震災時、ぽっかり空いた蔵の壁も、すっかり工事が進み、今日は足場がかかっていました。板でふさいでいたところに、防火用の天窓が付きます。そのための足場が組まれていました。機械はほぼ搬入が終わり、徐々に工事が進んでいます。ビールタンクに見えるステンレスタンクは4基、1基2000Lまで入ります。なんとなくロケットみたいですね。耐圧、温度調整できるタンクです。清酒を発酵、貯蔵の両方で使用します。このほかにチラータンクと水タンクの+4基入っています。大きなプレハブ冷蔵庫に見えるのは、糀室です。ここは衛生管理も含めて、伝統的ですが、現代風の糀室です。中は宇宙船の中みたい!甑(米を蒸かす釜)は、まだビニールに包まれたままです。圧搾機(お酒を搾る機械)は2台あります。伝統的な船を使用します。このように配置し、それを冷蔵パネルで囲みました。お酒は温度が命とお聞きしています。長い時間圧搾にかけるので、それに合わせて温度も上がらないで美味しい状態で圧搾します。今はこんな感じです。冷蔵庫だらけですね。そして入口工事・・・・実は機械を入れるにあたり、蔵の入り口が狭く、また防火地域ですのでリニューアル工事の際は、鉄の扉にしなくてはならないそうです。それで扉がつくまでブルーシートで囲われています。皆様に後押しされて、徐々に酒蔵が完成してきております。また、途中でご報告しますね。