一瞬で人見知りをなくす
Ayaki:3つ目がパフォーマンス。歌なんだけど、なりきってやってみる。
Miyuki:物まねとは違うの?
A:ものまねでもいい。その人自身になっているっていう状態になっていればいいから、実際に似ていなくてもいいんだよね。
M:めっちゃいい、めっちゃいい。それいい。
A:ある職業でもいいわけ。その職業の人だっていう。あこがれの人だったり、あこがれの何かみたいに、そういう人だっていう感じでやると楽しいっていうか、すごく気持ちがいいから。
M:やったことないなあ。友達とカラオケとかだったらできるけどね、知らない人の前でそこまで、はじけられないわ。でも、やってみたいな、それも。
A:はじけるっていうのもいいんだけど、いつもの自分とは違うような人になるっていうこと。
スイッチをパチって入れれば、人見知りは人見知りでもいいわけで、性格としては。
人見知りを変えなさいっていうことじゃなくて、人見知りだと仕事で困るとか、コミュニケーションでうまくいかないとかっていうのが多分あると思うから。例えば、プレゼンするときとかには何かしゃべらないといけないから、その時にはスイッチを入れてやる。そういうように、スイッチを入れ替えるようなことができれば、それがなりきるっていうこと。違う職業のことをポンとやれるとか。部分的な場面でパチってできればいいよね。自分はそれをやったのね、学校で先生をやっているときに。
M:先生スイッチを入れるの?
Ayaki:教室に入った時に、パチって変えて、「はあい」とか言って「どうも」とかって始めたりとか・・・。
Miyuki:ずっとそれで通すの?
A:例えば、目の前に小学校1年生の子がいるとすると、自然とスイッチを入れ替えなければコミュニケーションが取れないでしょ?
M:そうなの? わかんない。
A:言葉も変えなきゃいけないし、目線も変えなきゃいけないし。
M:わかんない。自分も子供だから。
A:自分の場合は仕事がそうだったから、切り替えていくから、1年生の子にしゃべっていて、次の 時間に6年生のところに行ったら、話し方を変えるわけじゃんね。1年生の子には「ああ、そうなんだぁ」とか言ってて、そのまま6年生に言ったら「子ども扱いしないで。」ってなるから。
自分の場合は、仕事をやる上で、そうしないとうまくいかないから切り替えたんだけど、大人でもあると思うんだよね。自分の本来のままだとやりづらいことがあると思うんだよね。
M:あるあるある。じゃあ、スイッチオンの練習ってこと?
Miyuki:めっちゃいいなあ。めっちゃいいなぁ。めっちゃいいやん。
Ayaki:人が恥ずかしいなって思うようなことでも、スイッチを入れ替えてしまえばできるから、ステージとか出て行って、マイクもってなんかしゃべるとかもできるようになる。
M:やりたい!めっちゃやりたい。それ練習したい。超苦手やわ。こんなにおしゃべりでペラペラしゃべっているのにさ、ピッていう場面になったら、ああ~ってなっちゃう。
A:自分がやってきたらすごく楽しかったから。
M:それが楽しめるっていいなぁ。
A:野外音楽堂が近くにあるんだけど・・・。
M:野外音楽堂? 野外ステージってこと? 音響もあるの?
A:音響はないんだけど、人が座れるようになっているんだよね、外だけど。すり鉢状になっていて、ステージがあって、段が上の方まで見れるようになっているところがあるんだけど。
自分が行っているボーカルのスクールがあるんだけど、ケーブルテレビのオーデションみたいなのをやるっていうからそこで、賞を取ったらケーブルテレビに出て何かやれるっていうから。
別に出る気はなかったけど、それにはエントリーしようっていうことになって、そこのスクールに来ている全然知らない子と二人で組んで、デュエットでボックスで練習して当日二人でそこの音楽堂で歌って。
M:緊張しないの?
Ayaki:緊張? 緊張はするね。いやではないよね。
Miyuki:でもちょっとわくわく?
A:そうだね。
M:そうだねって、なんかしっくりきてないね(笑)。アドレナリンだね。
A:緊張しないわけじゃないんだけど。普通は緊張するよ。緊張するけど、でもいやだっていうわけではないんだよね。じゃあ出ない?っていうわけではない。
M:やりたくないわけじゃないものね。
A:ステージに出る前は、二人で「次だよね。」って言ったり、ドキドキだったり、のどが渇いたりとか。でも歌っている最中はすごく気持ちいい。
M:すごい、マジ? 声とか震えないの?
A:別に…。全然。
M:それ凄いわ、さすが!
A:慣れてくると、人がいっぱいいるとか関係なくなってくるから。
M:まじやばいな、それやばいな。
なんか、どんな時でもちゃんとスイッチオンにしたりとか、自分をパフォーマンスできるようにめっちゃなりたいです!