DOMMUNE PROGRAM INFORMATION!
2016/03/29 (火)
19:00~21:00 「菊地成孔と大谷能生のJAZZDOMMUNE#19」
出演:菊地成孔、大谷能生 SPECIAL GUEST:JOHN MEDESKI(Medeski Martin & Wood / from NEWYORK)
21:00~24:00
FRUE & WORLDWIDE SESSION 2016 Presents
「John Medeski Theater Solo de Piano」開催記念番組
LIVE:JOHN MEDESKI(Medeski Martin & Wood / from NEWYORK)DJ:松浦俊夫(United Future Organization)
http://www.dommune.com/reserve/2016/0329/
▼プロジェクトをやろうと思った理由
メロトロンという不思議な楽器の音色を多くの人に聴いて欲しい。
メロトロンは1960年代に発明された鍵盤楽器。
とはいえ鍵盤楽器にも色々あって、スチール弦をハンマーで叩いて音を出すピアノやパイプに風を送って音を出すオルガンといったアコースティック楽器とは全く別物であるのは勿論、回転させたトーンホイールの発振を増幅するハモンド・オルガン等の電気楽器とも違うユニークな音源であるのがメロトロンの面白いところ。
その音源とは何とストリングスやブラスなど楽器音を録音した磁気テープで、このテープが鍵盤の数だけセットされていたわけです。 なので、このメロトロン。サンプラーの元祖みたいに言われたりしてます。
メロトロンの仕組みはまさにメカニックな感じで、押鍵すると仕込まれたテープが再生を始め、離鍵すると再生が終了しテープをバネでもって強制的に巻き戻すという力技がスリリングです。さらにスリリングなのがテープの長さの関係で7~8秒しか連続再生できない所。白玉の演奏はドキドキもんでしょう。 さらに、押鍵してもテープ走行がすぐには安定せず音の立ち上がりが悪かったりして、これが逆にメロトロン独特の音色キャラクターになってたりするもんだから始末が悪いです。しかもテープや磁気ヘッドは基本的に消耗品な上、テープが熱に弱い為照明等で温度の上がるステージでの音程調整の難しさから、メロトロンがプレイヤー達に与えるストレスも相当あったようです。
▼『ガーデン・シェッド』でお馴染みのイングランドのKey奏者/コンポーザー・Robert Webb が語るメロトロンの魅力(日本語字幕付き)
▼ジョン・メデスキによるメロトロンでのソロ
▼資金の使い道
メロトロンの運搬費・レンタル費などの諸経費
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