の方法はあるのだろうか?」

医学論文を読んでも答えは見つからないし、病院内には人材育成のマニュアルさえありませんでした。ビジネス書を読んでも病院の話に置き換えるのは難しい…そんなフラストレーションを抱えていた私に突然デザインとの出会いがやってきます。

私がびっくりした「医療にデザインを持ち込んだ例」を紹介しますね。


■これぞ医療デザイン!
 ユニフォームの色を変えたら残業半減

こちらは熊本県にある病院で行われた看護師さんのユニフォームを日勤と夜勤で色を分けた取り組みです。これでなんと年間の残業時間が半減したそうです。

もともと、病院で働く看護師さんは長時間労働になってしまうことが珍しくありません。

でも写真のように分けると…単純にピンクの看護師さんがたくさんいる中に緑の看護師さんが残っていたら目立ちますよね。残業しているのが一目瞭然。誰だって、緑の看護師さんには新たな仕事を頼みづらいはずです。もちろん看護師さん自身にも「時間内に業務を終わらせるぞ!」という気持ちは生まれやすくなるでしょう。

やったことは「色を変えた」だけ。だからこそ、デザインの力はすごいって思いませんか。実はこの病院の事例には、お金もほとんどかからなかった、看護師さんの投票で選んだ色だからみんなが受け入れた…など、すばらしい医療デザインの工夫がいっぱい詰まっているのですが…今日はここまで。話の続きは医療デザイン大学の中で聴いてください


■開講概要

医療デザイン大学 ベーシックコース 第1期
講義実施日:
2022年
8/7(日)20:00~22:00
8/21(日)20:00~22:00
8/28(日)20:00~22:00
9/11(日)20:00~22:00
9/25(日)20:00~22:00
10/2(日)20:00~22:00
10/16(日)20:00~22:00
10/23(日)20:00~22:00
10/30(日)20:00~22:00
11/6(日)20:00~22:00
※受講生は講義のアーカイブ(録画)を視聴できます

内容:①『ゼミ(講義)』 80分、その後の『サロン(交流)』40分を合計10回
   ② 講師と学生のみ参加できるオンラインコミュニティ(Slack)への参加(常時)
定員:25名
受講費:5万円
参加資格:医師、看護師、薬剤師をはじめ医療・介護分野に関する国家資格保持者(詳細は下部に記載)
開催形式:Zoom
コミュニケーションツール:医療デザイン大学のSlack
※ベーシックコース修了者向けのアドバンスコースについては、クラウドファンディング実施中に告知いたします


●対象となる国家資格一覧
医師、歯科医師、保健師、助産師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、臨床工学技士、義肢装具士、歯科衛生士、救急救命士、薬剤師、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼伮士
※第2期以降に参加資格の拡大を検討しています。

デザイン×介護福祉士、デザイン×看護師、デザイン×薬剤師、デザイン×ケアマネジャー、デザイン×医師……職種は書ききれませんが、誰もが職場の残業を減らしたり、解決できないと思われていた仕組みを変えたりできるようにしたい。これが医療デザイン大学の設立趣旨です。

医療や介護が変われば、今おうちで療養しているお年寄りや、リハビリにがんばるスポーツ選手も、ご家族の介護に悩む人の暮らしも変わるかもしれません!


■特徴1:魚はあげませんが、魚の釣り方を教えます

医療デザイン大学(以下、医デ大と略します)で教えるのは、課題解決のための思考方法です。
課題は人それぞれ、病院それぞれ。条件が違えば解決方法も変わります。そのひとつ一つの課題に向き合うのは皆さんです。医デ大は、課題解決のための考え方、向き合い方を大切にします。

「正しさ」は時代や状況によって変わります。たとえば「末期がんの患者さんの延命治療にこだわる」ことは、ほんの10年前までは「正しいこと」だったかもしれません。

では正しさとは? 上長の指示や、患者さんの価値観、時代や環境や人が変われば、価値観も変化します。大切なのは物事の考え方、そして物事をどうデザインするかです。

医デ大で学べば、どんなとき、どんな物事も自分で考える力が身につきます。老子の格言にあるように、魚をあげることはしません。ただし魚の釣り方が分かります。


■特徴2:完全オンライン。誰でもどこからでも通える

医療デザイン大学では、毎月1回以上のゼミ、サロン、その他常時つかえる情報交換の手段もすべてオンライン上で行います。過去に単発で開催してきたセミナーにも、北海道から沖縄はもちろん東南アジアや欧米からも参加いただいてきました。

医デ大の魅力は、双方向参加型です。受講生同士のディスカッション、質問、少人数でのワークショップも大切にします。
一方的に講義を聴いて知識をつけたいだけならYouTubeでもビデオ教材でも十分。でも皆さんにやっていただきたいのは職場で実践すること。同僚や部下に自分の言葉で教えられるようになること。

オンラインのよさを活かしつつ、目の前に講師や受講生がいるような臨場感ある学びをお約束します。
なお録画のアーカイブもあるので、リアルタイムでスケジュールを合わせられない場合も安心ください。


■特徴3:同じ課題や危機意識をもった仲間とつながれる

ここまでの内容で「おもしろそうだ」と感じたあなた。ひょっとして…普段は変わり者だと思われていませんか…? また「病院内でこんなこと気づいているのは自分ひとり」と孤独を感じていませんか? 「みんなが普通で、おかしいのは自分なのでは」という相談、よく聞きます。安心してください。

その悩みを医デ大のコミュニティでシェアして、解決につなげましょう。

医デ大では24時間、お互いに相談、雑談できるコミュニティも同時につくります。(Slackを使用)
フリーチャットで受講生とスタッフだけが閲覧できるので、どんな悩み、情報共有も気軽にできます。

 

■職場で使える医療デザインを学ぶカリキュラム

講座は、ゼミ(講義)とサロン(交流)の2つで成り立っています

・ゼミ(講義):講師による講義 + ワーク/80分
・サロン(交流):受講生、講師、運営スタッフのみのクローズドコミュニティ/40分

第1回 ウェルビーイングを学び、高めよう!/講師:前野隆司先生

第2回 なぜ今、医療デザインなのか?世界の事例を知ろう!/講師:野崎礼史先生

第3回 「官と民」・「福祉と医療」の垣根を超えて
〜看取りができるまちづくりを進めた横須賀市の事例から〜/講師:吉田雄人先生

第4回 そもそも社会課題って?クリエイティブで世界を変える?/講師:石川淳哉先生

第5回 チームビルディングを学んで職場を活性化しよう!/講師:仲山進也先生

第6回 医療介護従事者がデザインを学ぶ可能性を体感しよう/講師:吉橋昭夫先生

第7回 これからのケアのかたちをケーススタディから学ぼう!/講師:菅原健介先生

第8回 社会実装への第一歩、プロトタイプを作ってみよう!/講師:吉岡純希先生

第9回 職種の枠を超えて地域へ出よう、つながろう!/講師:猪村真由先生

第10回 伝わる資料のデザインを学んで、実践につなげよう!/講師:桑畑健先生

※講演順は前後することがあります
※講師、講座内容、実施日は変更する場合があります


■医療デザイン大学の講師陣


前野 隆司 先生
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長

山口県出身。1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士(工学)。専門は、システムデザイン・マネジメント学、ヒューマンマシンインタフェースデザイン、システムデザイン・マネジメント学、地域活性化、幸福学、幸福経営学など。健康経営の講演も増えている。


野﨑 礼史 先生
医療デザイン大学 学長
水戸済生会総合病院 外科部長

筑波大学医学専門学群卒業。自らの職場でも医療デザインを使って、業務の効率化やスタッフのやりがい向上などを実践してきました。日本医療デザインセンターでも理事として活動し、2022年医療デザイン大学の学長に就任。
医学系のアスリートを応援する対談動画や栄養療法に関する勉強会の動画をYouTubeで配信中。スプリンター外科医として、2019年全日本マスターズ陸上M40 100mに優勝し、日本一に。


吉田 雄人 先生
(一社)日本GR協会 代表理事
元 横須賀市長

1975年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、アクセンチュアにて3年弱勤務。退職後、早稲田大学大学院(政治学修士)に通いながら、2003年の横須賀市議会議員選挙に立候補し、初当選。2009年の横須賀市長選挙で初当選し、2013年に再選。2017年7月に退任するまで、完全無所属を貫いた。現在、地域課題解決のためには良質で戦略的な官民連携手法である日本版GR:ガバメント・リレーションズが必要であるという考え方の元、一般社団法人日本GR協会を設立して現在に至る。


石川 淳哉 先生
(一社)公益社団法人 助けあいジャパン / 共同代表理事
Social Good Producer

1962年大分県生まれ。世界のさまざまな社会課題を解決するために、クリエイティブの可能性を追求する人生と決断。 主な 仕事に、ベストセラーとなった書籍『世界がもし100人の村だったら』プロモーション、世界初のパ ブリックビューイング「2002 FIFA WORLDCUP PUBLICVIEWING IN TOKYO」、 世界中で展開中のピースアートプロジェクト「retired weapons」、大ヒットアルバ ム「日本の恋と、ユーミンと。」のプロデュースなどがある。 カンヌ国際広告賞金賞、NYADCなどを受賞。BMW次世代電気自動車i3の情報編集⻑。内閣府防災 ポータル「TEAM防災ジャパン」、助けあいジャパンと日本財団で共同運営する災害緊急情報支援サイト「いまできること」。自宅に太陽光発電を導入、EV車にシフト。 5108BASE(御殿場に創った農園&CAMP場)で完全無農薬野菜生産しながら暮らしの実装を研究中。防災士。ソーシャルグッドプロデューサー塾を主催。


仲山 進也 先生
楽天グループ株式会社 楽天大学学長
仲山考材株式会社 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。シャープを経て、創業期(社員約20 名)の楽天に入社。2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。
2007年に楽天で唯一のフェロー風正社員(兼業自由・勤怠自由の正社員)となり、2008年には自らの会社である仲山考材を設立、考える材料(考材)をつくってファシリテーションつきで提供している。2016年には「横浜F・マリノス」とプロ契約、コーチ向け・ジュニアユース向けの育成プログラムを実施。
20年にわたって数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の組織文化・チームづくり、長続きするコミュニティづくり、人が育ちやすい環境のつくり方、夢中で仕事を遊ぶような働き方を探求している。


吉橋 昭夫 先生
Designship Do 全体監修
青山ビジネススクール非常勤講師 

専門はサービスデザイン、UIUXほか情報デザイン教育のプログラム開発と実践。1998年多摩美術大学情報デザイン学科設立から情報デザインの教育に携わ2022年3月末退職。デザインによる社会課題の解決や医療とデザインの連携、AI時代のUIUXなど新領域での研究と実践に取り組み、様々な企業・団体との共同研究を数多く手掛けた。芸術学修士(多摩美術大学)、 経営情報学修士(MBA, 多摩大学)


菅原 健介 先生
(株)ぐるんとびー 代表取締役

1979年神奈川県鎌倉市生まれ。中学高校をデンマークで過ごし、学生時代は野宿をしながら各国を放浪。東海大学卒業後、(株)セプテーニで広告業の営業職として勤務。その後、理学療法士に転職。回復期リハビリテーション病院(鶴巻温泉病院)在籍中に東日本大震災が起こる。全国訪問ボランティアナースの会キャンナスの現地コーディネーターとして石巻・気仙沼などで活動。2012年にマンションのひと部屋を使った小規模多機能型居宅介護『絆』開設。要介護者の約6割の介護度が改善する事業所としてメディア等に取り上げられる。
2015年に『株式会社ぐるんとびー』を起業し独立。日本初のUR団地のひと部屋を使った小規模多機能型居宅介護『ぐるんとびー駒寄』開設。2017年に『ぐるんとびー訪問看護ステーション』開設。
また、藤沢地域を中心とした多業種・多職種の交流会『湘南きずなの会』『湘南大庭会』などを仲間とともに主催している。
2020年アジア太平洋地域「高齢者ケア・イノベーションアワード」にて最優秀賞を受賞。


吉岡 純希 先生
株式会社NODE MEDICAL 代表取締役社長
看護師 / デザインエンジニア

1989年、札幌市出身・在住。集中治療室や在宅での看護師の臨床経験をもとに、テクノロジーの医療現場への応用に取り組む。2014年より病院でのデジタルアート「Digital Hospital Art」をスタートし、患者・医療スタッフとともに病院でのプロジェクションマッピングや、身体可動性に合わせたデジタルアートを制作・実施。2015年より、慶應義塾大学SFCにて看護と3Dプリンタに関する研究「FabNurseプロジェクト」に参画。2017年に慶應義塾大学 政策メディア研究科エクスデザインコースにて修士号を取得。2018年より、研究の実践を社会に実装するため、株式会社NODE MEDICALを設立。


猪村 真由 先生
Community Nurse Company 株式会社
更別事業部現場統括

1999年、神奈川県出身、北海道更別村在住。 「医療と他分野を融合させた領域に価値を見出したい」という想いから、慶應義塾大学看護医療学部に進学。学生時代は、病気をもつこどもたちを対象にしたクリエイティブワークショップ / チャリティプログラムを院内・院外で多数実施。2022年4月よりCommunity Nurse Company株式会社に参画し、現在はCNC更別村事業部に従事している。「100歳までワクワク働けてしまう奇跡の農村」を目標に掲げ、地域の人の暮らしの身近な存在として『毎日の嬉しいや楽しい』を一緒につくり、『心と身体の健康と安心』の実現を目指す。


桑畑 健 先生
(一社)日本医療デザインセンター 代表理事
医療デザイナー/Social Good Producer

筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン専攻。多摩美術大学デザイン専攻情報デザイン領域修了。クリエイティブディレクターとして上場企業や大手病院に始まり、独自のデザインプロセスを用いてプロジェクトそのものをデザイン。2018年に(一社)日本医療デザインセンターを設立し代表理事に就任。現在「医療デザイン」をテーマに、常時30プロジェクト以上のクリエイティブワークを展開中。


■医療デザイン大学の入学方法・支援方法

リターンより「入学希望」(5万円)をお選びください。
またご自身が入学しないで、支援をしてくださる場合もご希望のリターンを選択いただき、お手続きくださいますよう宜しくお願いいたします。


■資金の使い道について

皆様より協賛いただいた120万円は次のような使途を予定しています。

・講師への出演謝礼、教材作成費:50万円
・受講生管理、事務局運営費用:42万円
・広報・活動レポート作成費:10万円
・手数料他、諸費用:18万円

合計:120万円


■リターンの紹介

リターンは医療デザインの書籍、医療大学の受講券と、医療デザインにたずさわるスタッフのスキルやおすすめ品などを組み合わせて用意します。また法人向けの協賛枠もあわせてご確認、ご検討を宜しくお願いいたします。

デザインをしっかり勉強したい方、デザインに親近感のある方、医療デザイン大学の理念に賛同いただける方からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

・医療デザインの入門実践書
2023年2月に日本医療デザインセンターより「医療デザインの入門実践書」(通称:医デ本)を刊行予定です。デザインの基礎をしっかり学べる書籍をリターンとしてお送りします。

・医療デザイン大学の受講券
医療デザイン大学では幅広く、医療・介護従事者の受講生を募集しています。1名あたりの受講料は年間5万円。私たちの活動支援もできて、医療デザインも学べるおすすめのリターンです。

・デザインを通じたさまざまなレクチャー
医療デザイン大学のスタッフおよび、運営母体である日本医療デザインセンターの役員らが支援をいただいた皆様のために特別な時間を設けて感謝をお伝えします。

・法人向け協賛プログラム、貴社のPR時間つきリターンも用意
社数限定で、法人向けの協賛枠をご用意しました。医療デザイン大学による貴社への出前講義や、貴社のPR時間を確保した「冠」協賛も可能です。


■おわりに
  皆さんの医療・介護の心配や不安も一つひとつ解決していきます

医療×デザインには、社会を変える力があると私たちは確信しています。ただし、一人ひとりの力が及ぶ範囲は微々たるものです。

だからデザインを通じて、自分の力で課題解決できる人材を育てたいのです。

「この先も患者さんの笑顔を守りたい」
「でも今のままじゃ、ジリ貧かもしれない」
「組織や仕組みを変えていきたいけど相談相手がいない」

…そんな方にこそデザインの力を知ってほしいのです。

医療をよくするには、働きやすい病院が必要です。よい病院には、よい医療を提供できるスタッフが集まるでしょう。患者さんたちも安心して過ごせるようになります。


医療×デザインの輪が広がれば、健康な人が増えます。医療や介護がもっと明るくなります。医療従事者、介護関係者の参加と同じく家族やご自身の医療や介護が気になる皆様のご支援が必要です。

ご参加、ご支援を心からお願い申し上げます。


2022年6月
野﨑 礼史(外科医/医療デザイン大学 学長)
桑畑 健(日本医療デザインセンター 代表理事)
蒲原 雄介(医療ライター)

最新の活動報告

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  • 【私も応援します|堀内 祐紀さん:秋葉原スキンクリニック 院長/日本医療デザインセンター・デザイン経営会員)】私も「医療デザイン大学」で1期生としてみなさんと一緒に学びます! 実は今回、尊敬する先輩や大切な友人もお誘いしました。それは私には「医療をもっと面白くしたい」という目標があるからなんです。眉間にしわを寄せながら誰かの講義を聞くより、みんなが笑いながら学んだほうが絶対に理解が深まるし、前向きな内容になると思います。日本医療デザインセンターが作るセミナーはこれまでも、いつも衝撃的な内容で「面白いもの」ばかりでした。しかも、みんなが一緒によくなろう!という気持ちの強い集団なのです。 今回「医療デザイン大学」と名付けて、短期集中でデザイン=面白い話をたくさん聴けることを本当に楽しみにしています。みんなでもっと医療や介護を、そして社会を面白くしていきませんか。 間違いなく面白い社会に一歩近づけられる場だと、自信を持ってお勧めします! もっと見る

  • 【私も応援します|矢田 明子さん:Community Nurse Company株式会社代表取締役/一般社団法人 Community Nurse Laboratory 代表理事】私たちはコミュニティナースというコンセプトを活用し、社会実験をしてきました。コミュニティナースは「医療」を起点というよりも「民衆の間でつくられた日常の生活/健康/幸せに向かう力」を起点に取り組みを育ててきました。まさに何を起点にデザインするのか、ですね。医療専門職の視点から見るとその営みは多様で、解がないように一見見えるかもしれません。でもそこには「人間の美しさ」があるように思います。そういった町の人の潜在能力に光をあて、自分たちで手作りできる未来をこれからも見てみたい。「医療デザイン大学」から、医療の概念を超えて未来を作っていく取り組みや同志の輪が広がっていくことを楽しみにしています。 もっと見る

  • 【私も応援します|石川 淳哉 さん:(一社)助けあいジャパン/共同代表理事Social Good Producer】医療とは、長い年月をかけて言わば仕組みが出来上がったものですよね。だからこそ、リ・デザインしていく必要があり、そのために医療デザイン大学の存在意義があるのだと思います。今こそ「発生主義」から脱却しなくてはなりません。発生主義とは、物事が起きてから慌てて対応する、言わば対症療法ですね。本来、医療の世界には「未病」という素晴らしい言葉があります。病気にならないようにする活動がもっと評価されてもいい。私がライフワークとしているのは、災害関連死をゼロにすること。先回りして、準備していれば、かかるストレスも減らせムダなお金も減らせるんです。何かが起きてから、顕在化してからでは遅く、その前に仕組みを整えておこうというのが、私の原動力でもあります。だから、構造的に「亡くなる直前2か月」に日本の医療費、社会保障費の半分が費やされている現状も変えていかなくてはならないと思います。先日、コロナの影響で直接会えない中、入院している母とオンライン面会できました。看護師さんがタブレットを使って会話させてくれたのです。現行の制度では診療報酬の点数にはならないのに、かなりの時間を費やしたのは一体なぜか。それは、きっと患者に良くなってもらいたい、家族の応援を届けてあげたいという考えなのではないかと。この行動の源泉をたどるのも「医療デザイン」の役割ではないでしょうか。医療の在り方をリデザインできる人材がひとりでも多く現れるよう、私は全力でサポートします。 もっと見る

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