当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。N CROSS代表の内田です。本日はカラー展開についてのストーリーを説明させていただきます。1分で読める様、短くまとめましたのでお手すきの際に読んでいただければ幸いです。INVISIBLE TEE(BLUE) 裏地に特徴的なコバルトブルー(最も原色に近い青)を使用しました。.青には澄んだ空や水などを連想させることから、安心感や涼しさ、透明感を与える色だと考えられています。西洋では中世以降、絵画の中で聖母マリアが纏う衣に青色が使用されました。当時は衣服に使う染料としての青色は流通していなかったため、貴族階級の人達はこぞって青色の服を求めました。また、絵画の中で使用された青色には聖母マリアへの賛美の意味を込めて、当時金よりも高価な鉱物であるラピスラズリを使用していました。このような名残から、現代においても西洋では青色は最も人気の色となっています。安心感と高級感を兼ね備えた当ブランド「N CROSS」を表現する色として、デビュー1作目のアイテムに使用いたしました。洗練された生地とシルエットにより1枚で高級感とカジュアルさを兼ね備えているのでコーディネートはシンプルに小物を合わせるだけでOKです!最後までお読みいただきありがとうございます。次回はINVISIBLE TEE(BLACK)について説明致します。
こんにちは!N CROSS代表の内田です。初めてのアパレルブランド設立でドキドキしていますが、少しずつ支援者様が集まってくださりとても嬉しい気持ちでいっぱいです。さて本日は当ブランドがスタートした経緯についてお話していきます。最後まで楽しんでいただければ幸いです。---------------------------------------------------------------------------N CROSS設立のストーリー2020年夏、新型コロナウイルスが世界的に大流行し日本国内でも大規模な外出自粛規制、店舗の営業規制が行われました。当時はその影響で、アパレル業界ではおうち時間を快適に過ごしつつオンライン会議にも出席できるようなフォーマルイージーウェアが流行しました。実際に私も何着か購入して愛用していました。しかしこれらはキレイめでありながらも柔らかく伸びの良い素材を使っているため、ストレスフリーに着用できるのですが、それ故に肉眼で見ると肌が透けたり、生地が薄かったりと安っぽく見えてしまうものが多い印象を受けました。外出自粛により店舗ではなくオンラインで購入することがほとんどなのでサイト上では生地の良し悪しは分かりませんでした(だからこそオンライン会議ではそれでも乗り切れました)。しかし本当にそれで良いのかと私は疑問に思いました。本当に良い服を多くの方に着てもらいたい。そんな思いが私の中で湧き上がってきました。では良い服の定義とは何なのか、私なりに調査して考えました。すると以下の条件が思い浮かびました。・トレンドに左右されない・清潔感がある・機能面が優れているそしてこの3点を軸にまず思いついたのは白Tシャツでした。白Tシャツというのはシンプルが故にトレンドに左右されず、清潔感があります。しかし機能面という部分に着目すると数々の課題が押し寄せてきました。それもそのはず、Tシャツというアイテムは基本的に1枚の生地から作られています。生地にはそれぞれ特性があり、速乾性がある代わりに透けやすかったり、透けにくい代わりにゴワついた肌触りだったり、生地ごとにメリットとデメリットは必ず存在します。もしデメリットのない生地があるとするならば、極論ですが世の中のTシャツは全てその生地で作れば良い話です。では生地のメリットのみを活かすにはどうすれば良いのか…?私は1つの答えを見つけました。それはTシャツに裏地を付けるということでした。スーツやベスト等のフォーマルウェアには裏地が付いているものがほとんどです。それはなぜか、簡単に説明すると機能性です。表生地の保護、着用時の静電気軽減、シルエットの維持…etc.現代スーツの原型は、元々貴族が着る非常に高価な衣服であったため、なるべく表地がシワにならないように裏地を付け、裾口や襟元が汚れないように内側にカッターシャツを着るようになりました。ではなぜTシャツには裏地がないのか。一言で表すならそれはカジュアルな服だからです。カジュアルな服だからこそ安い素材を使って大量生産し、コストを下げているのです。安いからこそスーツのように丁寧に扱うこともないし、わざわざ裏地を付けるようなコストをかける必要もないのです。本当にそれで良いのでしょうか? 私の考えはこうです。毎日着るカジュアルな服だからこそコストをかけて質の良いものを着るべき!スーツのように高品質で機能性の高い白Tシャツを作ろう。そう思い、当ブランドを立ち上げました。1枚仕立てのTシャツだと100種類の生地があったら100通りのTシャツしか作れませんが、今回制作したINVISIBLE TEEのように裏地付き2枚仕立てのTシャツであれば同じ100種類の生地から10000通りのTシャツが制作できます。もちろん生地同士の相性はありますが、より良いTシャツを作るために選択肢は多いに越したことはありません。N CROSSというブランド名にはN(布)をCROSS(重ねる)ことによって新たな可能性を創造するという想いが込められています。※日本語と英語がごちゃ混ぜになっている理由はまた後日お話しします。選択肢が多いが故に開発までに3年有しましたが、ようやく納得できる生地の組み合わせができました。柔らかい生地同士を縫い合わせているため縫製が難しいという難点があることから、商品の縫製は信頼のおける日本国内の工場で行っています。本プロジェクトでは1人でも多くの方に着ていただくために高コストハイクオリティなこのTシャツを低価格で先行限定販売しております。