こんにちは。N CROSS代表の内田です。まだ5月に入ったばかりというのに最近暑いですね。白はすべての色の中で最も熱を反射し、蓄えにくい色です。前回は光と色の関係について説明しましたが今回は熱についてご説明致します。(前回投稿)INVISIBLE TEEはなぜ透けないのか・白色による熱を蓄えにくい性質・肌接触面積が少ないことによる風通しの良さ・吸放湿機能のある生地機能面についての詳細は当プロジェクトの本文をご覧ください↓【透けない透明感】白Tシャツブランド「N CROSS」デビュー1作目を先行販売これらによってINVISIBLETEEは一般的な白Tシャツよりも更に涼しくサラッと着ることができます。また、一般的な白Tシャツ1枚だけだとなかなかコーディネートに華が出ません。一歩サイズ感を間違えると下着のようにも見えてしまいます。 INVISIBLE TEEは内側に特徴的なバイカラーを取り入れていますので一見シンプルだけどシンプル過ぎない1枚で完結できるアイテムとなっております。
こんにちは。N CROSS代表の内田です。今回はタイトルにもある通りINVISIBLE TEEはなぜ透けないのかということに着目して書いていきます。今回も1分くらいでサクッと読める内容になっております。◆裏地のこだわり図1『そもそもなぜ白色は透けるのか』それは白という色はすべての色の中で最も明度の高い色だからです。白って200色あんねん最も明度が高いということは、それだけ光を通しやすいということになるので下着や肌が透けるわけです。逆に最も明度の低い黒色は光を吸収して通さないので透ける心配は一切無いです。図1は色相環に明度比較をプラスしたものです。美術の授業で1度は見たことあると思います。向かい合った色はそれぞれ対称関係にあり、外側に行くほど明度が低くなります。この図から見ると我々人間の肌の色は赤と黄の間、オレンジ系に属します。その中でも日本人の平均的な肌の色に近いと思われるのは内側から2番目です。当ブランドのINVISIBLE TEEで使用している裏地は図1の中の最も外側よりもさらに外側に位置するくらい明度の低い色です。また、オレンジ系とは対称関係になる青系の色を使っているため、肌の色と補完関係になり光を通すことはほぼ無いに等しいです。図2表生地が光を通しても、その内側で肌より明度の低い裏地がしっかりと光を吸収するため、肌が透けることはありません。商品名の「INVISIBLE」には見えない、隠れるといった意味があります。内側の肌や下着が外から見えない、安心して着ることのできる白TシャツそれがN CROSSのINVISIBLE TEEです。
こんにちは。N CROSS代表の内田です。今回は各パーツへの説明をさせていただきます。2分ほどで読めるように短くまとめましたので隙間時間にサクッとお読みいただければと思います。スリットへのこだわりINVISIBLE TEEは着丈がMサイズで77cm、Lサイズで80cmとかなり大きめに作られているのでスリットも11cmと一般的なTシャツより大きめに作りました。大きなスリットはポケットへのアクセスがしやすく、オーバーサイズなのに軽やかな印象を与えます。また、Tシャツ自体をオーバーサイズの緩やかなシルエットにすることによって肌への接触面積が少なくなるため、コストをかけてたっぷりと生地を使っているにもかかわらず風通しが良く涼しく着ることができます。スリット部には当ブランドのテープロゴを縫い合わせました。N CROSSのコンセプトであるN(布)をCROSS(重ねる)ことによって新たな可能性を創造するということを表現すべく素敵な布をまとめるプレゼント用の包装リボンをイメージしてあしらいました。 ピスネームへのこだわりハイブランドで使用されるTシャツの生地には程よくツヤがあり、着た時の肌馴染みの良さやドレープがきれいに表現されるものが多いですが、そういった生地は基本的に透けます。柔らかく上質な生地だからこそインナーを着ると下着ラインがくっきりと浮き出てしまいます。1枚で着ることが多いTシャツにこそ、本来はフォーマルアイテムのように裏地が必要です。高級生地を使うなら尚更です。袖口のピスネームには2種類の生地を1点にまとめるという意味合いを持たせています。ふんわりもっちりトロトロの着心地は実際に着た人にしか味わうことができません。
こんにちは。N CROSS代表の内田です。本日は黒に込められた想いについて説明していきたいと思います。INVISIBLE TEEはBLUEとBLACKの2色展開です。何故この2色展開なのか、当ブランドなりの理由がございます。※青色については前回の投稿をご覧ください。 今回も1分ほどで読める内容となっていますのでサクッとお読みいただけたら幸いです。INVISIBLE TEE(BLACK)黒と言うとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。現代の日本では冠婚葬祭などのフォーマルな装いの印象が強いのかもしれません。世界基準では少し違うのですが、日本においてはフォーマルな場ではブラックスーツを着ることが定番となっています。それは日本の伝統衣装である黒紋付のイメージから、黒=礼装 の印象が付いたものと考えられます。ではそもそもなぜ黒紋付が日本では礼装として定着したのか。元々紋付羽織袴は江戸時代の武家の日常着でした。それを後に上層町人が礼服として着用するようになり、現代に引き継がれています。黒色の理由は当時使っていた檳榔子という植物染料に含まれるタンニンが生半可な剣術では通用しないくらいに絹地を強くしたからです。INVISIBLE TEE(BLACK)ではその歴史からインスピレーションを得て、表生地を肌透けから守る意味を込めて裏地を黒色に仕上げました。コーディネートではシンプルに1枚で着ていただいてもいいのですが、同系色のアイテムと合わせることによって上品でシックな雰囲気を楽しむことができます。最後までお読みいただきありがとうございます。次回は各パーツのこだわりについて説明させていただきます。