5:00に出発。女将さんが見送ってくれる。『どうぞお気をつけていってらっしゃいませ』と手を合わせて、深く深く頭を下げてくださり、なんだか涙がでちゃった。終始、とても丁寧で、心のこもった素敵なおもてなしをしてくださり、あーぼんもこんな人になりたいと思うし、こんなマクラメを編もうと思った。丁寧にひとつひとつ、マクラメを身に着けてくれる人の事を想い、真心込めて編もう。宿出て5分くらいで、雨が降り出した。急いでバックカバーをかぶせ、カッパを着る。その後15分くらい歩いてから、宿に忘れ物したことに気づく。往復30分のロスになるし、雨も強いし迷ったけど、取りに帰る。トイレ入る時に外した輪袈裟を忘れちゃってました。今日は50kmの距離を歩く。途中、コーヒーのお接待をいただく。冷えた身体を温めてくれた。このおじいさん、3年前もお接待してくださり、なんとなく覚えてると言われ嬉しかった。その後も、雨は激しくふりカッパの中までびっしょり。昼前に道の駅でカップ麺を食べ温まる。久しぶりに両親と電話をし元気でる。その後、スコールのような雨の中をひたすら歩く。足はふやけ、痛い。マメが酷くなりそうで恐い。何度も、もう歩けない、もう無理だと思いながらも、休憩とりつつ、16:00頃に、やっと宿に着いた。サーファーの宿で、だいぶびっしょりだったけど、女将さん対応してくれ、部屋も畳じゃない、水と砂に強そうなマットの部屋だった。ありがたい!すぐにバックの中身を広げ乾かす。バックの底と上に入ってたものはびっしょり。マクラメや納経帳などはしっかりと防水シートに包んでたので無事だった。お風呂に入り、牛丼特盛りを食べ、やっと落ち着く。長い1日だった。良く耐えた。コーヒーを淹れ、マクラメを編む。24:00すぎに寝落ち。カップ麺長袖シャツ480円牛丼特盛770円民宿中村3500円