こんにちは。横山です。
お正月休みを利用してかねてより作りたかった「神さまキャラクター」のLINEスタンプを2パターン製作しました。
第1弾は前回の活動紹介でお知らせした「神話エピソード」を盛り込んだLINEスタンプ。
第2弾はたくさんいらっしゃる八百万の神様をイメージした「神様」のLINEスタンプ。
https://line.me/S/shop/sticker/author/677224
こちらからお求めできます。
神様や神話を知る機会になればとても嬉しいし、こういうことに関係なく普通に楽しんでいただけたら嬉しいし、後に神様に興味を持った時に繋がるヒントになったらより嬉しいです。
今回は第2弾の「神さま『やおよろず』スタンプ」のイラストを紹介させていただきます。ただ、40種類もあるので、何回かに分けて投稿します。
(順番はちょこっと意識しましたが、特に意味がありません)
天照大御神(アマテラスオオミカミ)
高天原を統治する太陽を司る神様。日本神話において主神、最高神とされる。天皇家の祖神とされています。日本の神社の中でも「別格の聖域」伊勢神宮内宮に祀られています。(外宮は倉稲魂大神)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
お稲荷様の神様と言えばウカノミタマノミコト。五穀豊穣を司り、食物をもたらす神様。お稲荷様を信仰した商人が成功をおさめたことから商売繁盛の神としても崇敬されている。
伊弉諾尊&伊弉冉尊(イザナギノミコト&イザナミノミコト)
日本の大陸を生み出したとされる夫婦神。その後、たくさんの神様を生み出す。夫婦和合、国土開発の神様。
軻遇突智命(かぐつちのみこと)
火を司る神様。カグツチが生まれたことで火傷を負い、黄泉の国へ行ってしまったイザナミ。イザナミとの別れのショックからカグツチはイザナギに斬り殺されてしまう。
綿津見神(わたつみのかみ)
海の神様。イザナギが黄泉の国から逃げて帰ってきた後、禊をした時に生まれる(底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神、の三神)。海幸彦と仲違いした山幸彦がワタツミの宮殿にやってきて、山幸彦に海幸彦への仕返しを指南する。
月読命(ツクヨミノミコト)
イザナギが黄泉の国から戻り、禊をした際、アマテラス、スサノオと共に生まれた神様。夜の世界を司る神様。
思兼神(おもいかねのかみ)
高天原(たかまがはら)から葦原中国(あしはらのなかつくに)、高千穂に降り立った天孫降臨メンバーの一柱。智恵の神とされ、アマテラスが岩戸に隠れた際も知恵を絞り策を練る役割を担った。
大国主神(おおくにぬしのかみ)
八十神(やそがみ、大国主の兄のこと)たちの試練、スサノオの試練を乗り越え、晴れて葦原中国を平定した神さま。大国様と同一神とされている。葦原中国を天つ神に譲ってから出雲の国で過ごしています。
少彦名命(スクナヒコナノミコト)
大国主と葦原中国を作り上げた神様。造化三神(日本の最初に登場した神様)のうちの神皇産霊尊(かみむすびのみこと)の子ども。五穀豊穣、医療、酒作りに精通するスペックの高い神様。おとぎ話の「一寸法師」のモデルにもなっている小さな神様。
天手力男神(あめのたぢからおのかみ)
岩戸に籠ってしまったアマテラスを引き出す際に重たい岩戸をこじ開けた力強い神様。
宗方三女神(むなかたさんじょしん)
姉アマテラスがいる高天原に向かうスサノオに対して攻撃するのでは、と嫌悪感を表す天照に、決して攻撃はしないと誓った時に生まれた神さま。絶世の美女とされ、商売繁盛、芸能、金運、勝負、豊漁、交通安全、五穀豊穣、海の神として信仰されている。
・多紀理毘賣命(たぎりひめのみこと)
・市杵島毘賣命(いちきしまひめのみこと)
・多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)
※余談ですが、このコピーも当初は「女子力アップ」にしようかとも思ったのですが、そうなると男性の方に使っていただけない、、、と思い変更したのでした。
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
高天原から高千穂に降り立った天孫降臨メンバーの一柱。祝詞(のりと:神道の祭祀において神に対して唱える言葉)を司る神様。アマテラスの岩戸隠れでは占いを駆使してアマテラスを導き出す方法を見つける。
高龗神(たかおかみのかみ)
雨を司る神様。日照りが続いた時に雨をもたらし、雨が続いた時に晴天をもたらす神様。
天宇受売命(あめのうずめのみこと)
高天原から高千穂に降り立った天孫降臨メンバーの一柱。葦原中国に立つサルタヒコに声をかけ、その後結婚する。アマテラスの岩戸隠れでは舞で誘き出すことに成功させる。芸能、スポーツの神様。
猿田彦命(さるたひこのみこと)
アマテラスの孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)をはじめとする天孫降臨メンバーの道案内をした神様。導きを司る神様。
※道案内=ついておいで=Follow Me、となりました。(前回の「神さまスタンプ」と内容が被らないようにしました)
国常立尊(くにとこたちのみこと)
日本書紀において最初に登場する神様。国土に永久に立つ、という意味を持つ、国土の中心神ともいわれている。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
日本全国を練り歩き、たくさんの伝説を残し、各地方の豪族と闘い名を挙げた武勇の神様。日本全国の神社に祀られ、ヤマトタケルの伝説と共に祈りの足跡を追うことができます。
木花咲耶姫命(コノハナノサクヤヒメノミコト)
山の神様、オオヤマツミの娘。火山の守り神。富士山の神霊。桜の花が咲くように美しく潔い神様。全国の浅間神社に祀られています。
石長比売命(いわながひめのみこと)
木花咲耶姫の姉。絶世の美女と言われた妹とは違い、姉の石長比売命は見た目が良くなかったようで、父のオオヤマツミが木花咲耶姫と共に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと、アマテラスの孫)の元へ嫁がせようと試みるが、瓊瓊杵尊から断られてしまう。このことからそれまで永遠に続いていた命に寿命が設けられることとなる。不老長寿の神様。
大山祇命(おおやまつみのみこと)
山の神様。山は数々の恵みをもたらすことから、恵みの神として金運や商売に繋げられる。 また娘のコノハナノサクヤヒメが結婚をした際、宴で酒を振る舞ったことから酒造の神という面も持つ。 雄大なイメージから軍神としても崇められる。
後編に続きます。