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売却の決まった祖母の家を、映画の中に遺したい。

祖母が他界して一年、祖母の家の売却が決まりました。古き良き昭和の暮らしが刻まれた、築45年の一軒家。子供のときから、ずっとずっと大好きだった家。日本中どこにでもある空き家問題。よくある話かもしれません。でも、なくなってしまうその前に、この美しい家を映画という作品の中に留めておきたいと思いました。

現在の支援総額

558,000

111%

目標金額は500,000円

支援者数

87

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/21に募集を開始し、 87人の支援により 558,000円の資金を集め、 2022/07/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

558,000

111%達成

終了

目標金額500,000

支援者数87

このプロジェクトは、2022/05/21に募集を開始し、 87人の支援により 558,000円の資金を集め、 2022/07/16に募集を終了しました

祖母が他界して一年、祖母の家の売却が決まりました。古き良き昭和の暮らしが刻まれた、築45年の一軒家。子供のときから、ずっとずっと大好きだった家。日本中どこにでもある空き家問題。よくある話かもしれません。でも、なくなってしまうその前に、この美しい家を映画という作品の中に留めておきたいと思いました。

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たくさんのご支援、応援、本当にありがとうございます!

今日は嬉しいご報告をさせてください!!!

このお家の【売却】についてのご報告です。


この家がなくなる。

そう聞いて地団駄を踏んで声をあげて泣いた、その最初の時点では

【家を解体し更地にして、土地として売却する】という話でした。


あの大好きな家がなくなる。

ショックで、でも私が口を出せる筋合いではないことはよくよく分かっていて、

だからせめて作品の中にでもこの家を遺したいとこの短編映画を企画し、

思いの丈を企画書と脚本にこれでもかと書き込んで、

そしたら素晴らしいチームが集まってくれて、

自分ひとりでは難しくなってこうしてCFを起ち上げたら、

こんなにいっぱい応援してもらえて、

今に至ります。


そしたらですね、なんと!!!

【中古物件として売却】を検討してもらえることになったのです!



ちょうど私が恵那にいる日に不動産屋さんが家を見に訪れ、

「ほしいという人が現れる可能性は充分にある」とのこと。


口を挟まないように、と自分を戒めつつも聞き耳を立てていた私、

思わず躍り上がって歓声を上げてしまいましたσ)>ω<*)


古い物件で高い値段をつけられないにしても、

解体にかかる費用を考えたら(なんせこのお家には大きな庭石もありますし)、トントン。


私がこのお家にこんなに執着してしまうように、

この企画に賛同してくださる方がこんなにいらっしゃるように、

このお家が、’’このお家として’’マッチングする可能性は充分ある!



ソワソワと進言していたこの提案が現実的な案として検討してもらえることになって

もうもう、泣きそうなほどに嬉しかった。


そしたらですね!!!!!!!なんとぉっっっっっっ!!!!!!


あっという間に、買い手さんも見つかったそうなのです!!!!

それはもう拍子抜けするくらい、あっという間に。


「え、もう!?」って思いますよね、私も思いましたホントに。


しかも、

「要らないものはこちらで処分しますので家財道具なども現状のままで大丈夫です」

というご要望とのこと!


不動産屋さんが家を見に来た時、実は私、おずおずと口を出してみちゃったんです(結局我慢できなかった(^◇^;))

「あの、家具とかも、置いておいたらこのまま欲しいってなりませんか、、、ね?」

だって、書棚とか箪笥とか食器棚とか、この家にすごく馴染んでいるから。

不動産屋さんの答えは、

「それは難しいですね~」   デスヨネ…。


通常、売却するとなれば家は空っぽにするものなので、

この映画の撮影が終わり次第その処分に当たってくださいとのことだったのです。


それが!

早速問い合わせが来て、まず現状を見てもらったらところ、

「このままで」というお話をいただいて、それからトントン拍子でお話が進んだそうです。



本当に、嬉しかった。

もうあの家に帰ることはできなくなるとしても、

この家が、なくなるわけじゃない。

それだけで。本当に。すごくすごく嬉しい。


今このご報告を書きながら、胸がいっぱいになっています。



『しょうがないんだけど。

でも、しょうがないからって、好きとか寂しいまでなかったことにはならないから』


作中で私の演じた役、侑子が呟くこの台詞。

この台詞が、この映画のスタートでした。

好きと寂しいをなかったことにしないで向き合って、

そこに共鳴してくれる主人公 奏子がいてくれたから、侑子も変わっていける。


そんなお話と、この家の現実の物語が重なったようで。

これはこの映画を決意表明したときのツイート。

好きと寂しいをなかったことにするもんか、って地団駄を踏んで、

全力のお別れをしていたら、

ご縁が、繋がってくれた。


なかったことにしなくて、よかった。


応援してくださった皆様のおかげです。

改めて、心から、お礼を言わせてください。


本当にありがとうございます。

大好きなこの家も、きっと喜んでくれています。


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