屋久島ヴィータキッチン 小林恵です。
ご支援いただきありがとうございます。クラウドファンディングの事を始める予定だと友人に話した時、「これまでの経験は、資金集めが終わったら音沙汰無しなのよね!」と聞きました。少ししつこいかもしれませんが、音沙汰なしにはしたくありませんのでお付き合いくださいませ。
<活動報告>
これまでの報告はこちらからご覧いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/582276/activities#menu
裏側その②~~~「スープのお水肝心だよね!」
鹿肉屋さんの叫びから、鹿肉スープの試作が始まりました。
“水と空気が美味しいことで有名な屋久島“ 水道の水もびっくりするほど美味しいのです。「縄文水」という名前のペットボトルも売られています。
ふと、「美味しい水はからだに良い水なの?」と疑問がわきました。
ワイン好きで飲み友達でもあるお水の博士、温泉水「ルルド」でも有名な吉田アイエム研究所の吉田社長にお電話して「お水の事教えてください。飲んでないときに真面目に聞きたいんです。」と相談しました。
屋久島の水は緑あふれる原生林に降った雨が花崗岩によってろ過され、樹齢7000年を超える巨大な屋久杉などの森を育んできました。屋久島宮之浦岳流水は「日本名水百選」にも選ばれています。「縄文水」は60mの深井戸から汲み上げたもの。
一方温泉水「ルルド」は地下1002mから湧き出す水。雨が降り地中深く染み込む水はおよそ1mに、1年かかるのだそうで、1002mということはおよそ1000年かけて岩盤に染み込んだミネラル豊富な水が汲み上げられるのです。
カルシウムやマグネシウムなどミネラル微量元素の数値の違いはあきらかでした。
吉田社長のお話はこんな簡単な話ではなかったのですが、専門的過ぎて、何回聞いても私にはうまくお伝えすることができません。が、ワンちゃん用のスープに塩分を使いたくなかったので、塩に含まれているミネラル分が豊富だということが決め手になり、屋久島の水ではなく、温泉水「ルルド」を使って作ることに決めました。
実際お茶を入れても、料理を作っても、素材の引き出し方が全く違い濃いスープになるのです。パパイヤの酵素も相まって、お肉はホロホロに柔らかくなります。
屋久島のイメージより、成分を大切にしました。大事な家族であるワンちゃんに少しでも良いものを与えたいから。 次回はクッキーのお話です。 (続く)