今回のプロジェクトを進めるにあたり、福島の子どもたちの声を届ける活動をされている「KIDS VOICE」さんに相談させていただきました。

「KIDS VOICE」さんが発刊する『福島の子どもたちからの手紙 ほうしゃのうっていつなくなるの？』から子どもたちの声をテキスト形式で掲載することを快諾いただきましたので、一部紹介していきます。

本では、子どもたちの自筆の手紙が掲載されていますので、皆様、是非ご一読いただければと思います。


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「わたしは、何さいまで生きられますか？」

なんでわたしだけ、転校しないといけないんですか、
毎日長そで、長ズボン、マスク、ボウシで
とても暑い日もいっています。外でも遊べません。
まども、去年のようにはあけられません。
わたしのお母さんは、いつも、ニュースを見るか、
パソコンをしています。
わたしは、2学期から転校します。
あと7日間しか、学校にいれません。
とってもいやでとってもかなしいです。
TVでは福島市は安全ですといっているけど、じっさいに、
こうえん会にいくと、いろいろな人があぶないと言っています。
他の県の人達も、福島の子供、わたしたちを福島県からにがそうと、
いろいろなプロジェクトを考えてくれています。
なぜ福島市は、ひなんにならないのですか。


「わたしの夢は去年と全く違います」

・放射線をなくしてほしいです。
・ひなんくいきにしてほしいです。
・平和な国にもどってほしいです。
・長生きしたいです。
・本当にだいじょうぶと思っているのかを知りたいです。
・もう、じしんの国、日本に、げんぱつをなくしてほしいです。
・ひなんしている人を元気づけたいです。
・みんなが自然のえがおでみんなを元気にしたいです。
・日本中のみんなの力を合わせて、ふっこうしたいです。
・放射線がなくなって、外で、犬をかいたいです。
・しゅくはくんれんに今の学校の仲間といきたいです。

福島市　小5
現在は避難先に暮らす。


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僕は、しょう来サッカー日本だい表になりたいです。
でも今の福島では、いっぱい練習できません。
いつになったらほうしゃのうはなくなりますか。
ぼくは、大人になれれますか？
早く外であそびたいです。
家ぞくがはなれてくらすのもいやです。
友だととはなれるのもいやです。
どうか僕たちをたすけてください。

福島市　小3
現在は避難先に暮らす。


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大しんさいで、外で遊べなく友だちとはなれて、
話したり、遊べなくなってとてもかなしいです。
9月から、ガラスバッチをつけて、学校へいって
去年よりもとてもいやな生活です。
学校は、土のいれかえをしたから
だいじょうぶといっているけど、少し心配です。
でも、外で遊べるので、とてもうれしいです。
友だちとはなれているけど、写真を見れば、
いっしょにいたといを思い出せます。
でも、早く友だちにあいたいです。

福島市　小3


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ばあちゃんのとうもろこしがたべたかったです。
はやくおそとであそびたいです。
ほうしゃせんぶしつがなくなるといいです。
はやくおそとでおはなつみしたいです。

福島市　年長