秋晴れの世嬉の一。愛心幼稚園のもち米田んぼは、すくすくと育ち、稲刈り前にすずめから園児たちの稲を守ることに一生懸命です。鈴虫の声も聞こえ始め、岩手はすっかり秋が始まっております。蔵でも秋の装いが始まりました。今年も純米吟醸の「ひやおろし」が発売されました。ひやおろしとは、日本酒では、発酵を止め、雑菌を殺し、香味を保つため、「火入れ」という低温加熱殺菌を行います。通常は2回、貯蔵する前に1度、さらに出荷直前に1度行われます。<ひやおろし>は、この2度目の「火入れ」をせず出荷されます。1度目の貯蔵前に「火入れ」するのは安定して熟成させるため。 冷蔵技術が発達した現在では、「火入れ」をしない生のまま低温貯蔵することが可能ですが、それでは熟成が進まず、秋口に熟成の旨味は出てきません。 2度目の「火入れ」をしないのは、熟成による風味をそのままお届けするため。 熟成中に出てきたお酒本来の香りや、馴染んだ味わいが過熱によって壊されず、そのまま楽しむことができます。お酒本来の香味が生きる蔵出し風味、それがひやおろしです。画像キャプションそして、コロナで旅行ができなくなった方も多いので、中尊寺の紅葉をイメージして、一昨年より、落ち葉のボトルで販売しております。画像キャプション画像キャプション三浦杜氏も飲んでみて自信のある「ひやおろし」になりました。秋限定の「ひやおろし」 9月1日より出荷開始です。円熟した旨みの美味しい秋限定のお酒です。ただ、すみません、あまり量がなく限定240本で発売します!お早めにどうぞ!ご注文はこちら今日も世嬉の一は、季節商品を生み出し元気に営業しております。--PR---ひやおろし発売開始!