みなさん、こんにちは。Foundation Camp MANDARIN Fieldの橋本です。クラウドファンディングへの挑戦は残り14日となりました。なかなか支援が増えませんが、最後まで諦めず、思いが少しでも届くよう、情報を発信し続けたいと思います。さて、本日の作業の進捗ご報告です。いよいよ、お風呂とバイオトイレの製作が本格化してきました。手前がお風呂設置場所、奥がバイオトイレのタンクです。これからトイレ建屋をつくり、湯舟を置いたら、その周りにウッドデッキをつくっていきます。今回の工事は、農園のサポーターでもある職人さんにお願いしていて、本業の合間を縫って、みかん山で作業していただいています。このように、温かい人の和も、「下津きょうだいみかん山」の特徴です。ちなみにこの部分の工事はプロにお任せするしかありません。その間わたしは、メインスペースの細部を少しずつつくり足しています。今日はファイヤーピット部分の石積みです。当初はウッドデッキ横に穴を掘って、石を並べる程度で考えていましたが、トイレタンク埋設のための掘削で石が多く出てきたため、敷き詰めることにしました。今日はここまで。このほか、ウッドデッキの高さが30センチあるため、登り口にステップをつくりました。今週もう一度みかん山へ行き、ファイヤーピットの仕上げなどに取りかかります。来週にはバイオトイレとお風呂の作業が進みますので、またご報告します!
みなさん、こんにちは。全国あちらこちらから桜の便りが届いていますね。キャンプ場を開設する農園のある、和歌山県海南市下津町のみかん山周辺でも、山桜が満開です。農園では山菜も採れ始めました。みかんを育てるには、一般的に農薬を一年で10回以上使うのですが、「下津きょうだいみかん山」では、年に一度だけしか使いません。そのため、地面は自然の状態です。昨日は、写真でご紹介しているイタドリを収穫しました。地域によって呼び名が違う山菜ですが、皮をむき、ごま油で炒めるととてもおいしくいただけます。また、春先の蕗の薹が育ち、地面にはたくさん、ふきの葉が伸び始めています。これがもう少し大きくなると「山ふき」という山菜として収穫できます。今月下旬から5月上旬はタケノコも収穫可能です。このように、「MANDARIN Field」では、季節を味わっていただくのも大きな楽しみです。暖かい日差しの中、山菜を摘み、鳥の声を聞き、ウッドデッキでの〜んびり。ここは、そんなキャンプ場にしていきます。ちなみに、昨日でウッドデッキが完成しました!これから、写真の手前側の空きスペースにファイヤーピットをつくり、奥側には調理スペースをつくります。頑張って少しずつ進んでいきますので、引き続きご支援よろしくお願いします。
みなさん、おはようございます。今日は、本文でお伝えできていない、リターンの「ドライみかん」についてご紹介します。まず、下津町で育てられるみかんは、収穫後「蔵出しみかん」として出荷されます。収穫したみかんを土蔵の中で1ヶ月以上寝かせ、酸味を落ち着かせる。すると、食べたあとの甘みが、グッと脳裏に残るのです。糖度も増すと聞きました。「下津きょうだいみかん山」のドライみかんは、その蔵出しみかんをひと房ずつ乾燥させたものです。「下津きょうだいみかん山」の農園主・大柿さんは、省農薬みかんという、農薬に頼らないみかん農園を5年前に受け継ぎました。その後、ただ育てるだけでなく、育てる過程で地域の福祉作業所との連携を模索し、また加工品として「蔵出しみかん」のおいしさを伝えられないかと、頭をひねっています。このドライみかんも、福祉作業所に製造を依頼し、完成したものです。ひと袋で30房以上入っているかと思いますが、食べ始めるとなかなか止められないほど、やみつきになる甘さに驚きます。ぜひ一度、食べてみてください。
みなさん、こんにちは。昨日はスタート直後からご支援いただき、本当に有難うございます!1ヶ月足らずの短期プロジェクトですが、これからもよろしくお願いします。本日は、メインスペースのこれまでと現状をお伝えします。トップの写真は、整備する前のメインスペースです。農園でキャンプ場を開設する場合には、農地として登録している場所と、農地以外として登録している場所を知っておかなければなりません。農地でキャンプ場を開設する場合は所轄の農業委員会に用途変更を届け出る必要がありますが、変更してしまうと、その場所ではもう作物を収穫することができなくなります。今回は「農地以外として登録されている場所」だけで開設することにしていますから、農業委員会の担当の方と地図を確認しながら、「この場所なら大丈夫」という場所を選定しました。それがここです。農園を開いてかれこれ40年、主に資材置き場として使われていた場所です。40年間ほったらかしでしたから、まずはここの整地に着手しました。掘ってみたらこんな感じでした。かつて作業場の扉だった鉄骨が!整地と言っても、ユンボなどの機械は使えません。山上で大きな音を出すと近隣の農家さんに迷惑をかけてしまうことになりますし、何より、農園のほかの場所を傷つけては大変です。手作業で、鍬とシャベルを使いました。1月にはざっくり整地を終え、トレーラーハウスの設置場所を平らに。和歌山といえども標高500メートル。時には日中でも氷点下のままで、雪も積もります。その後は、ウッドデッキを張る場所を平らにしていきます。地面をならして水平器を置いて確認、の繰り返し。それでも2月には作業を終えられました。2月後半、暖かくなる日も増えてきたので、天候を見て一気にウッドデッキの骨組みを組み立てます。今回は5×5.8メートルのデッキなので、根太部分を頑丈にしました。3月上旬には天板も張り終えました。これでも大丈夫なのですが、山上は劣化が早そうなので、考えた結果、この上にもう一層板を張ります。その作業が来週いっぱい。山桜が咲く頃には、ウッドデッキが完成します。