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国東半島の美しい海の景観を守り伝えたい!うに・マテ貝の醤油づくりプロジェクト

 大分県国東半島は瀬戸内海の西端の静かな海に囲まれた円い半島。朝陽が昇る「富来浦(とみくうら)」、夕陽が沈む「真玉海岸(またまかいがん)」の海を守る人々や、創業130年を迎える老舗「安永醸造」と共同で、産地だからできる美味しいうに・マテ貝醤油を開発し、美しい里海を未来に継承していきたい!

現在の支援総額

94,000

18%

目標金額は500,000円

支援者数

16

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/17に募集を開始し、 16人の支援により 94,000円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

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国東半島の美しい海の景観を守り伝えたい!うに・マテ貝の醤油づくりプロジェクト

現在の支援総額

94,000

18%達成

終了

目標金額500,000

支援者数16

このプロジェクトは、2022/05/17に募集を開始し、 16人の支援により 94,000円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

 大分県国東半島は瀬戸内海の西端の静かな海に囲まれた円い半島。朝陽が昇る「富来浦(とみくうら)」、夕陽が沈む「真玉海岸(またまかいがん)」の海を守る人々や、創業130年を迎える老舗「安永醸造」と共同で、産地だからできる美味しいうに・マテ貝醤油を開発し、美しい里海を未来に継承していきたい!

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―――   担当者のごあいさつ ――― 

 はじめまして、くにさき半島醤油プロジェクトの松本卓也と申します。普段は大分県豊後高田市で学芸員をしています。豊後高田市は小さな町で、歴史博物館はありませんが、海や山、里や町などの景観が美しく、それらを文化財として保護する仕事をしています。

 小さな町で美しい景観を守っていくというのは非常に大変で、多くの人の助けを必要としています。景観や特産品を活用し、現地で活動されている方の生業を支えることも重要な仕事の1つとなっており、景観を活かす地域づくりから取り組んでいます。
くにさき半島醤油プロジェクト担当・松本卓也(豊後高田市教育委員会文化財室)

―――  プロジェクトを立ち上げた背景 ―――

 今回は、国の登録名勝にもなっている夕陽の名所「真玉海岸」、逆に朝陽観賞の名所となっている「富来浦」の海の幸を使った醤油をつくるプロジェクトを立ち上げました。
 国東市で創業130年の老舗「安永醸造」のできるだけ添加物を使用しない優しい醤油を、地元産だからできる保存料を使っていない美味しいマテ貝・うにと混ぜ合わせ、香り高い特別なマテ醤油・うに醤油を開発しています。

【真玉海岸のマテ貝×醤油】

クリックすると真玉海岸についての詳しい情報をご覧いただけます!

真玉海岸を守る松嵜敏行さん

 国東半島の西側、広大な干潟にできる縞模様に陽光が反射してできる美しい夕景が見られる真玉海岸。"国の登録名勝"、"日本の夕陽百選"、"恋人の聖地"にもなっている未来に残したい海です。
 この海を守っているのが松嵜敏行さん。真玉地区で飲食店を経営しながら、美しい海を見てもらうために、地域の方と一緒に幅2km×奥行き500mの範囲に流れ着く海洋ゴミ等を拾う作業をしています。「遠くから来る海洋ごみは無くならないが、真玉海岸が好きな人と一緒に海を守っていきたい」といつも語っています。
 この美しい真玉海岸で獲れる海の幸がマテ貝(馬刀貝)。北米やスペインなどの地中海の国々ではメジャーな貝ですが、日本では瀬戸内海などの静かな干潟にしか生息しないため、高級食材として知られています。

 松嵜さんは醤油の開発に関して「マテ貝はクセはないが味の強い貝だから、その旨味を感じてもらえる醤油にしたい。」と意気込んでいて、テストを試食した際には料理人の目に切り替わり、「刺身につけるみたいな使い方だけでなく、お吸い物などにも使用できる万能な醤油になりそう」と分析していました。

   


 



 また、産地や生産場所が近いことから、醤油・マテ貝ともにほぼ無添加を追求できることも、今回のプロジェクトの特徴。海の恵みを存分に味わうことができる美味しい醤油になりそうです。
 さらに、マテ貝を獲るために干潟を鍬で掘り返すことは、干潟の環境を守る事にも繋がっています。干潟を掘り返して、人の手で空気を入れてあげないと干潟はすぐに硬くなり、ヘドロと化してしまいます。適度にマテ貝を獲ることは、真玉海岸の環境や生き物を守り、真玉海岸を里海として保全することにも繋がっているのです。

 わたくし松本もプロジェクトを通じて、真玉海岸の美しい夕陽だけではなく、真玉海岸の海を守る活動についても多くの人に知ってもらい、支えてもらいたいと考えています。

【富来浦の畜養うに×醤油】

「大分うにファーム」代表・栗林正秀さん
 約150万年前の噴火でできた国東半島が生んだ奇岩や岩礁が海に並び、金毘羅岩が初日の出の名所となっている富来浦。こちらも地域内外の人から愛されている残したい海です。
 この海を守るためプロジェクトに参画いただいたのは栗林正秀さんと清末拓真さん。栗林さんは、富来漁港のすぐ近くに「大分うにファーム」を立ち上げ、磯焼けの原因となるウニの畜養と環境保護を行っています。

 言わずと知れた高級食材ウニですが、エサである海藻を食い荒らして魚の棲み処を奪う「海の暴れん坊」で、食べ物がなくなったウニの身は痩せて、ウニ自体も全く商品価値のないものとなってしまいます。この負のスパイラルを打開するべく、富来浦で「ウニの陸上畜養 」をはじめたのが栗林さんです。

 畜養には専用の水槽を使い、ノルウェーの国立研究所が開発した配合飼料を元に、国内飼料・食品メーカーや「ウニノミクス」が共同で改良したものを使用しています。昆布の端材を主原料にしており、ホルモンや抗生物質・保存料は使用しないことで、天然のウニにも引けと取らない高品質のウニを畜養しています。
 さらに、畜養のウニは年間を通して出荷できることから、通年での安定出荷を期待されています。国東半島や大分県にとどまらず、最近では台湾など海外にも出荷することがあるという栗林さん。海を守りながら国東半島の産業も盛り上げています。

 醤油の開発に関しては、「醤油をつくる新しいプロジェクトで、地域と一緒に海を守ることができる」と快く協力をしていただき、テストを試食した際には「ウニの味がとても濃くできている。めちゃくちゃ旨い。これなら胸を張って商品化できる。」と話していました。刺身や卵かけご飯などに贅沢をプラスできる美味しい醤油となることを期待しています。

 わたくし松本もプロジェクトを通して、大分うにファームの現場を見て、国東半島漁業全体を守るような画期的な取組にも繋がっていることを感じました。ぜひ、多くの方に取組を知っていただき、力添えをしていただきたいと思っております。

―――  プロジェクト実現までの過程 ―――

【海の食材を老舗・安永醸造の醤油とあわせる】

クリックすると安永醸造のホームページへアクセスできます!

 美しい海で獲れる食材を使った醤油の開発には、フードコーディネーターの弘蔵周子様にご協力いただきました。「国東半島で獲れる物・作る物を使用しているので、産地ならではの食材の良さを活かした醤油を作れる」とプロジェクトをここまで引っ張ってくださいました。
 また、今回醤油をつくるのは国東市武蔵町古市にある創業130年の老舗「安永醸造」。社長の西百恵さんの、地域の食材を使用し、添加物をなるべく使用しない優しい製品は多くの人から支持をされています。伝統的な製法によって味噌・醤油づくりに取り組み、かぼす果汁やおかず味噌などの加工品も手掛けています。

 マテ貝醤油の方にはマテ貝を蒸した出汁を、うに醤油の方には塩で揉んだウニの身を、それぞれの海からいただき、醤油と混ぜ合わせます。
 マテ貝醤油にはしっかりとマテ貝の旨味が伝わっており、かつ、エグみの少なく上品な味わいに、うに醤油も濃厚なウニの味と香りがして、すごく高級感がある仕上がりになっていました。
 どちらも「海と醤油の産地が近くて、加工にも添加物をなるべく使用していない」ことが、国東半島の海の幸の香りをそのまま伝えてくれていると感じました。マテ貝醤油・うに醤油を通して、多くの人に国東半島の海の魅力も伝えられる、とっても美味しい醤油ができたと思っています。
数パターン制作された試作品プロジェクトの会議の様子
完成した「うに醤油」・「マテ貝醤油」

―――  このプロジェクトで実現したいこと ―――

 くにさき醤油プロジェクトで実現したいことは、

   ①国東半島の美しい海の景観とそれを守る取組を多くの人に支えてもらうため、
    海の幸を使った美味しい醤油を作り上げること

   ②美味しい醤油を通じて、国東半島の美しい海の景観とそれを守る取組を
    より多くの人に知ってもらうこと

   ③国東半島の美しい海・里海の景観が、暮らしと共に未来に継承されること


 国東半島の美しい海の景観が、遠い未来にも多くの人に愛され、残されていくことを願っています。

―――  目標金額50万円の使い道 ―――

 ご支援いただいた資金は、クラウドファンディング手数料を差し引いた金額から、返礼品の準備費用(送料含む)、醤油販売に際するPR費用(テスターの制作、物産展への参加費用など)、今後の商品開発費用の一部として使用させていただきます。

  ≪マテ貝醤油≫
   ・名     称:国東半島マテ貝醤油
   ・原 材 料 名:マテ貝エキス(大分県豊後高田市産マテ貝)、
            アミノ酸液(大豆を含む)、清酒(国内製造)、
            醤油(小麦・大豆を含む)、水飴、椎茸粉末
   ・内  容  量:100 ml
   ・製  造  者:安永醸造有限会社(国東半島かね松)
   ・賞 味 期 限:1年程度


  ≪うに醤油≫
   ・名     称:国東半島うに醤油
   ・原 材 料 名:アミノ酸液(大豆を含む)(国内製造)、
            塩漬うに(大分県国東市産うに、食塩)、
            醤油(小麦・大豆を含む)、水飴、椎茸粉末
   ・内  容  量:100 ml
   ・製  造  者:安永醸造有限会社(国東半島かね松)
   ・賞 味 期 限:1年程度


 ■特定商取引法に関する記載

  ●販売事業者名:六郷満山日本遺産推進協議会
  ●事業者の住所/所在地:〒872-1101 大分県豊後高田市中真玉2144-12
  ●事業者の電話番号:0978-53-5112
  ●送     料:送料込み
  ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、
           共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご覧ください。


―――  リターンについて ―――

 リターンには、開発が完了し販売する醤油に加えて、今回の醤油をより楽しんでもらうため、国東半島の特産品をセットにしたコースもご準備いたします。

 リターン①は六郷満山日本遺産推進協議会、②~⑤は安永醸造から配送させていただきます。

  ①真玉海岸 & 富来浦 ポストカード  1,000円

  ②マテ貝醤油 + うに醤油 セット   5,000円

  ③うに醤油 + マテ貝醤油 + 安永醸造おすすめ味噌 セット  7,000円

  ④うに醤油 + マテ貝醤油 + 安永醸造あまざけ セット    7,000円

  ⑤マテ貝醤油(3本) + うに醤油(3本) セット      12,000円


―――   最後に(皆様へのメッセージ) ―――

 国東半島の美しい海の景観を守るため、里海と生きる地元の人々を応援するために立ち上げた【くにさき半島醤油プロジェクト】。
 結果として、海の香りが感じられる美味しい醤油ができまして、商品としての今後の展開も非常に楽しみになりました。

 今回開発したマテ貝・うに醤油が、国東半島の海を守る取組を応援するキッカケになってくれると嬉しく思います。
 皆様のご支援をよろしくお願いいたします。


―――   募集方式について ――― 

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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