2022/06/09 19:04

皆さんこんにちは。

花岡春菜です。


プロジェクトが開始され一週間が経ちました。

支援していただいた53名の皆さま、本当にありがとうございます。


なんとか、なんとか、SNSを通じて37%まで伸びる事ができました

どうしたら興味を持ってもらえるのか、

どうやったら多くの人に見てもらえるのか、

SNSで何度告知をしても、ほかに何が書けるのだろうか、

半ばネタ切れみたいになってしまっていましたが、

「いや待てよ、活動報告があるじゃないか!」という事で

本日は活動報告を書いています。


前回45万設定だったのに、なんで今回100万なんだ?!と思う方もいらっしゃるかもしれないと思い、今回の費用の内訳を書かせていただこうと思います。

まず、前回のプロジェクトの際は手数料が安かった…手数料10%(+税)でした。

今回の手数料は17%(+税)。

つまり100万集まったら、約82万が残高になります。


そして約82万のうち、印刷費が40万ほど、発送代で15万ほど。

1.5万/1hのスタジオを半日程度借りて、

モデルさんへのギャランティで5万、衣装で1万(?)、お花等の小道具で2,3万。

めっちゃギリギリじゃん

という感じで、今回はロケーションや製本方法にも力を入れたいなと考えているので

100万でかなりギリギリなこと、ご了承いただければ幸いです…。



今日は先輩の写真家さんと色々お話させてもらってました。

私はこれまで、「女の子を可愛く撮ってあげなきゃ」という意識が物凄く強い中で、ポートレートを撮影してきました。

それはきっと、自分自身が昔、『可愛い』に囚われていた女の子だったからだと思います。

実際に「この角度では写りたくない」と言うモデルさんもいらっしゃいますし、

「花岡さんの写真はどの角度も不細工に写らない」と言ってもらえる事もあります。


それはとっても嬉しいことです、私が『可愛くなりたかった』からこそ、

撮影させてもらうモデルさんに喜んでもらえる事は、とても嬉しい。

でも少し前にあったんです。『可愛く撮る事が嫌になる時期』が。

今思うと、あの時の自分をもっと大事にしてあげればよかった

あの時の自分を信じてあげればよかった

そう思います。

私は今でもこうして写真を撮っていますが、自分自身の中で割り切られてしまった感情があります。


『可愛く撮るのが嫌だ』という感情です。


今の私は、写ってくれる人が美しければなんでもいい、それでいい、それがいい

そんな風に思っていますし、それが私のアイデンティティだとも思っていました。

自信が無かったんです、綺麗に撮らないと、誰も写ってくれなくなるって。

強迫観念にも似ていました、いえ、きっとそうなのだと思います。

『可愛く撮るのが嫌だ』と表現している自分自身の心に蓋をして、撮影しているうちに、本当に、『それ』が無くなっちゃったみたいになっていました。

今、私のその気持ちは小さく小さくなって、心の奥底に仕舞われています。

多分そのままでも生きていけると思うし、私がそうやって生きてきたからこそ周りに寄って来てくれたモデルさんもいると思うんです。

だから怖いんです、私が私の心を育てる事が。

人のため、モデルさんのために、今まで『綺麗』を追求して撮影してきました。

でも先輩と話して気付いたんです、『私、表現者になりたかった』と。


なのでごめんなさい。

これは私の我儘なのですが


私は表現したいという自分の気持ちを見捨てて、今まで写真を撮ってきました。

こんな事を言ったらモデルさんも居なくなってしまうかもしれない、

今までの写真が好きで見てくれていた人が居なくなってしまうかもしれない

それがとても怖いのですが


私は私の表現がしたいです。


今回、今までの写真と大幅に変わるかもしれないし、変わらないかもしれない

これは私自身の挑戦なのですが

私の作風が変わってしまったら、ごめんなさい。


私のやりたい事、もう随分小さくなってしまって

ぱっと見、見当たりすらしないですが

私がやりたい私の表現を、育ててあげたいなって、思います。


人の評価とか、人の視線とか、

全部忘れて、写真が撮りたいです。


今の気持ちです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

『期待外れ』になる事がすごく怖いです、書いている今も

無理かもしれないけど、今は自分のこの気持ちに正直になりたいと思って

つらつらと書いています。


期待外れになってしまったらごめんなさい。

でも私は撮りたいです。


それでは。


花岡